2005年10月

2005年10月26日

加齢が気になる年頃か

359381e7.jpg23日で齢29歳になりました。ついに20代もあと一年!「30までは結婚する」などと公言していたのも今や昔。最近は「どうなの?」と聞かれると「35までは」と答えております(苦笑)。さて5年後には「40まで」とならなければよいが・・(写真はケーキに一本だけロウソクを立てて一応内輪で祝われているところです)。

『秋に寄す』も日曜日で終了し、現在2Fギャラリーでは企画展示『大地が染める布展』をやっております。実は『秋に寄す』から次の催事まで1ヶ月以上間があることから、それまで2Fでミニ催事をやろうといろいろ考えてみた末に思いついた企画です。実はこの他にもう一つ「これがいい」というのがあったんですが、それは夏の催事のテーマとして来年まで取っておくことにしました。それが何であるか今は内緒です(苦笑)。

企画展示とはいえ『大地が染める布展』はなかなか充実した展示になりました。大島紬の多くは今回の催事のために送っていただきました。そしてなんと、奄美大島から染料に使う泥と車輪梅液まで直送してもらいました。それを使って簡単なハンカチなどを染めるやり方も書いておきましたので、会場で是非トライしてみてください♪アフリカや南米の泥染も今回初出の品がたくさんありますので、ぜひご覧になっていただければ幸いです。特にペルーのシピーボ族が染めた泥染布はとても珍しいですよ。

もう間もなく今年最後の海外出張に出かけてまいります。渡航前はなんだか億劫に感じることがありますが、ここんとこの寒さから早く暑い所へ逃避したい一心で今回は非常に気持ちが乗り気です(^^)。いろいろと面白いものを見つけてきます。

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2005年10月16日

エチゼンクラゲを食す

629a990c.jpg『秋に寄す』後期がスタートしました。5年ぶりとなる石川典子さんの会とあって、初日はこの会を長く待たれていた沢山のお客様にお集まりいただきました。典子さんとご主人の藤田丈さんは16日もこちらにおりますので、木や古布にまつわるいろいろなお話を聞かせていただこうと思っています。

秋田のホットな情報を提供しているフリーペーパーAgさんから先日うちの親父とボン・ギンが取材を受け、その記事がついに掲載されました(Agさんのサイトでもご覧になれます)。相変わらずの親(犬)バカぶりです(^^;)。

中国料理『盛』さんで親方が「まだ試行段階」というエチゼンクラゲ料理を食べてきました。今年も日本海を荒らしまくったこの無用の長物をなんとか利用しようということで依頼されたのだそう。研究熱心な盛さんだけにうまく味付けされておりましたが、その本体のお味は・・
「無味無臭」
食感はゼリーのようでアロエの粘りと青臭さを無くした感じ。なにしろ98%水分なんだとか。
コラーゲン豊富そうなので肌にはいいかも。盛さんの手でこれからどんな料理になるのか、期待したいところです。



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2005年10月14日

ラーメン

8cdc1dcb.jpg昨日の夕方、家でちゃんぽんを食べながら夕刊を読んでいたら「世界最古の麺発見、中国、4000年前」の文字が。よく見るとドンブリみたいな土器の鉢にちゃんと入っている。ホントかな〜(??)。写真は中国の陶磁器の鉢。明末の民窯で焼かれたもののようです。ラーメンのドンブリには少々大きすぎるし、いったい何を入れたんだろうか。

中国の麺料理を言えば雲南省の昆明で「過橋米線」というツケ麺としゃぶしゃぶを合体させたような料理を食べたことがありましたが、これは何気に美味しくかなりハマリました。スープはトンコツみたいな味でしたが独特のコクがあり、ボリュームも満点。秋田にもこれを食べられるお店できないかな。

今日で『秋に寄す』前期が終了し、明日からは石川典子さんの古布を使った創作服の展示会が始まります。本間先生の漆器も一部2F奥のお茶室に展示いたします。お楽しみに。

これから展示替えがたいへんそうです(苦笑)。

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2005年10月11日

秋日和の一日

4938688b.jpg今月の下旬からはまた東南アジア方面の出張に出かけてきます。最近はテロだの地震だのと物騒な事件が多々ありますが、なんとか無事帰還できることを祈っております。

写真は現在開催中の『秋に寄す』に出品している本間幸夫作の片口とぐい呑み。家にも以前買い求めた本間先生の片口・ぐい呑みセットがあるんですが、このぐい呑みでお酒を飲むと陶器や磁器のお猪口にない口あたりのまろやかさがあって格別の飲み応えがあります。あんまり愛用しすぎると、まるっきり呑ん兵衛になるなと思い、最近少し控えめにしてたんですが、この会が始まってそのことをお客さんに話すと、ホント涎が垂れそうなくらいこの器で飲みたくなってしまう・・困ったものです(苦笑)。

今日は秋晴れのポカポカ陽気で、前日のお酒で少々二日酔い気味の私にはなんだか妙な心地良さを感じさせる一日。郵便局に用事があったので家から自転車で行ったのに、帰りは忘れて歩いて帰ってきてしまったという、呆れるようなことがありましたf(^^;)。

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2005年10月09日

東京に行ってきました

6b47794a.jpg先週の4日から1泊2日で東京行ってきました。今回は仕事関係の用事が無かったので、いろんなジャンルのお店をまわって見てきたり、母校の研究室に4年ぶりに顔を出したりしなど、充実の二日間でした。

10月最初の日記にも書いたとおり、今回の目的はエイミー・マン(写真)のライヴでしたが、これは本当に見に来てよかったと思える素晴らしいライヴでした。ステージでのクールな佇まいは想像以上にカッコよかったし、改めて楽曲の良さを再確認。欲を言えば個人的に好きなアルバム『Lost in Space』からの曲が少なかったのが残念でしたが、また来日するのを楽しみにしていようかと(また今回みたいな形で東京へ行ける可能性は極めて少ないですが)。

母校の考古学研究室にはこれまで東京に行っても時間が無かったり、近くを通ってもなんだか後ろめたい感じがして行かなかったりだとか、なかなか足を踏み入れることが無いまま月日が過ぎてしまいましたが、今回は時間も有ることだし行こうと思い立ちました。研究室の雰囲気は変わらぬものの学生さんの中には既に知っている顔は無く、浦島太郎になった気分(苦笑)。帰ろうかな思った矢先、現在助手をされている一年上の先輩が登場。しばし思い出話や、あの人は何をやっている、どこの現場がどうのこうの、など積る話に花を咲かせてきました。研究室を後にしてからも、しばし考古学のことが頭を過って感慨深いものがありましたが、あまり人生の後ろを向くのは良くないなとも思ったり・・なんだか気持ちの整理が付かないまま秋田に戻ってきましたが、やらなければいけない仕事が満載になっているを見て、突然現実と我に返った次第です。

うちの店にもたまに寄ってくれていた小林ちひろさんから銀座の月光荘で個展を開催するとの葉書をいただいており、ちょうどそれが今回の東京滞在日に当っていたのでお邪魔させてもらいました。以前彼女が染色していた時の印象しかなかったので、最近はどんな創作をしているのか全く知らなかったのですが、この会では会場である月光荘にまつわる言葉や文章を紙や石に書いたものを中心に展示されていました。ちひろさんの書く文字はドキッとするほどデザイン性豊かで、正直なところ"意外な才能″にビックリしてきました。友人の中に「ちひろ」さんが三人いますが(字は全員違います)どの「ちひろ」さんも20代で、とても芸術性豊かな人たちです。なんか奇遇ですね。

昨夜は山王にあるジャズバー『5スポット』で以前にも少し書いたことがある佐藤希さんのライヴに行ってきました。希さんはかわいいワンちゃんのイラストでも才能を発揮していますが、この日は完全にジャズピアニストの顔。前にソロで聴いた時もよかったけれども、この日はトリオ+パーカッションでのプレイとあってさらに気合の入ったいい演奏でした。芸の多才な人はすごいなあと実感。

自分ももうあまり若いとは言いがたい歳になりましたが、最近はまわりの若い人、特に女性でそれぞれの才能や感性を磨いてがんばっている人たちが多くなってきました。負けずに俺も自分の仕事をがんばらなければ!

kazukuti at 15:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 店主の日常 

2005年10月08日

『秋に寄す』始まりました

520d5fa0.jpg昨日から催事『秋に寄す』が始まりました。前期(14日まで)が漆工芸家・本間幸夫さんの作品展、15〜23日までの後期が出雲で古布を使った服を創作している石川典子さんの作品展になります。

漆と木という素材に対する頑なまでのこだわりと、ものづくりに対する情熱と感性に溢れた本間先生は、私が日頃から尊敬してやまない作家さんの一人です。今回も素晴らしい作品が数多く揃いましたので、ぜひ多くの方にご覧になっていただきたいと思っております。

昨夜、本間先生とうちの家族で食事をした際にもいろいろ興味深いお話をお聞きしました。自家精錬した日本産漆と外国産の漆を使ったときの違いについて尋ねると「野生のじゃじゃ馬の乗るのとと飼いならされた馬に乗るのと違うくらい」国産漆を使うのは難しいのだそうです。理由の一つには、国産のはまだ生きているので、思うとおりに塗るのがほんとうに大変で常に塗師さん泣かせなのだとか。もちろんコスト面でも国産の漆は高いので、100%純粋な漆はほとんどの作家さんが使いたがらないのが現状だそうです。それゆえ本間さんは今自分たちがやめれば日本産漆の伝統が消えてしまうと漆の木を山に植え、文化を守ろうと努力しています。

こうした伝統や素材に対する真摯な姿勢や穏かな人柄に感銘を受けて当店で扱わせていただいているのも理由の一つですが、なんと言っても本間先生が生み出す作品に強く惹かれたことが第一でしょう。ロングセラーになっているお醤油注し(写真)やお碗、花器など、極めて洗練されていてかつ独創的な作品には、他に類を見ない魅力があります。海外の手仕事にはない「日本の職人」ならではの技や感性が息づいているような気がしてなりません。

kazukuti at 18:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0) イベント 

2005年10月01日

節食の秋

f6a1627c.jpgいよいよ秋も深まる10月。秋といえば新米、というわけで10月の表紙は独特なセンスが光るJAさんのPR看板にいたしました。なかなか強烈なキャッチコピーじゃないでしようか(^^)。
これからも「JA看板」には注目です。

さて新米も出て食欲の秋も本番ですが、夏場から毎晩のビールを生きがいのように暮らしてきたせいで肉体の肥満化が進み、なんと母親からは某国で「将軍様」と言われている“あの人”に似てきたなどと言われる始末・・。さすがにだまってはおられず今週からダイエットに着手しました。名付けて「脱将軍様計画」(注:これに政治的な意味はありませんので、あしからず)。計画は三本柱で「食べない」、「飲まない」、「運動する」。今のところ経過は順調で、ジムにまめに行っているのとお酒を極力控えているせいか、体重も肥満化する前に戻ってきました。この勢いで今年中には学生時代の体重に戻したいところ。ただ今後も酒の誘惑に勝てるかどうかが心配です。

来週から秋恒例の『秋に寄す』が始まりますが、それについてはまた書くことにして、つい先日ネットサーフィンをしていたところ、大好きなミュージシャンの一人、エイミー・マンが来日公演を行うという情報を発見。しかも公演日が来週の3日、4日に東京で、4日はまだチケットがあると知り、さんざん悩んだ挙句、結局チケットを買ってしまいました。というわけで来週は東京に行きます。考えたら店に就職して以来、100%仕事以外で東京に行くのは今回が初。なんだか、遊びにだけ行くというのはむず痒い気分もしますが楽しみだなぁ。

音楽の趣味も歳をとると落ち着いたものになってくるという傾向はよくあることだと思いますが、自分にそれを感じたのは3、4年前に買ってあまり聴き込まなかったあるアルバムに最近夢中になったこと。それはエルビス・コステロとバート・バカラック(写真)が共演した『Painted From Memory』というアルバムで、どこかの中古屋で買ってみたものの、当時はメロディーはいいけどなんだかオヤジ臭い音楽だな、と感じたものですが、先日引っ張り出して聴いてみたら、泣けそうなくらい感動。秋の風情にぴったりというのもありますが、コステロの歌のこぶしの利かせ方、盛り上がった時に入るオーケストラなんて、まさに絶品の歌謡曲。バカラック先生を一度は生で拝んでみたい、今日この頃。


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