ライフネット生命の就業不能保険と、がん治療

今年もまた4月がやってきますね。

新入生であれば制服の準備をしたり、初めて社会で働き始めたり転職をする場合は引っ越しの準備をしたり、ソワソワしながらこれから始まる新しい生活を待ちわびている方も多いと思います。働く環境が変わったり、新しいことを始めたり、子供たちの将来を想像することがパワーにつながる、嬉しい時期でもありますよね。

希望にあふれた将来を想像して前向きに挑戦していく日々を送り続けたい、とは誰もが願うと思うのですが、ときに予想していなかったような出来事や、長期にわたり健康を害してしまうような事態になることで夢の実現が遠のいてしまうことも残念ながらあります。わくわくする気持ちを素直に受け止める一方で、どのような状況下であっても、将来設計で描いた生活を送るためには、将来の健康リスクについても必要最低限考えながら
準備したり、心構えをしておく必要があります。

こういう話になると、「ケガや病気で入院したり、手術をすることになる状態」は想像できても、まさか自分が「ケガや病気で長期にわたり働けなくなる状態」は想像しにくいので、とりあえず対策は後回しに、という方にお目にかかることがあります。実は自分自身も「とりあえず後回し族」だと認識してます、笑。

社会人としての生活が長くなると、20代ではA評価が当たり前だった健康診断の結果には、BやC、時にはDやE評価がぽつぽつ見られるようになり、再検査の先には入院という話も周りからは聞こえてくることもあります。勉学はダメでも、健康ではオ-ルA評価をとるのが容易だった頃もあったはずなのに。身近な人の経験話を聞くこともあり、入院は想像がしやすいのだと思います。一方で、現在の働き盛りの状況から「長期にわたって働けなくなる状態」は想像しにくく、気持ちの面でも遠く準備は後回しに、と思ってしまうのではないでしょうか。

何かしらの医療保険に加入している日本人は多く、平成
249月の生命保険文化センターが実施した「生命保険に関する 全国実態調査によると、日本人の民保に加入している世帯(かんぽ生命を除く)の特定の保障機能を持つ生命保険や特約 の世帯加入率は「医療保険・医療特約」が92.4%で、ほとんどの世帯で医療費についての金銭的負担については、何かしらの準備がされている状況があるようです。実際、数年前に私が入院した際にも、入院期間は3週間ほどでしたが、民間の医療保険と高額療養費制度のおかげで自己負担は想像よりはるかに少ない額の支払いですみました。


一方で、想像することが難しかった(=想像したくなかった)「長期にわたり働けなくなる状態」に自身や世帯主がなった場合の、家計や生活へのインパクトはどうでしょうか。

退院しても働ける状態になるには時間がかかる場合もあり、職場復帰が可能になるまでどれだけの期間を要するかわからず、収入の心配をしながら治療を継続し、家族を養っていかなくてはならなくなった場合の金銭的・精神的インパクトは小さくないと思います。治療は完治まで継続します。実際、保険が一番お役に立てるのは、発生する確率は低くても起こった時のマイナスのインパクトがとてつもなく大きい場合の備えとしての機能なのだと思います。このような長期にわたる働けない状況になられたご契約者さま
に実際、当社の就業不能保険をご活用いただき、微力ながらお役に立てています。実際のお客さまへの給付例はこちらのページにあります。

・交通事故による
橈骨(とうこつ)骨折、頸部挫傷に見舞われ治療中、給付金を4ヶ月受け取られ職場に復帰された30代の男性
・子宮頸がんの合併症発生のために入院・在宅療法を繰り返されている期間に給付金を25ヶ月受け取られその後、職場に復帰された40代女性
・多発性脳腫瘍を患われ40カ月以上給付金を継続して受け取られている30代男性のお客さま
いずれのご契約者さまも、突然の病や事故にみまわれた方々です。


一部の方からは、「がんになっても必ずしも働けなくなる状態が長期に続くわけではないので、ライフネットの就業不能保険は役に立たないのではないか?」というご質問を頂くこともあるのですが、当社の就業不能保険「働く人への保険」は、がんに罹患され長期にわたり働けない状態が継続されている方への給付金のお支払いも上記の例のように複数発生しています。
 なお、働ける状態でいらっしゃる患者さんにはお支払いはできませんので、終身医療保険「新じぶんへの保険」であれば、がん治療の際に給付金を一時金の形で受け取れるタイプもあり、そちらと併せてでご利用いただいているご契約者さまも多くいらっしゃるようです。

とはいっても、私がお薦めしたい
リスクヘッジは
 、健康で長生きするための生活を心がけることだと思います。定期的な健診受診、よく食べ、よく眠り、よく笑う、疲れた時は無理せず休みをとる。自分自身や家族への声掛けもそうですが、周りの人にも気を配りながら、声をかけながら健康的な生活を心がけていきたいですね。


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昨年見た夜桜です。
桜の下では、過去に出会った大事な人と、
これから出会うことになるであろう人たちが交差する感じがします。

伝えることは、相手をおもんばかること

ここのところ立て続けに、ベンチャー企業の経営者からどうやったら自分たちのビジネスへの想いや提供しているサービスを世の中の人に広く伝えることができるか、という相談を受けることがありました。

多くの経営者には創業に至った熱い想いがあり、背景に「いまの状況を変えていきたい」という静かながら強い使命感を感じます。人の気持ちを動かそうとする時に、何より大事なコンテンツはかなり熟考されてすでに存在している場合が多いように思います。

その情報を積極的に発信して、広くお客さまに届けたいと思えば、コストをそれほどかけずに伝える手段はウェブサイトからブログ、様々なソーシャルメディアなど活用できる伝達手段はいくらでもあります。珍しい取り組みとしてマスコミに注目され取材を受けて広く報道してもらという方法もあります。もちろん、面と向かって伝えたい相手に会えれば、十分に時間をかけて想いを直接伝えるとこともできます。ぶれない想いをもった話し手には、メッセージを豊かな表情にのせることで、圧倒的な影響力をもって人の気持ちを動かす力があると思います。

事を興しても未だ、情報発信まで気が回らないという場合もありますが、自ら情報を発信していこうと覚悟を決めたら、さまざまな手法や広がりの可能性があるのが今の世の中です。

ただ、最近ときどき疑問に感じるのは、自分が伝えたい内容に一生懸命になり、想いを届けたい相手の気持ちに思いを馳せることのない一方的な情報発信です。

自分の話を聞いてくれている人はいま、どういう気持ちで自分の言葉を聞いているのだろうか? 自分の文章を読んでくれている人は、どういう環境で読んでくれているのだろうか? どんな
1日を過ごした後に読んでくれているのだろうか? どういう話し方(伝え方)をすると安心して、あなたの言葉に聞き耳をたて、あなたの言葉が相手の琴線にそっと触れることができるのだろうか。

考え始めたらきりがないのです。だからコミュニケーションは単純ではないのです。相手が一人の場合は、例えばラブレターを書く場合は好きな人の気持ちを集中させて想像したら、もしかしたら相手の心が動き出しハッピーエンドが待っているかもしれません。(ちなみに、野呂エイシロウさんの書かれた「プレスリリースはラブレター テレビを完全攻略する戦略的PR術」(万来舎)はプレスリリースを書く際のマインドセットが丁寧に書かれていてとても勉強になる一冊です)。ただ現実には、たった一人の相手の気持ちをおもんばかることも難しい中で、世の中の多くの人の気持ちの温度を想像して伝えることは簡単であるはずがありません。

ひとつの企業や組織が、世の中の多くの人たちと対話をしていこうと思った時に、どんなにテクノロジーが進化し、どんな便利なツールができようとも、伝えたい相手の気持ちにきちんと向き合い、おもんばかる努力なく発せられたメッセージは人を動かすことはないのではないかと思います。

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そんなことを考えてみると、誰かを思って作られた料理は、究極の伝える行為なのかなと思います。こちらは学生時代からの友人がお子さんの成人後、働き始めたお店で手作りで出しているパンプキンケーキ。食べる人のことを思って作られた食べ物に勝るものはないですね!

がんになっても働き続けていく人のために

国立がん研究センターが先週、がん患者の10年生存率を公表したニュースを耳にした方も多いと思います。今までは5年生存率で予後が語られていたがんですが、10年生存率が全国規模で調べられたのは初めてとのこと。部位によって差はあるようですが、倍の期間まで調べるようになったということは、早期診断や治療によって、それだけ予後良好で復帰している人が増えてきているということだと思います。国立研究開発法人国立がん研究センターのリリースはこちら

甲状腺がんの10年生存率は90%以上、前立腺がん、乳がん、子宮体がん、子宮頸がんも70%以上と、がん治療の進歩のおかげで長期にわたるフォローアップや再発チェックの必要があるものの、治療を続けながら働き続けている人も増えているようです。仕事に復帰することによる体力的な負担は避けられないと思いますが、経済的な心配をせずに治療に専念できること、待っていてくれた同僚たちと再び働き持ち続けることができるという、治療前には当たり前にあった環境を取り戻すことができたことは、患者さんにとって大きな意味のある一歩のように思います。

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先日、ある同業の方から当社のウェブサイトを見て驚きました、というコメントを当社会長の出口にいただきました。

ライフネット生命の終身医療保険「新じぶんへの保険」
は他社の商品同様、がん治療給付金もお支払いしてます。この方が驚いたとおっしゃったのは「2回目以降の支払事由」だそうです。具体的には「直前のがん治療給付金の支払い事由発生から1年を経過して、がんの治療(手術、放射線治療、抗がん剤治療)を受けたときも、同じ額の給付金を受け取れます。(通算5回まで)」 という説明が想定外だったようです。

複数回受け取れる診断給付金の支払事由は:

・「がんの治療を目的とした入院」が発生した場合
・一度治癒または寛解している場合、など各社まちまちですが、ライフネット生命の「新じぶんへの保険」は
通院でも放射線治療や抗がん剤治療が継続していれば支払い対象になるとの、受け取りやすさに驚かれたようです。近年の医学の進歩により、化学療法など外来通院で治療が行われることも少なくないので、そんな方にもまとまった一時金をお支払いして、安心して治療を継続してほしいという気持ちで、こだわりを持って作りました。

ただ、当社のウェブサイトではこのような特徴が十分伝わってこない、というお叱りも頂戴たのでこの点はまだまだ改善の余地がありそうです。

ここのところ、「ライフネット生命にはがんを保障する保険はありますか?」というご質問を、当社コンタクトセンターにたくさんいただくようです。答えは、 「はい、長期にわたるがん治療時にまとまった給付金が受け取れる、がん治療に手厚い保険があります」、が私たちのご返答です。もし興味のある方は、ぜひ当社のウェブサイトの覗いてみてください。そして、女性の方でこれから保険を検討される場合は、女性特有の疾病にも備えることができる、「新じぶんへの保険レディース」を選択肢の一つとしてご検討ください。幅広い層の女性に安心していただける保障内容になっていると思います 

がん含め、病気でありながらそのことを告げずに働き続けている方、家族や大事な友人ががんを患っている方、実は皆さんの周囲にたくさんいると思います。そんな方々へのエールの気持ちをこめて、ライフネット生命はこだわりを持って商品を作り、お届けしたいと思っています。

p.s. 先週、社内の勉強会でがんでも美しくありたいという女性のためのサロン、セレナイトを東京で経営されているさとう桜子さんという方のお話しを伺いました。働く女性患者さんにとっても、美しく輝く女性であり続けたいという気持ちは極めて自然なものだと思います。女性のがん患者さんをきめ細やかな配慮と暖かい気持ちで受けとめてくれるサロンのようなので、ぜひこちらもご参照ください。

活力は百人百様の働き方から

がむしゃらに頑張ったら、いつかそれが実を結び、欲しいものが手に入る、そしてまた頑張る、というPDCA体験をバブル期に経験してきている世代の女性は、いくつになっても世の中の経済活動の中心に組み込まれているのです。それは子育てでも、シゴトでも、社会貢献や趣味の世界でも失敗した時のことを心配しすぎず飛び込むことができるというプラスの効用があります。女性の生き方の良い点は、独身で働いている時、結婚後、子育て期、退職後など、ライフステージによって、働くことをメインにしてみたり、留学してみたり、子育てを一番の大事なこととしたり、自分の時間の配分の仕方によって、社会のさまざまな側面を垣間見れることではないでしょうか。年を重ねても淡々と社会の中で元気に活躍している女性が多いように感じるのも、過去の多面的な人生経験によるものかもしれないですね。

ただ一方で、世帯年収は減少傾向の時代で、これは事実として受け止めなくてはならず、家族間で話し合って、どう暮らしていくかを考えなくてはいけない現実があります。働いても世帯収入が増えないのであれば、働こうという気持ちにブレーキがかかる気持ちもわかります。そんな中、
2016年の働く女性にとって大きな動きとして、10月に厚生年金保険の適用拡大 (生命保険文化センター)が予定されています。


これにより、フルタイムでは働けない(働きたくはない)けれど、短時間であれば働きたいというパートタイマーや短時間労働者が厚生年金に加入できるようになり、老後の年金額も増額されたり、傷病手当金。失業保険などももらえる可能性が出てきます。ライフネット生命が実施した調査結果(
「パート主婦の働き方に関する意識調査」)では、これまでパート主婦の方で働き方を制限していた人も、もっと働きたいという人が増えているようです。

ライフネット生命でも実際に、社員として働く女性、育児休暇をとって戻ってきて最初は時短で復帰する女性、契約社員、派遣契約等、さまざまな形態での働き方があり、彼女たちの戦力失くしては到底当社のオペレーションはまわりません。そして、女性だけでなく男性従業員も育児休暇を取っる者もいます。また、子育てや介護など家族との時間を大事にできるように今月より「ライフサポート休暇」という制度が始まりました。
家族やパートナーの看護を目的とした「ナイチンゲール休暇」や、不妊治療のための通院等を目的とした「エフ休暇」などネーミングにも工夫を凝らしてみました 。社会や時代の流れが変われば、会社も変わる、が当社の考え方です。


また、働くお客さまからのお声にお応えした例としては、パートの方からの加入要望があり、
昨年12月から引き受け範囲を拡大。働き方の変化によって、家庭内のおける保険のかけ方も変わってきています。


女性も企業もしなやかな発想と行動力で、自分らしい生き方をしていける世の中を作っていきたいですね。


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写真は年初に人事総務担当者の発案でランチタイムに社内で開催された、
書き初め大会の様子です! 

1年のはじまりは、手帳選びから

日本の伝統的な慣習が都心部では簡略化されていく傾向がありますが、ことお正月に関してはおせち料理やお雑煮を食べ、家族や友人とお酒を飲み、お参りに行くという一連の風習にのっとり過ごされる方が多いですね。

そして、
17日に七草粥をコトコト煮て食べることで、一連の新年のイベントが終息し、日常の生活が新たに始まる感じがします。七草粥には無病息災を願い、邪気払いをするという意味があるそうです。正月疲れした胃に優しいという効用もありますね。毎年というわけにはいきませんが、時間に余裕がある年は自宅で作ることもありますが今年は、新年会で訪れた中目黒のビストロのシェフが作ってくれた七草粥をいただきました。白いお皿に盛り付けられた七草粥を、ワインと甘酸っぱい梅干しと一緒に食べたのは新鮮な体験でした。
 

そしてもう一つ、新年を迎えるにあたって恒例となっているイベントに、その年の手帳を決めることがあります。10年以上システム手帳を使っていて、年末にリフィルを買っていたのですが、昨年はスケジュール管理をほとんどウェブ上で行っていたため、2015年のスケジュール表はほとんど出番がなく白紙、メモページだけを使っていました。2016年はウェブオンリーにするか、使わないかもしれないリフィルを買うか、気持ちが定まらないままに年を越してしまいました。

そして出した結論は、バックトゥー・ザ・ペーパーでした。きっかけは、ライフネット生命の社外取締役でもある石倉洋子さんの
こちらの記事を読んだことでした。

石倉さんは経営戦略、競争力、グローバル人材をご専門に、当社を含め
4社の社外取締役を勤められ、世界経済フォーラムのGlobal Agenda Council Future of Jobsのメンバーで、海外と日本をしなやかに行き来され活躍されているのですが、いつお会いしても颯爽とされていて、常に新しいことに取り組まれています。取締役会での発言も単刀直入で、ハッとさせられることが度々です。そんな石倉さんに一度スケジュール管理の方法について聞いてみたいと思っていたところ、手帳の活用しての時間の活かしかたを読んで、やってみよう!と思い立ちました。


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年初の日経MJにも「ネット
リアル革命」という特集がトップ記事になっていました。私たちがもっとも快適に感じる生活はリアルだけでもネットだけでもなく、ネットとリアルの狭間を行き来して、見て、触って、感じて情緒的且つ合理的に取捨選択をしながら暮らしていくことなのかな、と感じている2016年年初です。時代のスピードと生活スタイルの変容は想像以上に早く、来年の今頃はより便利なアプリを探し当ててネット管理が一番快適!と言っているかもしれませんが(笑)

2016年も試行錯誤を続けながら、時代の流れを面白がりながら進化をしていきたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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