2023年03月24日

indosina4 WBCの歴史的な勝利の興奮がいまだ冷めやらぬ今日、秋田にも例年より早く春が到来。桜の開花までもう少しです。

 現在、小松クラフトスペース2Fギャラリーでは『インドシナの山岳民族展』を開催しております。ご隠居こと、前店主・小松正雄が東南アジアのタイ、ラオス、ミャンマーで収集した工芸品や雑貨を、現地で出会った人々を描いた絵画と共に展示。ご隠居の絵はもちろん非売品ですが、展示している布や工芸品は販売しております(一部参考展示)。

indosina5 今回の展示では約20年ぶりにラオスのコットン製品も登場しました。手で紡いだ草木染の糸を手織した豊かな風合いの木綿布です。私がまだ大学生だった頃、ご隠居と一緒に何度かこの布を作っている工房へ出かけ、アジアの手仕事にドはまりしました。今思うと、私が家業を継ぐ大きなきっかけになったもの。久しぶりに見ると、とても感慨深いものがあります。



 この展示会について、秋田ケーブルテレビさんの情報番組「し〜なちゃん」でお話させていただきました。本来であれば、ご隠居が出演するべき内容なのですが、本人は極度の緊張症。一昨年、同番組にゲストで出演した際には、収録後にしばらく寝込んだほど。「この次出ることがあったら、今度は入院だ」ということなので、私がピンチヒッターで出演することになりました。動画を改めて見ましたが代打にしては、よくしゃべるな、と(苦笑)今回の展示会についてうまく紹介できたかは分かりませんが、興味を持っていただけたら嬉しいです。


indosina2 『インドシナの山岳民族展』は4月1日(土)まで(会期中無休)ぜひ足をお運びください。

小松クラフトスペース

(11:43)

2023年03月09日

 2月10日から開催した『齋藤洋と仲間たち展』先週3月4日で終了いたしました。会期中は県外からもたくさんのお客様に足を運んでいただきました。改めて齋藤さんの人柄と作品のチカラに感銘を受けた3週間でした。



 3月3日にはジャズとクラシックを自由に行き来するギタリスト・尾尻雅弘さんによるギャラリーコンサートが開催されました。J.S.バッハからピアソラまで、尾尻さんの素晴らしい演奏を堪能した1時間超。生で聞く美しいギターの音色が余韻となっていつまでも耳に残る、そんな一夜でした。

indosina1 来週3月13日(月)からは久々の「ご隠居スペシャル」です。暇さえあればかつて旅した海外の光景を絵にしているご隠居。最近はミャンマーの少数民族のシリーズを描いております。
「せっかくだからこの絵を現地で収集したものと一緒に展示してみたら?」
と誘ってみることに。展示会ではご隠居の絵(非売品)の他、タイ、ラオス、ミャンマーの山岳民族の布や工芸品、雑貨を展示いたします。約20年ぶりにラオスのコットン製品も登場。ぜひご期待ください♪

 『インドシナの山岳民族展』は3月13日(月)〜4月1日(土)まで(会期中無休)
 
 小松クラフトスペース


(12:00)

2023年02月16日

saito13 2月10日から当店2Fギャラリーで『齋藤洋と仲間たち』が始まりました。京都を拠点に国内外で活躍する染色作家・齋藤洋さんが秋田をはじめ東京、山形など全国の仲間たちに声をかけて実現したグループ展です。

 当店での齋藤洋さんの作品展は5回目ですが、そのほとんどが2月に開催しております。どうしていつも冬にあわせて開催をお願いするのだろう、と改めて考えてみました。

・モスリンやガラ紡などの布素材が温もりがあって冬にぴったり。

・鮮やかな色彩、大胆なデザインが寒空の下で暮らす私たちを元気にさせてくれる。

saito15 そして何といっても「温かさ」を感じさせてくれるのはたくさんの人をひきつける齋藤さんの人柄です。素材、創作、人間、すべてが揃ってこんな素晴らしい作品が生み出されるのだと、会うたびに感じています。

 今回はそんな齋藤さんの元に集まった個性豊かなクリエイターによるグループ展。洋服、小物からアートまで、バラエティ豊かで見ているだけで温かい気持ちにさせてくれる展示になりました!



 11日に開催されたギャラリートークでは、齋藤さんをはじめ参加アーティストの皆さんにそれぞれの創作活動と作品に込めた思いなどをお話していただきました。

saito2 展示会最終日の前日、3月3日(金)の午後6時半からはギタリスト・尾尻雅弘さんのギャラリーコンサートが開催されます。アメリカ・バークリー音楽大学で最も優秀なギタリストに選ばれ、日本フィルハーモニー交響楽団との『アランフェス協奏曲』やバークリーのルームメイトでピアニストの小曽根真とのデュオライブなど、輝かしい経歴を持つ尾尻さん。今回、齋藤洋さんの「仲間たち」の一人として駆けつけていただくことになりました。当日は齋藤さんも在廊。エスプリにあふれたお雛祭りの夜をお楽しみください♪

 料金は2000円。ご予約はこちらかお電話(018−837ー1118)まで。ぜひお早めに!
満席となりました!たくさんのお申込みありがとうございました。

saito16 『齋藤洋と仲間たち』は3月4日(土)まで(会期中無休)

小松クラフトスペース

(17:55)

2023年01月26日

IMG_4259 2週間前は娘、芭瑠の8歳の誕生日プレゼントとして家族で田沢湖スキー場に行きました。私がスキーをやるのは大学生の時以来、約四半世紀ぶり。無傷で下山できなかったらどうしよう、と不安がよぎりましたが、体が覚えていたのか案外滑れました。芭瑠もパパのスパルタ指導の賜物か?スキー2回目でちゃんと滑れるように。いい誕生日記念になりました。

 先日まで「今年の冬は暖かくていい」などと油断していたのも束の間、10年に1度の冬将軍が到来。とにかく寒い!昨日はブリザードが吹きすさぶ中、車を運転し心身ともに凍り付きました。寒さのピークは越えたようですが、早く春になってほしいものです。

hatsu11 小松クラフトスペースの『初市』は先週で終了しましたが、一部引き続き特価コーナーを継続中です。2Fでは出西窯、六兵衛窯の作品や荒川尚也さんのガラス、Kuri Botellaのタイツ、西巻茅子さんの絵画、江戸小紋の反物など選りすぐりの工芸品を展示しております。


saito1 2月はイベントが盛りだくさん。まず、5日はミルハスの「あきた無形民俗文化財万博〜カタチなきたからもの〜」。秋田人形道祖神プロジェクトのブース「不思議な神様館」は現在急ピッチで準備が進んでおります。

 そして、10日からは『齋藤洋と仲間たち展』を開催。京都在住の染色作家・齋藤洋さんと日本中のクリエイターによるバラエティ豊かなグループ展です。11日はギャラリートーク、3月3日にはギタリスト・尾尻雅弘さんによるギャラリーコンサートも。どうぞお楽しみに♪

(15:20)

2023年01月09日

hatsu9 新年1月4日から小松クラフトスペースでは『吉例初市』が始まりました。1Fでは群言堂、プリスティンなど人気アパレル商品、工芸雑貨などの20〜50%OFFセール。2Fでは清水六兵衛先生の陶芸作品や和のアクセサリー、SUUのお洒落な帯留めなどを出品しております。


2Fではお着物や和装小物も取り揃えました。日本橋竺仙から江戸小紋を特別価格で。帯揚げ、帯締めの特価セールも。その他、割引商品多数。お着物好きの皆様はどうぞお見逃しなく!


1月5日には秋田川反芸妓連の皆さまがご来店。新春にふさわしい華やかな雰囲気になりました🎍

hatsu6 私も8日まではお着物で店に出ておりましたが、お正月は和の装いがぴったりだと改めて感じました。そろそろコロナが落ち着いてきたら「旅するきものことはじめ」も再開したいなと話しているこの頃です。

 『吉例初市』は1月21日(土)まで(会期中無休)





 2月5日(日)、秋田市の「あきた芸術劇場・ミルハス」で開催される「あきた無形民俗文化財万博〜カタチなきたからもの〜」(主催:秋田県、企画運営:わらび座)に参加いたします。

 カラフルでインパクト抜群のメインビジュアルを手掛けたのはもちろん宮原葉月さん。そして、当日は秋田人形道祖神プロジェクトの展示ブース「不思議な神様館」も登場。ギャラリートークも1日4回開催いたします!

 先日、私が出演したNHK「ニュースこまち・新春インタビュー」は1月10日(火)午前7時45分からNHK総合の東北エリアのニュースの中で再放送されるそうです。私のトークは別として、貴重なお祭りの映像が流れますので、ご視聴可能であればどうぞご覧ください。


(11:35)

2023年01月01日

 あけましておめでとうございます。大晦日は男鹿市百川集落のナマハゲを取材し、その感動の余韻に浸りながら新年を迎えることができました。


 昨年、小松クラフトスペースではコロナ過によって自粛していた店内でのギャラリートークや演奏会などを再開。徐々にですが、アフターコロナの道筋が見えてきた気がします。今年もたくさんのお客様に楽しんでいただけるようなイベントを企画していきますので、どうぞご期待ください!

hatsu3 仕事始めは4日の『吉例初市』から。今年は清水六兵衛先生の作品や当店では初登場の和のアクセサリー「SUU」など、お正月らしい美術工芸や和装小物を揃えました。もちろん、新年恒例のセールも。ぜひ足をお運びください。

『吉例初市』
2023年1月4日(火)〜1月21日(土)【会期中無休】
小松クラフトスペース



 昨年の秋田人形道祖神プロジェクトの活動の中で個人的に一番印象深かったのが、文化庁の「地域の伝統行事等のための伝承事業」で山田のジンジョ祭りの撮影協力をさせてもらえたことでした。この取材では師と仰ぐ神野善治先生ともご一緒させていただき、貴重な経験になった4日間でした。こちらの動画を見ても色々と思い出すことがあり、感慨深いものがあります。

 やっぱり人形道祖神は面白い!秋田が誇る文化遺産として、その魅力を紹介していかなければと改めて思いました。

 秋田人形道祖神プロジェクトは来月早々に秋田市内某所で開催される大きなイベントに参加することが決まりました(近日中に告知いたします)。また、もう一方の研究テーマである「花柳界」でも、今年は大きな動きがありそう。色々と忙しい一年になりそうです。

 私事ですが、1月5日のNHK秋田「ニュースこまち」にちょっとだけ出演する予定です。どんな感じで放映されるか、ドキドキです…。

(12:52)

2022年12月16日

 早いもので来週末はクリスマスイブです。うちの芭瑠は欲しいものを紙に書き、サンタさんに見えるようにと窓の外に向けて貼っていました。親はもちろん見ていないふりをしています。


 店舗一階では冬を楽しむ雑貨や衣料品を揃えております。Kuri Botellaのタイツやソックス、現在W杯での活躍が目覚ましいモロッコの雑貨、人気のカシミヤのウェアやショールなど。プレゼントにも是非お勧めです♪


 2Fギャラリーでは『木村久美子、西巻茅子、櫻内邦子3人展』好評開催中です!櫻内さんのシルバーアクセサリーは西巻さん、木村さんとコラボしたシリーズを発表。人気の作品となっております。3人の作家によるアートな年の瀬を是非お楽しみください。

3e5 『木村久美子、西巻茅子、櫻内邦子3人展』は12月25日まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース

(13:00)

2022年12月07日

3e6 12月3日から企画展『木村久美子、西巻茅子、櫻内邦子3人展』 がスタートしました。東京芸大工芸家の第一期生の3名の作家によるグループ展です。当店で何度か展示会を開催させていただいている陶芸家の木村久美子さん、『わたしのワンピース』などの絵本で知られる西巻茅子さん、長年にわたり銀器の制作に携わられている櫻内邦子さん、合計年齢が246歳というレジェンドのお三方の作品が揃いました。
 
 4日にはギャラリートークが開催され、県外からもお客様が来られるなど、満員札止めの大盛況。作家の皆さんの旺盛な創作意欲に圧倒されました。
 「若い時より体が動かなくなってからこそできることがある」と木村さん。常に新たな挑戦をやめないことが、創作力の源であると感じました。

3e7 半世紀以上にわたり、一線で活躍してきた3人の作家の作品展、ぜひお見逃しなく!
 『木村久美子、西巻茅子、櫻内邦子3人展』 は12月25日(土)まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース

(12:11)

2022年12月01日




 本日(12月1日)放映のNHK「あさイチ」で秋田人形道祖神プロジェクトの活動が紹介されました!宮原さんが岩崎のカシマサマや北観音堂のオニョサマを独自の視点でご案内。見逃し配信は「NHK+」で(期間は12/8午前8:55 まで)

FB うちの娘が幼児の頃に読んでいた絵本『私のワンピース』。西巻茅子さんによる洗練されたタッチの絵がとても印象的でした。当店で何度か作品展を開催されている木村久美子さんと西巻さんは東京芸大の同級生。そしてもう一人の同級生である金工作家の櫻内邦子さんを含めた3人でグループ展を開催する運びとなりました。4日にはお三方が在廊されギャラリートークが行われます(定員に達しました!たくさんのご予約ありがとうございました)

 合せて246歳のまだまだ元気な表現世界をぜひお見逃しなく!

『木村 久美子、西巻茅子、櫻内 邦子3人展』
12月3日(土)〜12月25日(日) 【会期中無休】
小松クラフトスペース

(16:38)

2022年11月24日




 最近は秋田人形道祖神プロジェクトとしてTV局の番組撮影と文化庁による伝統行事の映像撮影のサポートという大きなお仕事が立て続けにあり、家にいない日が続いておりました。先週末からは3泊4日で大館市山田集落の「ジンジョ祭り」を神野善治先生、宮原さん、そしてキャノンの撮影チームの皆さまと一緒に密着取材。本当に貴重な経験をさせていただきました。

 まずTV番組の方はまさに来週の今日(12月1日)放映される予定です。日本中どこでも見られる朝の番組に、宮原さんがカシマサマと一緒に出演します。詳しくは後ほど。

 昨日から日常に戻りましたが、さすがに疲れがたまったのか、サッカーWカップ日本代表の歴史的な勝利を見ることなく、ハーフタイムで眠りに落ちてしましました。おかげで今はスッキリ回復です。

fuyu1
 さて、気づけば当店の『カシミアの冬支度展』もあと3日となりました(26日まで)。先週はカシミアや群言堂の新作をはじめ、クリボテラのタイツも入荷。冬に向けての装いの準備が整いました。出西窯の陶芸作品も一階にて出展しております。

 年内のアパレル関連の企画展はこれが最後です。どうぞご覧ください♪

 小松クラフトスペース

(12:18)

2022年11月03日

IMG_3146 本日から小松クラフトスペースでは『秋に寄す後期:カシミアの冬支度展』がスタートしました。毎年人気のカシミアのニットウェアを中心に冬を楽しく彩るアイテムを取り揃えました。前期に引き続き石見銀山・群言堂、ASSOBOOの洋服、KURI BOTELLAのソックス、出西窯の器も出展しております。

aki16 中央アジアの刺繍や陶器、キリムも展示しております。カシミアの原産地であるモンゴルと同様、遊牧民の伝統工芸なので雰囲気はぴったりです。
 ニットウェアやKURI BOTELLAのタイツは会期中に何度か入荷する予定です。『カシミアの冬支度展』は11月26日(土)まで(11月20日はお休みします)。




 先日、テレビ朝日『ふたりっきり旅SP』の中で、バナナマンの日村勇紀さんと生田斗真さんがあの「ナマハゲTシャツ」を中村倫也さんへのお土産にご購入されるシーンが放映されました。おかげさまで秋田人形道祖神プロジェクトのウェブショップには全国からご注文をいただいております。
 小松クラフトスペースの秋田人形道祖神常設コーナーではTシャツはもちろん各種グッズを取り揃えております。限定グッズの販売や特別価格でのサービスも。ぜひご来店ください♪



 そして、こちらのレポートの写真で私が着ているのも「ナマハゲTシャツ(黒バージョン)」です。この効果でまた全国から…訳がないか。

 冗談はさておき、こちらのトークイベントがきっかけで、一つの目標ができました。わら編みサークルをされている学生さんにいろいろと助言をさせてもらったのですが、「自分でできないことを他人に言うなんて」と後で反省。それがきっかけで、わら編みをやってみようと思い立ち、まずは来月から教室に通うことに。来年は自信を持ってわら編みのアドバイスができるよう、チャレンジしてみたいと思います。



 名古屋市立大学でのリモート講座の様子を宮原さんがブログにUP。秋田人形道祖神プロジェクトが二人揃ってレクチャーするのは実は今年になって初めて。最近はソロ活動ばかりだったので、宮原さんと一緒だと一気に話の幅が広がることを実感しました。

 今回は中京地区ということもあって、聴講する学生さんにとっては馴染みのない話かな、と心配でしたが、後でいただいたレポートがどれも熱いものだったので、感動しました。

 講演中、学生さんたちにいくつか質問したことがあります。
 屮淵泪魯加里辰討い訖諭」という質問に全員挙手。その知名度の高さにビックリ!
◆嵜江真澄(現在の愛知県豊橋市出身)を知っている人?」は確認した範囲ではゼロ。「秋田では超有名人」と紹介したので驚かれた人も多かったでしょう。
ブログにもある通り、人形道祖神やナマハゲ、鹿島流しに近い愛知の行事として猩々(しょうじょう)やサネモリ送りを紹介。その際、学生さんに「猩々に追いかけられたことがある人?」「サネモリサマのお祭りに参加したことがある人?」を聞いてみましたが、誰もいなかったようです。さすが名古屋は大都会、人口が違いますね。

 いろいろな土地で人形道祖神のスライドトークをやると、そのたびに発見があって面白いです。

(14:01)

2022年10月24日

birthday 昨日で46歳になりました。朝、娘に「おめでとう」と言われて目覚め、「俺、何歳になったんだっけ?」と妻に自分の年齢を尋ねて、46回目の誕生日だと分かりました。年齢を重ねるというのはこうゆうことなのでしょう。

 11、12月は小松クラフトスペース秋田人形道祖神プロジェクトの双方で怒涛のスケジュールになりそうです。まずは体調を崩さないよう気をつけながら、仕事を予定通りこなして年を越せるように頑張りたいと思います。

 先週の水曜日、マダム(母)が家で転倒し、右肩を痛打。病院へ行ったところ、骨折していることが判明しました。処置は「自然治癒」しかないとのこと。しばらくは無理をさせられません。


 2Fギャラリー『群言堂と出西窯展』好評開催中です!出西窯の陶器を求めて遠方から来られるお客様も。入手困難というキャットボウルはまだ在庫がございますので、是非お早めに!10月29日まで(会期中無休)

(10:37)

2022年10月10日

aki4 10月7日から小松クラフトスペースでは『秋に寄す・前期』を開催しております。群言堂やASSOBOOの新作、そして当店では15年ぶりとなる出西窯の作品を楽しみにされていたお客様が初日からひっきりなしに来店されております。

 落ち着いた色合いが秋の深まりと共にしっとりと馴染む展示会になりました。ぜひご覧ください。

 『秋に寄す前期:群言堂と出西窯』は10月29日(土)まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース



 10月8日は能代市で講演会でした。地元の人形道祖神「ショウキサマ」と来訪神「ナゴメハギ」についてたっぷりお話させてもらいました。道祖神のネタは数えきれないくらいやってきましたが、来訪神ははじめてかも。2019年の大みそかに取材させていただいた時のことを思い出しながら、ご紹介しました。主催の「おもしろ塾」の皆さま、ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました!
 夜は久しぶりに落語を聞きに柳家喬太郎さんの独演会へ。一流の噺家の話芸に圧倒されました。真似しようとしても真似できるわけではありませんが、大いに刺激を受けました。

(13:38)

2022年10月03日

aomori 10月2日は久々の定休日ということで、家族で青森市へ。青森県立美術館の『ミナペルホネン・つづく展』から、お昼を挟んで「北のまほろば歴史館」(青森市の歴史民俗資料館)、そして三内丸山遺跡、という行程でした。

 帰ってから芭瑠に「どこが一番面白かった?」と聞くと、「まほろば歴史館」。クイズに答えながら展示を見ていくのが楽しかったようです。パパは三内丸山でこの日まで開催されていた『北海道・北東北のJOMON展』、ママとおばあちゃんは同じく最終日だったミナの展示と、それぞれお目当ての展示を見ることができた、秋の休日でした。

inoki 物心ついた頃からスーパースターだった「燃える闘魂」アントニオ猪木さんがお亡くなりに。はじめて生で試合を観戦したのは5歳の時でした(1982年、大館市民体育館)。アンドレ・ザ・ジャイアントの巨体をボディスラムで叩きつけた衝撃は今も忘れられません。こちらはその時に撮った写真。会場で買った子供用の猪木Tシャツも捨てずに取っております。
 熱狂、興奮、そして沢山の話のネタをありがとうございました。



今年7月に続き、秋田県能代市でのトークイベントが決まりました。
前回は人形道祖神・ショウキサマに関するお話だけでしたが、今回は来訪神行事・ナゴメハギや小正月の塞ノ神行事のこともご紹介します。ほぼ、ご当地ネタで縛った「能代限定」バージョンです。
ご都合がよろしければ是非ご参加ください♪
市民おもしろ塾『能代の人形道祖神・来訪神の面白さ』
時間:13:30〜15:30
会場:能代市文化会館2階第一練習室
会費:会員200円、非会員300円。ご予約、お問い合わせはおもしろ塾事務局まで。


gungen 10月7日(金)からは『秋に寄す前期:群言等と出西窯展』が小松クラフトスペースにて開催されます。群言堂の新作展にあわせ、民芸陶器を代表する出西窯の作品が15年ぶりに登場!ぜひご期待ください。(10月29日まで、会期中無休)

(11:11)

2022年09月26日

moriyoshi2 昨日は娘の芭瑠と二人で北秋田市の森吉山へ行ってきました。山麓は人形道祖神の取材で何度も訪れていますが、山の上に登るのは恥ずかしながら今回が初めて。山登りと言っても、山頂近くまでゴンドラで行けるので軽いトレッキングです。


moriyoshi この日は天気がよくゴンドラも無料とあって、山は登山客で大賑わいでした。森吉山の御神体・冠岩を初めて参拝しましたが、その迫力に圧倒されました。これを拝見するだけでも、ここまで来る価値がありました。違う季節にまた来てみたい。この山に2回登った菅江真澄の気持ちが分かるような気がします。



 秋田魁新報電子版「夏の風物詩・鹿島流しを訪ねる」最終回は高さ約60センチのミニマムな鹿島様が橋の上に立つ石塚集落。周囲の村々で鹿島流しの伝統が消えていく中、唯一毎年続けられている理由とは?子供たちの大「カシマコール」が響く、熱気に溢れる祭りを紹介しました。

 『村を守る不思議な神様・永久保存版』(KADOKAWA)が刊行されてから早一年。発売当初は人形道祖神を追いかけてきた4年間の集大成だと思っていましたが、さらに取材を重ねるうちにやりたいことが次々と出てきました。少し時間をかけて形にしたいです。



(16:40)

2022年09月19日

nagauta 9月18日、当店2Fギャラリーにて『長唄で聴く吉原』を開催しました。当日は秋田市内各地でイベントラッシュ。最近になってその事実を知り「なんていう日にイベントをあててしまったのか」と頭を抱えていましたが、蓋を開けてみれば午前と午後の部共にほぼ満席となる大盛況。本当にありがとうございました。

 これまで遊廓にまつわるトークイベントは何度もやってきましたが、今回は特に素晴らしかったです。江戸時代の吉原遊廓の様子が、渡辺麻子先生の唄と三味線によって鮮やかに目に浮かぶようでした。着物、古典芸能、花柳界、歴史がすべて詰まった「こうゆうのをやりたかった!」イベントでした。「長唄で聴く吉原」はまだまだ発展させてみたい企画です。

IMG_2898 『絞りと更紗展』は2週目に入りました。新たにブロックプリントの雑貨などが入荷。より見応えのある展示になりました。奥会津の籠も人気です。一階では衣料品のセールも開催中。会期は10月1日(土)まで(会期中無休)

小松クラフトスペース



 秋田魁新報電子版で連載中の「鹿島流しを訪ねる」も全7回のうち6回まで終了。最新版はかつて雄物川の舟運で賑わった大仙市大保の鹿島行事です。


(13:59)

2022年09月15日

sibori11 昨日から『絞りと更紗展』がスタートしました。毎年、この時期は和服を中心とした展示を行っていますが、今年は着物だけでなく世界の布から、工芸まで盛りだくさん。本日は更紗の生地を使った雑貨も入荷。見ごたえのある展示となりました。


sibori8 これまで「更紗」は何度も企画しましたが、「絞り」に焦点をあてるのは、はじめてかもしれません。これまで世界で集めた絞り布は今回の見どころの一つ。アンティークのターバン(インド)、苗族の藍染(中国)、ディダ族のラフィア布(コートジボアール)など、そしてウィンドーには明治時代の藍染絞りの仕事着を展示。もちろん京鹿の子のお着物の逸品も。和装だけでなく染色工芸全般にご興味がある方なら絶対にお勧めの企画展です。

sibori9 18日(日)に開催される「長唄で聴く吉原」は午前の部が残席僅かとなりました。現在、合間にお話させていただくスライドトークの原稿を作成中。「絞りと更紗」が生み出したファッション革命、その発信源となった「吉原遊廓」のお話をさせていただきます。


sibori2 1Fでは群言堂やDenirなど人気アパレルブランドの衣料品、薄物ショールのセールも開催中。『絞りと更紗展』は10月1日(土)まで。ぜひご覧下さい。

 小松クラフトスペース

(15:29)

2022年09月12日

吉原

 9月14日から小松クラフトスペースでは『絞りと更紗展』がスタート。この展示会に併せて、長唄三味線方・渡辺麻子さんの演奏会を9月18日(日)開催いたします。

 今回のテーマは「吉原遊廓」。長唄には吉原を題材にした演目がいくつもあります。渡辺先生の粋な演奏で、江戸の紅灯の世界へご案内します。

 合間には「色街発!江戸の着物ファッション」と題した私のスライドトークも。江戸時代の絵画資料から、遊廓、花街の女性たちのファッションや、「遊び」の変遷についてご覧いただきます。
渡辺先生の演奏会は今回で2回目。前回は午前の部、午後の部共に満員御礼でした。

 是非お早めにご予約ください!

 特別企画『長唄で聴く吉原』
 2022年9月18日(日) 午前の部11:00〜/午後の部 13:30〜
 参加費 1,000円
 会場:小松クラフトスペース2Fギャラリー
 入替制/要予約(ご予約はメール、またはお電話018-837-1118にて)
 ※公演中はマスクの着用をお願いいたします

出演:東音 渡辺麻子
長唄三味線方。東京芸術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻卒業。在学中「浄観賞」を受賞。
演奏会、舞踊会などで数々の舞台に出演、また「麻の音会」を主宰し後進の指導にも力を注ぐ。
東音石川賀要子師、故東音浅見文子師に師事。(一社)長唄東音会、(一社)長唄協会 同人。
「江戸の悪所」と呼ばれながら、さまざまな文化の発信地でもあった吉原遊廓。光と影の世界から生まれた粋な調べをお楽しみください。



 秋田魁新報電子版『鹿島流しを訪ねる』第5回は7月第3日曜に開催された横手市藤巻、平柳です。この日は大仙市から湯沢市にかけて、鹿島行事が一年のうち最も多く開催されます。横手の高校三年生・多賀糸君、消しゴムハンコ作家のジャンボさんという「3度の飯よりカシマサマ」が大好きな3人で何カ所も周りました。朝6時に家を出て、夜10時に帰宅。時々ダッシュで追いかけたり、川に入ったり、山に登ったり、たくさんの方にインタビューしたり、かなり疲れましたが充実した取材でした。

(11:00)

2022年09月02日

 日経ビジネス電子版に掲載されている辺境ノンフィクション作家・高野秀行さんのインタビュー記事。改めて読んでみて、共感することが多いです。
辺境の地になった日本・生き残る道は世界の“古都”

mong 私も高野さんほどではないですが、20代前半から、東南アジアのカンボジア、ラオスから始まり、インドやアフリカなど、いわゆる「辺境」のイメージで語られる地域を旅してきました。2000年代までは、まだ日本円が強かったせいもあり、どこへ行っても物価が安く、お金が減らない。そして、民族衣装を着た山岳民族の女性たちが昔ながらの市場で野菜を売っていたりして、インタビュー記事にもあるように「昔の日本に来たようなノスタルジー」を感じたものです(実際の昔の日本は映像や写真の中でしか知らないのですが…)

 旅に夢中になった私は、「好きなだけ海外へ出かけられる仕事」に就きたいと思い、それならば実家の商売を継ぐのが一番だということで、三代目になりました。世界各地で様々な工芸品、そして手仕事の伝統を担う人々と出会ったことは、自分にとって大きな財産です。

 詳しくは「旅の記憶」にて。

 当時、海外在住の日本人で「日本のパスポートは水戸黄門の印籠ばりの力がある」とおっしゃった方がいました。外国人に信頼されるという意味のようですが、お金持ちというのが最大の理由でしょう。なんといっても円が強かったので、日本人の年金受給者が海外に住んでいるケースも多く、若い女性に身の回りの世話をしてもらっている高齢の男性もいました。その後どうされたでしょうか。

 しかし、2010年頃から状況は大きく様変わりしました。きっかけの一つはこのインタビュー記事にもある通り世界的な携帯電話とインターネットの普及です。当初は、海外から実家へ連絡するのは一苦労でしたが、あらゆる場所でWi−Fiが整備されたおかげで、スマホ1台あれば通信に不便することが無くなりました。かつての首狩り族の村へ行ったら、髑髏をたくさん納めてあるお社の中に、村全体に届くWi−Fiルーターがあったこともありました。

9 旅は格段にしやすくなりましたが、その頃から、アジア各国と日本との経済格差が急激に狭まり、とにかく滞在先でお金がかかる。同時に田舎へ行ってもノスタルジックな光景は見られなくなり、観光地としてお膳立てされた場所だけが目に付くようになりました。

 先日、自分の過去のブログを読んでいたら、2012年7月にタイのモン族の村に行った記事の中で「この村に比べたら秋田県のこういった地域の方が、はるかにアジアの秘境」と書いていました(こちら)。「こういった地域」のリンク先がもうなくなっていますが、上小阿仁村のウェブサイトです。これを書いたのは10年前なので、その後の経済の流れを見ると、今はより広範囲で「アジアの秘境化」が進んでいるのではないかと思います。

mask1 旅への情熱が失いかけてきたころ、新たに興味を抱いたのは自分が生まれ育った秋田の文化です。県内の遊廓跡を訪ね歩く中で、今は無き産業で賑わった各地域の歴史に夢中になりました。人形道祖神などの民間信仰の取材では、アフリカでいくら探し回ってもたどり着けなかった「根源的なまじない」が、多くの場所で今も生きていることに衝撃を受けました。高野さんの言う「失われた原風景」に溢れているのが、私の住んでいる秋田です。

 「世界の辺境」となった今、秋田県はその価値を押し高めていく方法を模索するしかない。20代の頃の私のように、世界中から辺境に憧れて旅する人々がカシマサマを見に来るような土壌を作っていくこと。それが秋田人形道祖神プロジェクトの目標の一つです。

(13:12)

2022年08月29日

glass 今年の秋田は雨が多かったせいか、猛暑の日が少なく、すでに秋の気配を感じられるようになりました。現在、2階ギャラリーでは『奈良平宣子、西村由美二人展』が好評開催中。展示しているテキスタイルやガラスの作品がより味わい深く目に映ります。



 先週、25〜27日まで、奈良平宜子先生が在廊されました。作品制作のお話しなど、聞くたびに驚かされることばかり。先生の作品をお買い求めいただいたお客様にもたくさんお越しいただきました。

 『奈良平宣子、西村由美二人展』は9月3日(土)まで(会期中無休)。ぜひお越しください。

 小松クラフトスペース




 秋田魁新報電子版の私のコラム『新あきたよもやま』では「鹿島流しを訪ねる」を連載中(毎週土曜日更新)。こちらも是非ご覧ください。

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