麻雀記@かずっち

かずっち@天鳳(twitterID:kazucchi4465)が麻雀について思った事、考えた事を書くブログ。

安定段位の「安定度」

特殊なpt配分である天鳳では、実力指標として安定段位というものが使われる。
安定段位という考え方そのものは、天鳳においてはかなり素晴らしいものだと思う。

では、その安定段位は、ある試合数でどの程度の誤差を持つのだろうか?
シミュレーションしてみた。

条件は、
1、鳳凰卓のpt配分とする。
2、各順位率は25%ずつとする(安定7段)
3、試行回数はそれぞれ100万回ずつである
という元でシミュレーションしグラフにしてみた。


まずは500試合と1000試合時の安定段位の分布図を示す。
安定段位_28272_image003
安定段位_28272_image001


各目盛りは0.2段刻みである。
グラフの形が悪いのは、試行回数が少ないからだろうと思われる。
これを見ると、500試合や1000試合でも結構ばらついている感が有る


次は、500試合、1000試合のそれぞれについて累積分布を取ってみた。
安定段位_28272_image001
安定段位_31525_image003

 
これらは「ある値以下の安定段位が記録される確率」のを意味する。

これらを見ても、やっぱりばらつきが多いのが分かる。
例えば500試合の方では、 安定段位6段を切る確率が約15%もあり、また5.5段を下回る確率も約5%ある。
同じく上側にもばらつきが大きく、8段を越える確率が約17%、9段を越える確率も約3%ほどある
1000試合では500試合よりは多少落ち着いているが、それでも6段を下回る確率が 7%程度は有るし、8段を上回る確率は10%近くある

つまり、安定段位という指標を使った場合、500試合や1000試合では真の実力から乖離していると考えられる数値が出てしまう事が結構あると言える
1段の差といえば結構大きいように思うが、実力±1段に収まる確率は500試合で約73%、1000試合でも約87%しかなかった


う~ん、安定段位は素晴らしい指標だとは思うけど、これそのものが安定していないというね・・・
いや、安定段位が悪いというよりも、麻雀の運ゲー度が悪いんだけど。
数百~千試合単位での不調というものが存在するのがまた示されてしまった。
月に100半荘といえば、 鬼打ち勢じゃなければ結構頑張っていると思う。
それでも一年通して打っても10%ぐらいの確率で実力±1段から外れてしまうなんて恐ろしい・・・
とことん報われないゲームだなぁ・゚・(ノД`;)・゚・

門前派論考 その2

ここのところずっと不眠症で、夜寝てもこんな時間(現在深夜2:50)に目が覚めて朝を迎えてしまう日々が続いてる。
学校も始まったし、これだと辛いんだよなぁ・・・
まぁ今日は愚痴ってもしょうがないし、更新することにするか。 


さて、前回に引き続き門前派について。

門前派と一口に言っても、大きく
門前手役派
門前スピード派
の二つに分けられると思う。

「門前派」というと前者の手役派をイメージしがちなように思う
恐らくだけど、「鳴き派」 というのが生まれたのは最近で、昔は門前主体が普通だったと同時に、その当時は手役作りが重視されていたからだろう。
まぁいわゆる「昭和の麻雀」と言われるやつで、今でもこういう人はフリーには多いと思う(それ即ち強いか弱いかはとりあえず置いておく)。 

しかし、フリーで打つ事を考えた場合、むしろ有利になるとしたら「門前スピード派」なのではないだろうか?
というのも、ご祝儀を稼ぐ事を考えた場合、より多くのリーチ和了をする必要があるからだ。
門前でごちゃごちゃ手役を作ってダマ満貫、なんてチップを稼げないので門前で作る意味が無くて、むしろ赤を絡めて牌効率全開で最速リーチを打ちに行く事を目指す方がフリーでは効率的なはず。

赤ドラ・裏ドラもあり、門前リーチを目指せば比較的容易に満貫までは行ってしまうのが現代のルールなので、チップだけでなく打点を稼ぐ場合もスピード派の方が有利だろう(これは現代ルールで鳴き派が有利であると言われるのと同じ)。

つまり、門前派の中でも恐らく少数派であるスピード重視派の方がフリーでは勝てるんじゃなかろうか。
副露率30%弱でも最速リーチをガンガン打つタイプは強いんじゃないかなと思う。
手役をごてごて作るタイプはもう現在のルールでは厳しいだろう。

門前派=手役派と考えられがちな中で、門前派だがスピード重視というタイプを突き詰めれば、フリーではかなりの好成績を残せるんじゃないだろうか?
こういう門前派はかなり魅力的だなぁと思うのは、私がスピード重視派(ただし鳴き派)だからなのだろうか?

門前派論考 その1

ネット麻雀の広がりによって、麻雀の戦術で最も変化したのって鳴きに対する意識な気がする。
天鳳だとクソ鳴きが横行しているというか、鳴きに対する抵抗が無い人が多いように思う。
一方でフリーに行けば今でも門前主体で鳴きが少ない人が多い。

雀ゴロレベルは別として、普通にリア麻だけやってきてフリーで遊んでる人がネット麻雀を打つと、副露率が30%を切ることが結構多いような気がする。
某知恵袋なんかで「天鳳の成績判断してください」みたいのを見ると、大体副露率25%みたいな人が多いと思う。

鳳凰民の大部分は、副露率30%台後半~40%前後が多いんじゃないだろうか?
私も多分40%弱ぐらいだと思うが、東風を打つ上では少ないと感じている。
ということは、それと対比して門前派というのは大体副露率30%以下の人と定義すれば良いように思う。 


が、一つ重要だなって思うのは、
真の門前派と鳴けないだけの人は違う
ということ。

赤も入っており、スピード重視と言われている現代麻雀で、 ただ門前にこだわるだけでは速さについていけないはず
ということは、真の門前派というのは、
明確に鳴いた方が良い所だけを鳴く派
とも言えるんじゃなかろうか?
つまり、鳴くべき部分の見極めがかなり上手いからこそスピードに負けずに門前を増やせるんじゃないかと思う。

門前でも鳴きでも大差無い部分は門前で、逆に鳴きが明確に有利な所は鳴く。
これが出来るってことは、 真の門前派というのはむしろ鳴き派よりも鳴きが上手いのではなかろうか?

鳴きが上手いからこその真の門前派で 、鳴けないだけの遅い人とは別(言ってしまえば、ただのヘタクソ)だ、というのが私の考え方かなぁ。

ブログ始めました~

どうも、かずっちです。
日々麻雀について考えることが多く、ツイッターではまとめ切れない時にこっちに書いてみたりします。
戦術とか考えている事をまとめたり、天鳳の愚痴を言ったりしようかなと。

それでは 皆さんよろしくお願いしますΣd(*´ω`*)
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