目指せ170mmUPのヘラクレス(ヘラクレス飼育記)

ヘラヘラ大型固体羽化のためいろいろ実験を行っております。

新しい仲間

ヨツボシヒナカブト
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以前から興味はあったのですが、中々購入にいたらず。遅ればせながら今回購入させて頂きました。サイズも小さく場所をとらないため、我が家でも十分スペースを確保できます。サイクルが早いのもポイント。

スタイルはヒメゾウカブトみたいな感じ。ゾウカブトよりもカラフルで思っていたよりもかわいく、我が家でもすぐに人気者になりました。
本当は別のヒナカブトが欲しいのですが、あまりにも価格が上がるためまずはここから・・・いつかは最高峰の固体に挑戦したいと思っています。

こちらのペアは昨年の
12月前後に羽化した固体で休眠中。活動開始は4月か5月頃でしょうか。本当はワイルドを買ってブリード開始するつもりだったのですが、タイミングが合わず購入できなかったため新成虫を購入。
このまま春を待ってブリード開始するつもりでしたが・・・春まで待てず未使用の即ブリ固体にも入札。この価格では落札できないだろうと思っていたのですが、朝起きたら落札できていたので幸運でした。
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こちらは早速交尾させ近いうちに産卵セット予定です。

ヨツボシヒナカブトの採卵は比較的簡単だけど、幼虫飼育で躓く事が多くマットによって生存率がかなり変わるという話も聞いています
。添加物の少ない微粒子の完熟マットが適していると思っています。マスターズの改良
Beetleマットで飼育してみようと思っていますが、もう少し添加物の少ないマットのほうがいいですかね・・・。
実績のあるマットのほうが安心ですが・・・ちょっと高いんですよね。
もちろん、
10年前のマットと比べると十分安いんですが、最近のヘラクレス用のマットの価格を考えると、どうしても高く見えてしまいます・・・

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
昨年はあまりブログをアップできませんでしたが、今年は出来るだけアップできるようにしていきたいと思っています。本年も宜しくお願い致します。

1/5
Bラインイン最後の割り出しを行いました。
結果は
0個。メスはマットの上で力尽きていました。
今まで頑張ってくれてありがとう。お疲れ様でした。

総産卵数
47個 孵化20個 ★23個 残りの卵4個と言う結果でした。残りの卵も膨らんでいますが採卵から5週間以上経過しており全ては孵化しない気がします。
孵化率が悪くそれほど多くの幼虫を取れませんでしたが、それでも自分で飼育する分は確保できました。
おそらく
10♂前後はいると思いますので、この中から納得できる固体を1,2頭は育てられるように頑張りたいと思います。


B-
DU12/27の初回の割り出しで20個の卵を回収。
現時点で孵化したものはありませんが、腐ったりするものはなく、順調に成長しているようです。
1/62回目の割り出しを実施し12個回収する事ができました。まだ孵化前なのでなんとも言えませんが、産卵数は非常に優秀です。
こちらの配合も期待できる配合なので、少しでも多く孵化してくれることを願うのみです。


B
ラインインの最初の割り出しから約2ヶ月。12/15に初令幼虫13頭を小ケースに投入してから3週間が経過し2令幼虫に加齢する固体がちらほら見えるようになってきました。頭幅がどれくらい凄く気になります。時々チラッと頭が見える個体がいてドキドキしています。

頭幅が全てではないと言う意見もありますが、私はやはり頭幅重視です。
今年の種親はプロポーションを無視しているわけではないですが、それ以上に幼虫期の頭幅を重視しました。メスのサイズは小さいですが、オスは幼虫時の頭幅が
18.0mm,Bラインインのメスは頭幅が16.2mmと大きかったため次世代への遺伝を期待しています。零DUは幼虫時の頭幅は不明ですが、オスは同じBラインインなので期待が出来るはずです。

最低でも昨年の頭幅の平均値は上回りたいところ。
3令加齢時にオスであれば最低18.0mm,メスであれば最低16.0mmは欲しいと思っています。さすがにこの値を平均で越えることはないと思いますが、この数値を超える固体が1頭でも多く出てくれることを期待したいと思います

飼育方法の再検討 第2弾

前回のブログでマットについての考察を行いましたが、まだまだ理解するべき内容が多い為、再度検討を行いメモとしてこのブログを作成しました。
今回は個人的な意見なので、間違いも多くあるかもしれません。こんな意見もあるんだ程度の温かい目で見ていただけると幸いです。

私は以前、限界体重を頭幅で見分けようと試みましたが、どうやらそれだけではなさそうです。同じ頭幅の幼虫でも体長が明らかに短い幼虫がいたり、明らかに体が細い幼虫もいます。
では小さい固体たちが生育不良なのかと言うとそうではないようです。体色も非常によく健康に育っています。ただ、より大きな固体に迫るだけの成長の余力があるかと言うとそうは感じません。身体がパンパンでこれ以上大きくなれそうにありません。
成熟する事で体重は乗ってくると思いますが、より大きな固体を今後逆転できるだけの可能性は感じません。おそらく私がポテンシャルを引き出せていないんだと思います。

頭幅はもちろん重要ですが、その固体が持っているポテンシャルを最大限引き出せるかがもっと重要。そこが飼育技術だと思います。まだまだ勉強が足りません。


それでは本題に行きましょう。

まずは添加剤について

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年以上前の時代ではオオクワガタ幼虫に使用した菌糸瓶の食いカスを添加剤としてヘラクレスのマットに投入していました。菌糸カスをばら撒くのではなく、一定の位置にまとめて埋め込むようにすると、1,2日菌糸カス周りのマットを食べてから、菌糸カスの埋め込んでない位置のマット数日間食べるというのを繰り返していた記憶があり、自分で必要な栄養素が分かっていて、自分で調節しているんだと感じていたのを記憶しています。菌糸カスの栄養が高く(添加剤も多く入っているので)、成長を促進しているのではと考えていました。

そう考えると全体に添加するのではなく、特定の位置のみ(ケースの4スミのうち1箇所のみなど)に添加剤をいれたマットを置いておくのも方法なのかもしれません。

添加剤の中でも成分的に考えてもキトサンは効果が期待できるのではと思っていますが、マットに添加してすぐに幼虫が吸収できるのかは疑問があります。未熟マットにキトサンを添加し、再発酵させ完熟マットを作成するなどすれば幼虫が吸収しやすい状態になりそうな気がするのですが、準備に時間がかかるため正直悩むところです。完熟マットにそのまま添加しても同等の効果が期待できるのでしょうか?

クワガタなどでは効果的という意見を多く聞きますが、菌糸ビンであれば菌糸がキトサンの分解・吸収を助けてくれることが理由と考えています。カブトムシにそのまま当てはめていいのかは疑問が残るところ。発酵マット中の微生物がキトサンを分解し幼虫が吸収しやすい状態にしてくれるのにどれだけ時間がかかるかは知識がありません。

キトサンに関しては添加しても悪影響はなさそうなので添加しようかとも考えていますが、それなりに値段もするためどうするべきか悩んでいます。
どちらかと言うと使用せずに行こうかな・・・という考えが少し優勢ですかね。
昨年までは積極的に添加剤を使用していましたが、今回は少なくともタンパク系や糖質系の追加はやめようと思います(マットを発酵させる際にある程度添加されているため、全く使用しないというわけには行きませんが)。

素質の限界を超えて太らせるためにはタンパク系・糖質系の添加剤が必要な可能性は完全には否定できませんが、まずは素質を限界まで引き出せるようになるのが先なので、今回は添加せずに飼育しようと思っています。
確実に体重は増えますが、幼虫期間が短縮される為、大型固体が羽化する確率が落ちます。使用するとすれば一気に体重が増加する3令初期の2,3ヵ月のみに限定するべきなのだと思いますが、いろいろ試した結果、添加しなくてもほとんど同じ体重まで伸びるような気がしています。


次に飼育温度に関して

今ではアンタエウスなどは低温飼育が大型固体の作出に有効な事は当然となっていますが、ヘラクレスにも同じことが言えるのでしょうか?
国産カブトは冬のある日本で生息しているため、低温飼育をしても大丈夫だと思うのですが、熱帯に生息するヘラクレスも低温飼育をしても大丈夫なのかは疑問が残ります。

以前、ヘラクレスの幼虫を低温飼育をした事がありますが、2令時期から常に18~20度程度で飼育した幼虫は3令になっての成長がイマイチでした。3令になるまでに4,5ヶ月と明らかな時間がかかり、3令になってからもあまり体重が増えませんでした。幼虫期間は軽く2年を越えましたが、羽化したサイズは
150mmにも満たないサイズでした。全期間低温飼育するのではなく、3令になってから飼育温度を下げるべきで、初令から3令初期までは23度前後で飼育するべきだったのかもしれません。

基本的に冬のない地域が原産のヘラクレスにとって
18度程度が快適なのかは疑問です。経験上、18度程度でも摂食は見られますが15度程度まで気温が下がると一気に動きが鈍くなり、摂食行動も低下します。少なくとも15度は快適とはいえないはず。
では
18度と20度でどれだけ差があるのでしょうか。積算温度の考え方をすれば差がでるはずなのですが、実際の幼虫期間は積算温度に当てはまらない場合が多く、同じ飼育温度でも固体によって幼虫期間が数ヶ月以上違う場合が多々あります。飼育温度だけが早期羽化の原因ではないはずです。

なので無理に温度を下げるよりも、最低でも
20度程度を維持し積極的に栄養を摂取させるほうが大きくなる気がします。

今回は3令中期までは
23度程度を維持し、そこから少し温度を下げ20度を維持しながら飼育してみようと考えています。

初令幼虫マット投入

マットの準備を行いました。今回は2つのマットをブレンドしてみようと思います。どのマットを使用するか非常に悩んだのですが、やっと今年使用するマットが決まりました。

以前、
160mmアップを多数羽化させている実績のある数名の方と飼育法についてお話をさせて頂く機会があり、色々お話をさせていただいたのですが、全く同じマットを使っている方はいませんでした。自作のマット使っている方、市販のマットを使用されている方、人それぞれでした。
このマットでないと大きくならないということはなさそうです。当然ですけどね。

やはり幼虫が必要としている栄養分を理解し、そして、初令・2令・3令と成長する過程で必要とする栄養素の変化に合わせ、適した環境(マット)を準備する事ができれば大きなヘラクレスを羽化させる事が出来るはずです。


まずは一つ目のマット。マスターズ改良
Beetleマットです。
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一旦使用を中止していたのですが、昨年の経験から使用していた時の方が幼虫が大きくなった気がしています(全く同じ血統で比較していないので断定は出来ませんが)。
念の為、ガス抜きは実施しますが、このまま使っても問題ないマットだと思います。害虫の混入が無いのもありがたいですね。

こちらは微粒子中心のマットで熟度も高く微生物の死骸などが腐植として沢山含まれているため、幼虫の成長(太るのではなく大きな身体を作る)に欠かせないマットのはずです。
初令~3令初期までのメインのマットの予定。


そして2つ目のマット。マスターズ
Beetleマットです。
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一旦レギュラーマットの使用を中止し、マスターズの2種類のマットのブレンドで飼育してみようと思っています。

レギュラーマットは個人的には好きなマットで以前から使用しているのですが、じゃじゃ馬と言うか、ロットによる差が大きく扱いが難しい印象で、まだまだ完全に扱いこなせていないマットです。マットをふるいにかけたりしないといけないため手間がかかり、コバエの混入も防げないため、少しでも労力を減らす為に一旦使用を中止してみようと思います。結果によっては再度使用を再開するかもしれませんが・・・

マスターズ
Beetleマットは改良Beetleマットよりも中粒子の割合が多く、熟度も未熟に近いマットの印象。セルロースなどの糖質が比較的多く残っているはずで、3令幼虫の体重増加に効果を発揮するはずです。3令初期~3令中期のメインマットの予定。

3令初期のマット交換から含有率を一気に増やし3令中期を過ぎた時点で徐々に含有量を減らしていく予定です。

Bラインインの初回採卵分の2回目採卵分の幼虫が孵化してきているためまずは小ケース
14個分のマットをブレンドし幼虫を投入しました。

次回の交換は2月中旬から末ごろを予定。温度は
23度程度で一気に成長させようと思っています。

結果はどうなるでしょうか・・・

採卵経過

Bラインの種親です。
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3回使用しましたが、まだまだ元気。

あと1回交尾に使用してお仕事終了。
あとは我が家で余生を送り、その後は標本として保管予定です。

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ラインの初代として数世代の変遷を記録として残したいと思っています。
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サイズは
150mm程度で普通のサイズですが、やはり太いですね。

早期羽化でこの固体なので、しっかり飼育できれば間違いなく期待できるはずです。


この血を次世代に引き継いでくれる子供達。
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約2週間前に割り出しを行った
Bラインインの卵はすくすく成長しているようです。
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薄っすらですが、中に幼虫の姿が確認できるものも出てきました。
現時点で1個も落ちておらず、さすがにこれは孵化してくれるでしょう。
今後のメインの系統です。
メスのサイズの割りに卵も大きそうな印象で期待が膨らみます。


昨日、セットしていたもう一つの期待の系統の割り出しも行いました。
結果は0個。

15個卵は見つかったのですが、全て潰れていたり腐っていたり。
経験上、このメスからは幼虫は得られないともいます。

こちらの系統は
162mmのオスにもかけていた系統です。
どちらのペアリングからでも幼虫を得ることが出来ませんでした。

共に近い血統で累代もかなり進んでいるため、
その影響もあるのかもしれませんね。

どちらにしてもまだスランプは完全に脱していないようです。

まだ期待のメスは2系統います。

1メスは既にセット中で今週末に割り出し予定
。最後の1メスはそろそろ後食を開始しそうなので、
12月末にはセットが出来そうです。

最低でも50オスは残したいので150頭位は幼虫を取りたいのですが・・・どうなるでしょうか・・・。

このペースでいくと、今年の冬を暖房の風の当たる
少し気温の高い場所で幼虫を管理。夏になって暑くなってきたら
クーラーが直接当たらない場所で管理。
そして来年の冬~春にかけて少し低温の環境で飼育し、
2年後の秋~冬にかけての羽化を目指す形になりそうです。

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