2022年05月14日

hikobe 本日掲載の河北新報「座標」を担当しました。300年以上続く酒蔵と500年以上続く朝市のある五城目町。福禄寿酒造の渡邉康衛さんのインタビューを元に、時代の変化に対応しながら、持続可能な道を探る町の魅力について書きました。写真は3月に取材を兼ねて家族で蔵元直営のカフェ「HIKOBE」に伺った時の様子です。

 五城目は私の「郷土史研究」にとって、大きなきっかけを与えてくれた町です。まず、処女作となった『秋田県の遊廓跡を歩く』(カストリ出版)では、五城目の色街での取材が奇跡的な出会いだったことから一番多く字数を割きました。そして秋田魁新報電子版『新あきたよもやま』がスタートして間もなく連載したのが、五城目の農村を記録した畠山鶴松翁の話。このレポートを元に講演したアートイベント「Akibi+」で、はじめて宮原葉月さんとお会いし、秋田人形道祖神プロジェクトが始動しました。古くからあちこちから人やモノがあつまる場所だったこの町には、今も人を引き付けるパワーがあるのかもしれません。

 「座標」の連載は残すところあと一回となりました。書く内容はほぼ決まっております。掲載は6月14日の予定です。

gungendo1 現在当店では『群言堂春夏展』が好評開催中。毎日着たくなるシンプルスタイル、春から夏まで着回しが広がる新作コレクションをどうぞお楽しみください。会期は5月28日まで(会期中無休)。

小松クラフトスペース


(12:10)

2022年05月08日


 GWの5月3、4の両日は仙北市・あきた芸術村で開催された「手創る市」に家族で出店しました。当店のお客様はもちろん、道祖神取材でお世話になっている方、数年ぶりにお会いした方など、たくさんの皆さんとお話でき、楽しい二日間でした。子供向けのワークショップには芭瑠も参加。大人から子供まで楽しめるイベントを開催していただいたわらび座さん、ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました!

gungendo5 6日からは当店で『群言堂春夏展』がスタート。この季節にピッタリの爽やかな新作アイテムが揃いました。先月に引き続き、「人形展」と「かご展」も同時開催しております。ぜひお立ち寄りください♪

 『群言堂春夏展』は5月28日(土)まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース

(13:48)

2022年04月27日

gungendo5 5月3、4の2日間は仙北市・あきた芸術村で開催される「手創る市」に参加いたします。店外催事に出店するのは2019年の同イベント以来、3年ぶり。当店で取り扱いしている工芸雑貨、秋田人形道祖神プロジェクトのオリジナルグッズを展示販売いたします。ゴールデンウィークは是非あきた芸術村へお越しください♪



現在開催中の『暮らしの民藝展』、『世界の人形展』は4月30日(土)まで。こちらもどうぞお見逃しなく。
小松クラフトスペース

(11:58)

2022年04月10日

mingei5 新学期が始まり、芭瑠は小学校2年生になりました。ワクチンも実家、家族共にコンプリート。そこそこ副反応があったのは私だけで、3回目を打った翌日、TVで大相撲の千秋楽を観ていて優勝決定戦の直後に38.6℃の熱を出しました。昨夜のゴロフキンVS村田諒太戦も熱かったです。
 コロナ禍、戦争、物価高と暗いニュースが続く中、最近は素朴な民具や信仰のかたちに心が惹かれます。衣食住にまつわるアイテムで手仕事の温もりが伝わる作品を集めた企画展を現在当店で開催中です。
mingei7 服飾作家のasobooさんは岩手、きおりCHICKAさんは青森で活動している作家さん、花背WARAさんは秋田人形道祖神プロジェクトの活動を通じて知り合いました。最近集めた世界各地の工芸や雑貨も展示。道祖神関係の参考資料とオリジナル商品を世界各地の人形と共に展示する『世界の人形展』も同時開催しております。

mingei8 昨日来店されたお客様は「最近気持ちが落ち込むニュースが多いから、とてもいい気晴らしになった」とおっしゃられました。こんな時代だからこそ、心が安らぐアートやクラフトが必要とされているのかもしれません。

 『暮らしの中の民藝』は小松クラフトスペースで4月30日(土)まで(会期中無休)。ぜひ足をお運びください。



(11:33)

2022年04月07日

北支 秋田ケーブルテレビさんが制作し、先月放映された『戦場の秋田美人』。昭和14年、秋田県の要請を受けて川反芸者8名が郷土部隊の慰問のため中国を訪れた『北支の旅』を取り上げたドキュメンタリーです。若勇さんをはじめ、秋田川反芸妓連の皆さまも出演。私も解説(?)で少し登場いたします。

 とても内容の濃い見ごたえのある作品でした。秋田ケーブルテレビ総合チャンネルで再放送が4月10日午後8時からありますので、ご視聴可能な方はぜひチェックしてください。



現在、YouTubeで一部ご覧になれます。

 『北支の旅』については昨年、秋田魁新報電子版「新あきたよもやま」で連載した『秋田美人誕生』の中でも取り上げました(会員限定記事です)→こちら

 また河北新報で月一担当している「座標」では、先月芸者になったおとはさんと令和の秋田川反花柳界について書きました。掲載は4月12日(火)の予定です。



 春うららということで、店の展示替えの真っ最中です。なかなか海外へ出かけられない状況が続く中、少しでも外国の気分を味わえるようにと1Fの一部はアジアンテイストにしてみました。

mingei1 4月8日からは2Fギャラリーで『暮らしの中の民藝展』が始まります(4月30日まで)。手仕事の美しさと温もりが 伝わる洋服や工芸品を集めました。秋田人形道祖神プロジェクトによる企画展『世界の人形展』も同時開催。ぜひお楽しみに♪

小松クラフトスペース

(10:35)

2022年04月01日

ikat いよいよ4月になりました。『絣IKAT展』、『日本と世界のかご展』は明日4月2日(土)まで。ショーウィンドーには、バリ島のテンガナン(トゥガナン)村で作られている絣布「グリンシン」を飾ってみました。

 これは経緯絣という高度の技術を駆使して作られた布。赤、黒、白の色はヒンドゥー教の3神を表しているとされています。15年くらい前、実際織っているところを見に行きましたが、一本一本糸を鳥の骨で調整するなど、完成までにとんでもない時間と手間をかけていることがよくわかりました。

ikat2 グリンシンとは「病気無し」という意味で、厄除けの役割を持っています。コロナ禍の早期収束を願う今だからこそ、その力にあやかりたいものです。

 テンガナン村はバリ島の中ではもっとも古い民俗といわれるバリ・アガ族の村で、村内婚の風習や独特の信仰が残っています。私たちが「人形道祖神の聖地」と呼んでいる大館市山田集落と共通点があることについて、先月の河北新報の連載「座標」で書きました。かつて頻繁に旅していたアジアと目下取材している地元の秋田県が色々な部分で繋がります。

小松クラフトスペース


(13:33)

2022年03月14日

ikat2 本日から3月の企画展『絣IKAT展』と『日本と世界のかご展』が2Fギャラリーで始まりました。
 かつてご隠居こと小松正雄が足繁くインドネシアに通い集めた絣布「イカット」をメインに、絣織物とインドネシアの工芸、そして籠工芸を一堂に展示しました。

ikat3 ご隠居がイカット収集に夢中になっていた当時、「そんなに買ってきてどうするの?」と家族全員眉間にしわを寄せていましたが、改めて見てみると、現代の工芸品にはない味わい深さを感じます。特に男女一対の祖霊神をモチーフにしたイカットにはどこか人形道祖神を思わせるものもあり、見るたびに今まで気づかなかった発見が多いです。
 今回はご隠居がインドネシアの人物や風景を描いた絵画も3点参考出品。久々に「たそがれ見聞録」の世界が満載の展示会になりました。

ikat4 絣(かすり)とは、織物に模様を表すための技法の一つ。 布を織るための糸を染める前に糸を括ることによって染め分けし、模様を浮き立たたせる織り込みをしていく技法です。インドが発祥と言われ、アジア各地から南米まで広く伝えられています。
 絣の英語名IKAT(イカット)はインドネシアの絣織 物の名称が由来です。イカットとはインドネシア語で「結ぶ、縛る」という意味ですが、「絣」を意味する言葉として世界的に使われています。

 インドネシアの広範な地域に渡りイカットは織られ、中でもバリ島の東に位置する、ヌサ・トゥンガラ諸島の東部の島々では、今でも木綿の絣布がシンプルな腰機で盛んに織られています。そこでは各地域、各島、各民族ごとに特色のある織物を見ることができます。

ikat5 『絣IKAT展』と『日本と世界のかご展』は4月2日(土)まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース

(13:53)

2022年03月04日

hina 緊迫する世界情勢、収まらないコロナ禍と暗いニュースが日々飛び込んでくるこの頃ですが、わが家では昨日「割烹かめ清」さんの三段重を囲んで娘の雛祭り。美味しいお料理とお酒で楽しくお祝いしました。こんな平和な日がずっと続くことを願わずにはいられません。



 先日秋田ケーブルテレビの生中継でギター演奏を披露したご隠居(残念ながらその模様はYouTubeにUPされませんでした)なんと極度の緊張で半日寝込むという事態に。「これ以上は命に関わるからテレビ出演はやめさせて」とマダム(母)。見かけによらず「ガラスの70代」です。



 現在、小松クラフトスペース2Fギャラリーで開催中の『本間幸夫漆芸展』と『縄文の手仕事展』は明日3月5日(土)まで。日本の漆工芸の粋を集めた本間先生の作品、そして縄文時代から現在に伝えられる工芸の数々。ぜひご覧ください。雛人形も飾っております。

(12:04)

2022年02月17日

shinanoki 現在開催中の『本間幸夫漆芸展』会場入口正面に飾られているのはシナノキの木皮花器。樹皮を使った漆芸を数多く発表されている本間先生の作品の中でもひときわ目を引く大作です。



shinanoki2 現在の長野県にあたる「信濃」の語源となったとされるシナノキ。この樹皮からとれる繊維は古くから衣服や紐の原料として使われてきました。ちなみに当店は80年代「古代布商處(こだいふあきないどころ)」という名称で、シナノキの繊維を糸にして織った「科布(しなふ)」をメインに扱っていた時期がありました。(詳しくは当店のあゆみをご覧下さい)

 私個人もシナノキには思い入れがあります。小学4年生の時、古代布と考古学に感化され、夏の自由研究で山から採ってきたシナノキの皮から縄文時代の縄と土器文様(縄文原体)を復元しました(今さらながら、なかなかマニアックなテーマに取り組んだなと思います)。その作文が読売新聞社主催のコンクールで入選し、自分で書いた文章がはじめて本に収録されました。

shinanoki3 シナノキとの久々の邂逅は一昨年、秋田人形道祖神プロジェクトとしてにかほ市石名坂の来訪神行事・アマノハギを取材した時のこと。アマノハギが身に纏っているケラがなんとシナノキの皮を編んだものでした。この行事については昨年刊行した『村を守る不思議な神様・永久保存版』(KADOKAWA)の中でも紹介しております。

 縄文時代から人々が生活の中で利用してきたシナノキ。古代布、縄文、来訪神と、この素材にまつわる思い出は尽きません。

honma8 今回の『本間幸夫展』ではシナノキの樹皮で制作した作品が来る、ということもあり、久しぶりに「科布」も取り揃えました。当店にとってはまさに原点回帰、ぴったりの組み合わせになったと思います!

 『本間幸夫漆芸展』、『縄文の手仕事展』は3月5日(土)まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース


(16:51)

2022年02月12日

honma4 国産の漆にこだわり、漆の精製から木地づくり、塗りと一貫して制作されている漆工芸家・本間幸夫さんの作品展が2月11日から始まりました。約3年ぶりとなる今回の展示会では『縄文の手仕事展』を同時開催。たぐいなき本間先生の漆と木の仕事をはじめ、縄文の技を受け継ぐ日本の工芸品を一堂にご覧いただける展示会になりました。


honma7 日本列島で漆の使用が始まったのは1万年以上前。今から約6000年前の縄文時代前期からは漆工芸が本格的に作られるようになり、漆がふんだんに使われた土器や木製品、籠製品などが出土しています。

 縄文人はカラムシの繊維やシナノキの樹皮を糸にして編まれた布を衣服にしていたと思われます。秋田県五城目町中山遺跡などからは漆が付着した布が見つかっており、これらは現在も漆を精製する際に欠かせない「漆濾し」の際に使われていたようです。
 また樹皮や山ぶどうなどで編まれた籠も使用されていました。

honma5 会場では実物の縄文土器や石器も参考出品。本間幸夫さんの漆工芸、そして奥会津の編組品、カラムシやシナノキの布など、数千年の歴史をもつ手仕事の数々をぜひご覧ください。

 『本間幸夫漆芸展』、『縄文の手仕事展』は3月5日(土)まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース



月イチ連載はあっという間に順番が回ってきます。今回の「座標」は先月取材したにかほ市の「嫁つつき」について書きました。偶然にも本日の河北紙は伝統行事の記事が満載で、タイムリーな内容になったと思います。

(14:42)

2022年01月27日

hatsu11 2月初旬から小松クラフトスペースでは漆芸作家・本間幸夫先生の作品展と「縄文」をテーマにした展示を企画していましたが、この度のオミクロン株大流行を受けまして、一週間ほど延期いたしました。なんとか来月にはピークアウトしてほしいものです。
 
 2週間ほど期間が空きましたので、2Fギャラリーではインドの刺繍をテーマに展示してみました。久々に登場したミラー刺繍のタペストリーがめちゃくちゃカッコいい!想像以上に見ごたえのある展示になりました。2月5日まで(会期中日曜定休)


hatsu16 1Fでは群言堂やDenirなど、人気アパレルブランドの春物衣料がいち早く登場!Kuri Botellaのタイツやソックスも。コロナ禍と大雪でなかなか出かけにくい昨今ですが、お近くにお越しの際には是非足をお運びください。



 先週1月22日に大館市山田で開催した講演会の様子が本日の秋田魁新報で紹介されました。
 山田集落は私たち、秋田人形道祖神プロジェクトが「人形道祖神の聖地」と呼んでいる特別な場所。それは「1集落に16体」という圧倒的な道祖神の数もありますが、奇祭とも言われる「ジンジョ祭り」の中で「八皿の儀」、「戸窓ふさぎ」といった菅江真澄の文献にも出てくる古い「まじない」が行われているのも特筆すべきことです。

 そんな聖地での講演会は、大学や博物館でお話しするよりも緊張しました💦貴重な文化を守ってこられた山田の皆さんに「面白かった」、「勇気づけられた」と言っていただけたのは何よりも嬉しかったです。

 記事は秋田魁電子版でもご覧いただけます☞こちら



(15:48)

2022年01月20日

edo 昨年に続いて雪の多い冬となりました。毎朝開店前の雪かきが日課になっておりますが、今朝は見事なくらいのパウダースノー。こんな雪の上をスキーで滑ったら気持ちいいだろうな、と思いながらひと汗かきました。
 
 1月16日、当店2Fギャラリーで東音・渡辺麻子さんによる長唄三味線の演奏会『江戸の粋を唄う』を開催いたしました。店内で演奏会やトークイベントを開催するのはコロナ禍になってから初めてです。感染防止のため席数を限定したこともあり、午前の部、午後の部ともに予約で一杯になりました。

 間近で聴く長唄と三味線の音色はスゴいの一言!会場に展示されている江戸小紋の展示にぴったりです。お客様からは「あっという間に一時間が過ぎた」、「もっと聴きたい」という声を多数いただきました。渡辺先生には是非また当店でのイベントにご出演いただけたらと思っております。 




 小松クラフトスペースで開催中の『竺仙のお正月』『吉例初市』は1月22日(土)まで。是非お早めにお越しください。




 1月22日は大館市山田集落にてスライドトークショー「ジンジョサマとカシマサマ〜あきた人形道祖神めぐり」を開催いたします。大館市では初めての講演会、楽しみです♪

会期:2022年1月22日(土)午後1時〜午後3時
会場:交流サロン「カフェAcco」 秋田県大館市山田寺下56−1
ご予約・お問い合わせ:0186−57−8355(Store たんひ)
※新型コロナウィルス感染防止のためご来場の際はマスクの着用をお願いいたします。



(12:28)

2022年01月06日

hatsu7 昨年に続き、雪が降り積もる中での年明けとなった令和4年。1月4日から新年最初の催事『竺仙のお正月』、『吉例初市』がスタートいたしました。今年は江戸の粋を今に伝える日本橋・竺仙の江戸小紋や風呂敷、手ぬぐい、そして年に一度の割引セール『初市』を同時開催しております。


hatsu5 竺仙といえば夏の浴衣のイメージが強いのですが、江戸小紋を制作している老舗でもあります。今回は伝統工芸の逸品も特別価格でご提供。これぞ「日本の文様」という染色工芸をお楽しみください。




hatsu6 『初市』は通常価格から20〜50%OFFの割引セール。洋服(群言堂、Lino e Lina、PRSTINE、他)、雑貨、アンティークなどを出品しました。この機会にぜひお求めください。

『竺仙のお正月』、『吉例初市』は1月22日まで(会期中無休)

小松クラフトスペース


270011844_7167779986596187_5166671979316417219_n 1月16日には長唄三味線の渡辺麻子先生による『江戸の粋を唄う』。当店では久々となる音楽会。午後の部は満席となり、現在、午前の部のみご案内できます。是非お早めにお申し込みください。

2022年1月16日(日)
小松クラフトスペース2Fギャラリー
・午前の部 11:00〜12:00
・午後の部 (満席となりました)
各回入替 料金:1,000円
出演:東音 渡辺麻子(長唄三味線方)
東京芸術大学音楽学部邦楽科長唄三味線専攻卒業。
在学中「浄観賞」を受賞。 演奏会、舞踊会などで数々の舞台に出演、また「麻の音会」を主宰し後進の指導にも力を注ぐ。 東音石川賀要子師、故東音浅見文子師に師事。
(一社)長唄東音会、(一社)長唄協会 同人。
現在、秋田市在住。
※店主とのクロストークも予定。
※ご参加の際はマスクの着用をお願いいたします。
※新型コロナウィルス感染防止のため、席数を減らしております。ご予約はお早めに。
※ご予約はお電話018-837-1118 まで
※新型コロナが感染拡大した場合、中止する可能性もありますのでご了承ください。



新年からお着物で店に出ております。今月はギャラリーオーナーでも郷土史研究家でもなく、呉服屋の三代目として着物を着る機会を増やそうと思います。



昨日は川反芸妓連の皆さまがご来店されました!晴れのお着物姿が新年を寿ぎます♪

(16:41)

2022年01月01日

干支3 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 昨年も収まる気配のないパンデミックの中、通常通り営業できたことは日頃支えていただいている皆様のおかげです。今年こそはコロナ禍以降、自粛していたトークイベントやワークショップも状況を見ながら開催してみたいと思っております。まずは第一弾となる音楽会を1月16日に。詳しくはウェブサイトにて。

 年末年始は1月3日までお休みさせていただきます。

 秋田人形道祖神プロジェクトは昨年『村を守る不思議な神様・永久保存版』(KADOKAWA)の刊行、京都、福島、宮城でのトークイベントや展示と充実した一年でした。また秋田魁新報電子版で数年来あたためていた川反花柳界史『秋田美人誕生』を10回にわたり連載できたことも達成感のある仕事でした。こうした「郷土史研究」活動も並行して(というかメインで?)今年もやっていきます。早く取材に行きたい♪

 大晦日、家族で見ている紅白歌合戦に知らないミュージシャンが多数出てくる中、娘から情報を教えてもらうようになりました。こうやって父親はオヤジになっていくんだな…。

(23:01)

2021年12月18日

xmas クリスマスまであと1週間。秋田市内は一面雪景色になりました。今年はホワイトクリスマスになるでしょうか。

 小松クラフトスペースで開催中の『おうちで楽しむ冬の暮らし展』ではプレゼントにピッタリな雑貨も揃えております。12月25日(土)まで(会期中無休)


ishinomaki 11日は秋田人形道祖神プロジェクトのトークイベントのため一家3人で石巻市へ行ってきました。石巻は2014年に訪れた時とは全く変わっていました。原画展とブックフェアが開催される「まちの本棚」、トークイベント会場の「旧観慶丸商店」のあたりは当時まだ震災の爪痕が残っていましたが、今は歩いて楽しめる町に。再生したどこかレトロな街並みと、人形道祖神の世界がぴったりと合い、とても魅力的な企画になったと思います。

 芭瑠ちゃんも久しぶりに宮原さんと会うことができて、とても楽しい小旅行になりました。





(10:39)

2021年12月06日

win5 早いもので12月です。秋田の人形道祖神の行事で一年の最後に行われるのは大館市・山田のジンジョ祭り。旧暦10月末日の前日に開催され、今年は12月2日でした。「ジンジョが終われば冬になる」と言われていますが、まさに週末から本格的な寒さになりました。

 小松クラフトスペースでは2021年の締めくくりとなる展示会『おうちで楽しむ冬の暮らし展』を開催中です。カシミアのニットウェア、北欧の雑貨、タイツや手袋など冬を彩る洋服や雑貨を揃えました。


win4 カシミアのアイテムはもちろん、本格的に出展されるのは久々となるRocojuliさんやASSOBOOさんの洋服、Kuri Botellaさんのタイツなど、楽しみにされていたお客様に足を運んでいただいております。おうち時間はもちろん、お出掛けにもぴったりな、冬のおしゃれを是非お楽しみください。

 『おうちで楽しむ冬の暮らし展』は12月25日(土)まで(会期中無休)

win8 店舗1階では神奈川県平塚市の荒井だるま屋の「干支だるま」、花背WARAの「ちょろけん」など、新しい年を迎える季節にぴったりの工芸品が登場。ウズベキスタンの刺繍布・スザニをはじめ、キリムや陶器なども出展しております。




 秋田魁新報電子版で連載中の『秋田美人誕生』、第8回は「芸能」がテーマ。いよいよ残すところ、2回です。


(15:50)

2021年11月27日

 この秋から秋田人形道祖神プロジェクトは全国各地からお声をかけて頂いております。京都芸大、ジュンク堂池袋本店(ブックフェア)、福島県博と続いて、来月12月12日からは宮城県石巻市にある「まちの本棚」様で原画展とWSがスタート。11日にはオープニングイベントとして南陀楼綾繁さんを交えた講演会も開催されます。




kato2 石巻は2014年に故・加藤九祚先生の講演会を聞きに一度行ったきり。久しぶりに当時のブログを見ました。

 夜飲みながら聞いた中央アジアでの発掘調査やシベリア抑留の時の話、そして私の背中を押してくれた「人のやらないことをやる」という言葉、加藤先生とお会いできたのは本当に貴重な経験だったと改めて思いました。

 そんな思い出深い町でイベントが出来るのはとても嬉しいです。トークイベントの会場は築90年の石巻市指定文化財・旧観慶丸商店。お近くにお越しになる機会があれば是非ご参加ください。

(17:39)

2021年11月13日

gunaw11 日暮れが早くなるたびに冬が近付いているのを感じるこの季節、2Fギャラリーでは群言堂秋冬展の後期「冬展」が今週から始まりました。群言堂の冬物新作をカシミヤのショールやタイツなどと共に出展しております。プリスティン、リーノエリーナの商品の他、12月の会に出展する北欧雑貨も一足早く、展示しておりますよ♪


gunaw8 1Fではシルクロードの工芸品、そして秋田人形道祖神プロジェクトの新刊発売フェアも好評開催中。服飾、雑貨、工芸品、道祖神、盛りだくさんのラインナップでお待ちしております。

 『群言堂冬展』は11月27日(土)まで(会期中無休)

 小松クラフトスペース






(17:13)

2021年10月23日

kazuhiko 本日で45歳になりました。四捨五入すると50です。電車やバスで席を譲られる日もそう遠くはないと思うこの頃です。

 コロナ禍で先行きの見えない時代ですが、おかげさまで様々な方面からお声をかけていただき、何かと忙しく過ごしております。
 来週から12月初旬にかけては講演会や取材がほぼ毎週入っております。「本業は大丈夫か?」とご心配の声もありますが、家族やお客様に支えられてなんとかやっております。本当にありがたいです🙇‍♂
 
IMG_7849 『村を守る不思議な神様・永久保存版』(KADOKAWA)も好評発売中です。なんと秋田県のベストセラーランキングで今週も3位に入っていたとか。

 近々、週刊誌や新聞に書評を掲載していただく予定です。まだお読みになっていない方は、私への誕生日プレゼントだと思って是非買ってください(笑) 全国の書店、もちろん小松クラフトスペースでも発売中です。




(11:15)

2021年10月18日

kawabata4 秋田魁新報電子版で担当させていただいてる連載「新あきたよもやま」。昨年の暮れからしばらくお休みしておりましたが、昨日10カ月ぶりに復帰しました。

 今回は『秋田美人誕生』と題して、「秋田美人」を広く世間に知らしめる原動力となった川反花柳界の歴史を振り返るコラム。なんと過去最長の10回シリーズの予定です。

 秋田美人誕生 舛呂犬泙蠅浪嵬界から



 川反芸者の歴史について取り上げた理由は大きく2つあります。

 まずは数年来、資料を集めていた秋田の花柳界についてまとめておきたいと思ったこと。最近私の「郷土史研究」は人形道祖神の調査と執筆がメインでしたが、そのかたわら秋田の花柳界に関する本や資料も収集したり、図書館で調べたりもしています。

 そんな資料を見ていると「おそらくほぼ知られていない事実」もいくつか浮かび上がってきます。川反について書かれた書籍はよく知られているところだと『あきたの灯・川反物語』(河北新報秋田総局)、『秋田県遊里史』(佐藤清一郎)など、秋田美人に関しては『秋田美人』(読売新聞秋田支局)、『秋田美人の謎』(新野直吉)など「沢山はないけど少なくもない」のですが、既刊では紹介されていない内容を中心に書いてみたいと思いました。

 近年、秋田美人や川反花柳界についてメディアから取材を受けることが何度かあり、それもこのテーマについて一度まとめておかなければと思ったきっかけでもあります。

 もう一つはこのタイミングで「秋田美人」の対する議論が今年ネットや魁紙でなされたこと。外見の良しあしだけで女性を色付けするのは当然間違っており、こうした議論がおこるのはとてもいいことです。そこで「秋田美人」という言葉について歴史的な観点から見直すことも必要なのではないか、と思いました。

 どうして「秋田美人」はこんなに有名なのか、いったい誰がこの言葉を広めたのか。そこには近代秋田の経済や文化におけるさまざまな事情が見え隠れします。それは現代の秋田が抱える問題にも通じているのです。ちなみに「秋田美人、もうやめない?」とほぼ同じ提案は昭和初期の段階で既に見られます。

 毎週日曜日に連載しますので、是非お読みください。

(15:01)