2006年10月21日

【きっこの日記爆弾2】 これでも報道しないのか 

アトラス設計・渡辺朋幸まだ、逃げるか報道機関!!

「それならば、首相に直接通報する!」

「講演で忙しいアトラス・渡辺氏は無資格!?」

 昨日(20日)人気サイト「きっこの日記」において、藤田氏の告発文第2弾が公開されました。「安倍総理殿、国家に巣食う者を弾劾致します」と題されたその文書の内容には目を見張るものがあります。
 前日に公開された「東京地裁での判決に際して、マスコミの皆様へ、そして国民の皆様へ」に比べて、より具体的に、より詳細に書かれています。

 記者会見での発表がマスコミに無視された藤田イーホームズ社長の反撃が、「きっこの日記」という人気サイトを通してインターネット上で行われています。これは、「インターネットが、既存のマスコミに与える影響」という観点からも興味深い事象だと思います。

 今日のエントリーでは、藤田氏の告発文第2弾の内容を的を絞ってみていきます。
                                   
 藤田イーホームズ社長の告発文「安倍総理殿、国家に巣食う者を弾劾致します」において、私が注目したポイントは、次の3点です。

 О打楴鸛蠅膨樟楪綿鵑靴燭海
◆У響マンションの責任が、国と地方自治体にあることを強く主張
:アトラス設計の渡辺氏は、名義を借りて営業していること

 藤田氏の告発文はとても長く、難解な点もあるため、上記3点に絞り書いていきます。したがって、告発文の全文を引用することはしません。全文は、きっこの日記2006/10/20 (金) 藤田社長からの公開メッセージをご覧ください。

1・安倍首相に直接通報
「安倍総理殿、国家に巣食う者を弾劾致します」

平成18年10月20日

安倍晋三総理大臣、長勢甚遠法務大臣、但木敬一検事総長、東京地検の皆様、そして、官僚、政治家、マスコミ、関係業者、そして国民の皆様

イーホームズ株式会社
代表取締役 藤田東吾
 
 安倍総理大臣に置かれましては、日頃ご公務ご多忙の中、本日の、私からの通報を受け付けて下さり、誠に有難う御座います。深く感謝の意を申し上げます。

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 よって、私は、以下の事実を記者クラブや国土交通省に隠蔽されないように、直接、安倍総理大臣にお渡し、事件の解明と住民の安全確保を早急かつ遺漏なき対応をお取り頂きますようにお願い申し上げます。)

 ここで注目されるのは、藤田氏が直接、安倍首相に通報し、それを首相サイドが受け取った点です。よほど、18日の記者会見が、司法記者クラブから無視されたのがこたえたのでしょう。新聞社の報道は、藤田氏が指摘したアパによる偽装を一切報じませんでした(詳しくは前日の拙エントリー【きっこの日記爆弾】 逃げる大手マスコミをご参照ください)。

 各新聞社が沈黙する中、唯一、一般紙で報じていた東京新聞「アパ3物件も偽装」も記事が削除されています。ただし、東京新聞の記事を引用した【夕刊JanJan】耐震強度偽装問題、第二幕へ〜藤田被告「隠ぺいのための逮捕だった」で、東京新聞記事の断片を見ることができます。

 いったい、これはどういうことなのでしょうか。こんな重要なニュースを報じないということは、検察又は国交省から圧力がかかっているとしか思えません。司法記者クラブとは、国家権力のために存在するのでしょうか。疑問はつきません。

 藤田氏は、既存のメディアが注目せざるを得ない状況になるまで、インターネットを利用して自分の主張を直接、日本国民に訴えることを決意したようです。幸い藤田氏にはインターネットのサイトとしては抜群の人気を誇る「きっこの日記」が全面的に協力しています。

 "ネットが、政治圧力に屈している既存マスコミを動かすことができるか"

 私を含めたインターネット利用者の注目点は、ここにあると思います。

2・偽装マンションの責任は、国と地方自治体が負うべきだ!
 私が解き明かしたいものは、一部の官僚と政治家が、国民の命と財産を軽視して、癒着業者とともに利権を死守しようと、違法行為を犯したり、または少数の弱者をスケープゴートに見立てて、不正を隠蔽するという国家体質を暴きたいのです。そして、この体質を日本から除却しなければ、子供達の為に明るい未来はないと信じているからです。

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 エグゼプリュート大師駅前は、・・・・計画変更によって偽装マンションが隠蔽された可能性が99%以上はあるものと考えられます。・・・・・イーホームズでは、2月において、上記建築計画の構造計算図書に偽装を認識しました。この通報を川崎市に行ないましたが、計画変更で処理したとして、それ以上の調査も追及もしませんでした。国に通報しても、関知しない、特定行政庁との間で処理してくれと言われました。田村水落が関与した多くの物件の再調査を行なうように、田中政幸課長補佐に電話で僕から話しましたが、国は動きませんでした。結果的に、構造計算が偽装されたままのマンションが、今では完成間近に到ってしまいました。被害を発生させ、拡大させてしまったわけです。

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 一方、国家は、ヒューザーの小嶋氏を、グランドステージ藤沢のマンションに偽装があるのを認識していながら、お客様に引き渡したとして、詐欺罪で逮捕しました。小嶋氏は、引渡し直前の、平成17年10月下旬の段階で偽装を認識したと思われますが、この時点では既に完了検査も終了していました。

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 この偽装を生み出したのは、川崎市と国家官僚です。彼ら公務員が偽装マンション(小嶋氏流に言わせるなら、殺人マンション)を、生み出したのです。法の衡平を重視するなら、小嶋氏を逮捕した以上は、川崎市の倉形課長、国土交通省の当時の北側一雄大臣、佐藤信秋事務次官、山本繁太郎住宅局長、小川富吉建築指導課長、田中政幸課長補佐、高見企画調査官も同じく逮捕するべきです。この者達は、小嶋氏より、建築行政のプロとしての立場からも、遥かに悪質です。そして陰湿です。

 第2弾の告発文では、前回告発のアパの物件とは、別のエグゼプリュート大師駅前について、詳細に記されています。このマンションの構造計算もアパ同様、田村水落という設計事務所が請け負っているようです。

 イーホームズでは、今年2月に耐震強度偽装を発見し国や川崎市に言ってみたものの、改善されなかったようです。99%以上の確率で偽装マンションだろうと藤田氏は述べています。

 藤田氏が訴えていることは、販売者の責任より国や自治体の責任の方がはるかに重いということです。藤田氏の論法は、ヒューザーを例に挙げ、販売者は国等から建築確認のGOサインが出ていれば売ってしまうわけで、その前の段階(中間検査や最終検査)で耐震強度の偽装を確認していた国等の責任はより大きい、というものです。

 私の感想ですが、藤田氏の「販売者よりも承認した国や川崎市のほうが責任が重い」というのは言いすぎだと思います。たとえ販売の直前に知ったとしても、欠陥のある売り物を、欠陥があることを知って売った販売者の責任は重大です。確認検査機関や承認機関の責任も重いものですが、最大でも販売者と同等というべきでしょう。

 例えが適切がどうかわかりませんが、大会社のA社が粉飾決算をしたとします。当然、監査法人が決算書類を監査しているわけですが、この監査法人がA社の決算書類の粉飾を知っていたか、粉飾に加担していた場合には、監査法人はA社と同等の責任があるといえるでしょう。監査法人はA社以上の責任があるとはいえません。同じ事が、建築物の検査機関や承認機関にいえるのではないでしょうか。

3・アトラス設計事務所渡辺氏は、1級建築士ではない
 私は驚きました。今回の耐震偽装事件に関連して、姉歯元一級建築士が建築デザイナーの秋葉氏に建築士免許の名義を貸与したことで、姉歯氏も、秋葉氏も逮捕されました。皆さんご存知の通りです。
 現在、アトラス設計の渡辺朋幸氏は、平成17年10月にイーホームズに姉歯氏が行なった構造計算書の偽装を指摘したと評価され、耐震偽装景気に便乗して、マンション販売講習会等で構造設計の講演をやっているなどと聞きました。しかし、一級建築士も持たず、建築構造士でもなく、JSCA会員でもないなら、分不相応といわざるを得ません。また、秋葉氏と同じく、名義借りによって逮捕されなければ不公平となります。

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アトラスの渡辺朋幸の名義借り状況
住所 東京都渋谷区富ヶ谷1-9-19 2階
社名 有限会社アトラス設計 代表取締役 渡辺朋幸 03-5465-1137
   一級建築士事務所登録 管理一級建築士氏名 小林昭代(名義貸与人)

 私も驚きました。あの、アトラス設計事務所の渡辺さんが名義を借りて事務所を営業していたとは、、、、。これが本当であるなら、検察は、姉歯氏と秋葉氏の時と同様、名義借り人である渡辺氏と名義貸し人である小林氏を逮捕しなければならない事になります。

 そもそも、建設業という業界は名義の貸し借りが当たり前のようですね。中小の建設会社が建てた物件を、大手ゼネコンの名前だけ借りて売ってみたり、逆に、大手ゼネコンが請け負った建物を下請けに丸投げして、自分の所でやったようにしてみたり、、、。

 渡辺氏の担当した物件については、トラックバックを頂いた東急ハンズ東急リバブル東急不動産不信というサイトに記事がありました。一部引用します。

 物件は東急不動産の「アルス」(江東区東陽一丁目、2003年9月竣工)である。構造計算はアトラス設計(渋谷区富ヶ谷)の渡辺朋幸代表が行った。渡辺朋幸代表は一級建築士資格を有していない。

 また、東急不動産東急リバブル不買運動というサイトでは、アトラス設計事務所に電凸して、渡辺氏が1級建築士の資格を持っていない事を確認しています。ご参考まで。

【付録】時系列ソース集

(1)6月7日第164国会 国土交通委員会第25号
 馬渕委員によりアパのマンション耐震強度偽装疑惑が指摘される
(2)10月17日
きっこの日記「2006/10/16(月)爆弾投下予告」
(3)10月18日:きっこの日記「2006/10/17(火)こんな国など信じられるか!」藤田社長の記者会見前に「きっこの日記」においてプレスリリースが掲載。アパの3物件の偽装と、アパの代表が安晋会の副会長であることを指摘する。
(4)10月18日夕勝矢誠彦 TBSラジオ「コラムの花道」
(5)10月18日夜きっこの日記2006/10/18 (水) 藤田社長からのメッセージ
(6)10月19日:大手マスコミ、有罪の事実のみ伝える。アパに触れた報道で残っているのは以下の2つ。、
livedoorニュース「有罪藤田社長 「爆弾発言」本当か」アパの元谷代表が藤田氏を名誉毀損で告訴することを検討と報じる
【夕刊JanJan】耐震強度偽装問題、第二幕へ〜藤田被告「隠ぺいのための逮捕だった」
(7)10月19日夕きっこの日記「2006/10/19 (木) 藤田社長からアパグループへ」アパの名誉既存発言に対する藤田氏の反論
(8)10月20日きっこの日記2006/10/20 (金) 藤田社長からの公開メッセージ

 最後まで読んで頂きありがとうございます。
 この問題は、ネット(きっこの日記) VS 既存メディア(大手マスコミ)として、徹底抗戦になりそうですね。マスコミが、いつまで口を閉じていられるかみものです。
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アトラス設計に電話した人のやり取りである(2006年10月20日12時50分頃)。 「アトラス設計です」 「渡辺朋幸代表が一級建築士資格を持っていないということは本当ですか」 「失礼ですが、お名前は」 「××と言います」 「会社名は」 「マスコミではありません」 「個人の方...
アトラス設計との電話のやり取り【買ってはいけない東急リバブル・東急不動産】at 2006年10月21日 12:25
有限会社アトラス設計(渡辺朋幸代表)と下河辺建築設計事務所(代表取締役・下河辺隆夫)について情報提供いたします。 株式会社総和地所のマンション「ロータリーパレス取手」(茨城県取手市井野台三丁目)は当初、株式会社下河辺建築設計事務所が設計監理をしていました...
有限会社アトラス設計と下河辺建築設計事務所【東急ハンズ東急リバブル東急不動産不信】at 2006年11月12日 17:03
この記事へのコメント
こんにちはTBありがとうございました。

記事を使わせてください。リンクもお願いします。
Posted by この国は(よーめんです) at 2006年10月21日 01:48
よ〜めんさん、はじめまして。
いつも読ませていただいてます。

記事は、ご自由にお使いください。
当ブログは、、リンクフリーです。
Posted by かずひろ at 2006年10月21日 05:03
この記事も、前の記事も、良く纏められた文章で共感しました。
耐震偽装問題についての私の記事をTBしようとしたが、何故か入りません。 その内にお時間が有ったらご覧になって下さい。
http://kyaz.at.webry.info/200512/article_2.html
ですが、関連記事のTBも有ります。
Posted by 変人キャズ at 2006年10月21日 10:57