2005年05月

2005年05月29日

バリのアタ細工

ad68aecc.jpg毎年夏の催事に出品しているバリ島のアタ製品。ご存知の方も多いと思いますが、この産地はテンガナン(トゥガナン、テガナンとも)というバリの中でも古い伝統と独自の習慣を持つことで知られた村。毎年、この村を訪ねて仕入れに行っています。
アタというのは蔓科の植物で元々村の周りの原野に生い茂っていたもの(写真)。この蔓を編んで出来た製品を天日で干し、さらに窯のような部屋の中に入れて燻して出来上がりです。燻す期間はものによって異なりますが黒い色をしたものなどは1週間以上燻すそうです。
かつてはどこにでもあったというアタですが昨今のアタ製品の生産拡大とともに生育数が激減し、島の各地から集めてもまだ足りず、最近ではロンボクなど他の島からも「輸入」しているとか。こうした原料の枯渇は非常に心配なところです。
うちの店では10年くらい前から扱ってきましたが、編む技術やデザインは毎年向上しているような気がします。しかしだんだん生産過剰になっているのか、ここ数年は雑なものと上出来なものが二極化してきました。バッグなどはテンガナン村の信頼できる職人さんのところから仕入れしているので問題はありませんが、数量が多い雑貨となるとまさに玉石混合。そんな雑貨を選別している時のこと、うだるような暑さとあんまり不出来なものが多かったのでついついイライラし「なんでこんな下手なモノまで混ぜるんだ」とキツく言ったら、おばさんに逆ギレされてしまいました。彼女いわく「最近は若い人からお年寄りまでみんな作ってるんだから」とのこと。たしかに現金収入の少ない地域でこうした手工芸の仕事は貴重ですし、皆、一朝一夕で上達するわけがないから、未熟なものが混ざっていてもしょうがないことです。しかし手工芸はトレーニングを積んだ職人でこそお金が取れるもの。目先の収入より鍛錬の方が大事だよ・・なんて余計なお世話でしょうか(汗)。

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2005年05月27日

『夏着たる'05』準備中です

936a3655.jpg小松クラフトスペースのトップページにはUPしましたが、6月17日から『夏着たる'05』と題して、夏らしいゆかたやサマードレス、アジアン雑貨などを出品する会を開催いたします。ここ数年、この季節にはゆかたとインドネシアなどモンスーンアジアの工芸を紹介する会を開いてきましたが『夏着たる』という催事名は昨年に引き続き2回目。この題でしばらく恒例化しようと思っています。決してネタが尽きたとかという理由ではありませんのであしからず(^^;)

今年はジャワ島からオリジナルTシャツとバティック絣(変なネーミングですが後で詳しく説明します)のサマードレスを出品します。Tシャツはチャップ(銅板)と一部手描きを併せたろうけつ染めで、デザインは10種類ほど。華やかなものから渋めの柄まであります。「バティック絣」バティックの生地を一度全部糸を解し織りなおしたもので、糸を染めていないのに絣のような柄をもつ布素材です。この生地を使ってサマードレスを作りました。どちらも無くなり次第販売終了ですのでお見逃し無く。

写真はバリで撮ったバティックの布生地とアタ工芸です。工芸品や雑貨はベトナム、ラオス、タイ、インドなどからデザイン性や仕事の技を重視して集めました。後日HPの催事情報にも詳しく載せます。

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2005年05月24日

父子生活始まる

4a8b03a3.jpg今週は母親が旅行で留守のため、親父と父子生活。晩酌の時にストッパーがいないのは助かりますが、自分たちで食事を用意しなければならないのが、料理気のない男二人には少々荷が重いところ。しかし大学時代の一人暮らし時代、週のうち少なくとも半分は自炊していたという「昔取った杵柄」で久々に台所に立ってみました。作ってみたのが写真の料理。「鶏肉と野菜のカレー炒め」とオムレツです。見た目はなんとも不味そうですが、味はまあまあかな(一応親父には好評でした)。実はこの炒め料理、昨日今日と連ちゃんで作りました。微妙に具は変えましたが、レパートリーの少なさには呆れてしまいます(-。-;)。
昨晩はうちの犬たちがお世話になっているペットフードのお店リブ&げんきのスタッフ・希さんのピアノ演奏を聴きに山王のJazzバー『5Spot』へ。初めてでしたが素敵な演奏と落ち着いた店の雰囲気につられ、まったりと飲むことが出来ました。

kazukuti at 23:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)店主の日常 

2005年05月22日

久々の定休日

最近は催事をやっていない間の日曜でも家族の誰かしらが店を開けていることが多かったのですが、今日は父が出張中、母が旅行中で、私もなんだか疲れが溜まり気味。というわけで定休日どおり店を閉めさせてもらいました。今日来られたお客さん、本当にごめんなさいm(_ _)m。
天気が良かったので、午後から父を空港へ迎えがてら犬たちを連れてドッグカフェでお茶を、それから中央公園を散歩させてきました。なんだか初夏の陽気で気持ちよかったな。リフレッシュしたところで明日からまたがんばろう。

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2005年05月19日

無題

b5717d31.jpg最近はいろいろとやらなければいけない仕事&雑用にまったく追いついていない日々。それでいて夜は晩酌やらジムへ行ったりなどしているので溜まる一方。来月早々にはインドへの出張を予定しておりますが、その直前にパニクらないよう、今から片付けていかなければ・・。

HPにはまだ掲載しておりせんが現在開催中の常設展『日本の藍・世界の藍』を6月上旬まで開催することになりました。中国雲南省、貴州省の少数民族の布や工芸を追加出品しております(写真は現在展示中のヤオ族の古い木像)。すばらしい刺繍の古布が見所です。6月17日からは『夏着たる05'』と題し夏恒例の浴衣やアジアの雑貨などを集めた会を催します。お楽しみに。

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2005年05月12日

はじめに (&美郷町の催事をふりかえって)

586a75d6.jpg「小松クラフトスペース」の管理人です。ホームページのコンテンツの一部としてブログを始めてみることにしました。前々からやろうと思っていたのですが近頃掲示板が沈みがちになってきたのでこの際にブログに切り替えようと思い、ようやく重い腰を上げた次第です。ここではお店や商品のことから、私の日頃の生活や旅、趣味のことまで幅広く載せていく予定です。まだ試行段階ですが、時間をかけて徐々に形になっていけばいいかなと思っております。というわけで、まずはよろしくお願いします。

早いもので一週間がたちましたが、連休中は美郷町の「あんてぃーく&珈琲・山本」さんで『アジアン骨董と布仕事展』を開催しておりました。写真はその時の会場風景です(フラッシュを使わなかったので暗い写真になってしまいましたが)。古い蔵の二階にこれまで収集した世界各地のアンティークの工芸品や布、古布を使った服、小物など、1階の喫茶室にはアクセサリーを展示いたしました。期間は5日間と短かったのですが多くのお客様にご来場いただき、オーナーの池田さん親子からもたくさん協力していただいたお陰で、とてもいい会になったと思います。

個人的に蔵の雰囲気と一番マッチしていたと思うのがアフリカの樹皮布や木工品でした(アジアン骨董と名乗っておきながら何気にアフリカの工芸品も持っていってました)。「和」とは対照的な造形でありながらそれが自然に調和しているので、改めてアフリカ工芸のデザイン性の豊かさに惚れ直してしまいました。そんなこんなで日頃見慣れたものでも所変われば雰囲気も変わるんだなぁとつくづく感じさせられました。

催事中は私と父が会場に常駐していましたが、デカくて強面の男二人が天井の低い蔵の二階で「いらっしゃいませ〜」というのは、初めてお会いしたお客さんにはショックが大きかったのではないかと今更ながら心配しておりますf(^^;)。

kazukuti at 22:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0)イベント