2007年10月

2007年10月29日

『俺のたそがれ紀行展』が終わって

 ココラボラトリーさんで開催されたご隠居の写真展、無事終了いたしました。思っていたよりもずっと多くのお客様に足を運んでいただき、そして考えられないほどのご賞賛も多く享け賜り、本当にありがとうございました(写真の実力の程は本人が一番自覚しておりますのでお恥ずかしい限りです)。
 今回の写真展を通じ、今までご隠居や私が旅してきたイエメンやミャンマーといった国々に住む庶民の生活の様子を、そこに伝わる手工芸と共にご紹介できたことはとてもやり甲斐のあることでした。今後もご隠居の世界各地の手工芸を求める旅は続いていきますので、いずれはまたこのようなイベントを開催していきたいと思います。
 そして何より笹尾さんをはじめココラボのスタッフの皆さんにはお世話になりました。発案当初からこのイベントは私と同世代の仲間がやっているこの会場でやりたいと思っておりました。次回、もし出来るなら是非また使わせてください。
 さて、当店の『秋に寄す』も残すところ6日間。それが終わると次の目的地はエチオピア(!)です。

以下、ご隠居からのメッセージです。

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「たそがれ紀行展」御礼

期間中、たくさんの方々にご来場賜り感謝御礼申し上げ候。
素人芸の写真にもかかわらずお褒めの言葉多々賜り恐縮至極。
写真、見聞録は元よりファッション、スタイル等々まで。
人生で賞賛を受ける量に限りあるならばこれ以上は無いと確信。
一時の賞賛に浮かれること無くこれまで通り隠居仕事を歩む覚悟。
次は、来月、布とコプト教グッズを求めてエチオピア。
皆様の支援を糧として苦難を乗り越える覚悟。
まずは感謝、感謝、感謝。

隠居人・小松正雄 拝

kazukuti at 00:39|Permalink 店主の日常 | ご隠居コーナー

2007年10月24日

ご隠居写真展始まりました

564e4dee.jpg 23日からご隠居こと小松正雄の写真展『俺のたそがれ紀行展』が秋田市大町ココラボラトリーさんで始まりました。この会で出品しているものは"隠居後"の父が旅して巡ったイラン、イエメン、ウズベキスタン、ミャンマーの各地にて撮った写真と「たそがれ見聞録」の文章、各地で収集した工芸品(販売は無し)。これまで約1年半のご隠居の足跡を辿るように展示しております。
 59年間で今回が初の個展(?)となった父。当初かなり恥ずかしくて引き気味だったものの初日に多くのお客様から温かい声をかけていただいたおかげで、かなりやる気が増してきたようです(笑)。是非「期待をなさらずに(父談)」遊びに来てください。
 この度展示会の模様を秋田経済新聞さんにも取り上げていただきました。

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2007年10月18日

黄金井脩・ライブ

4fa9e014.jpg 来週10月23日からココラボラトリーさんで開催されるご隠居の『俺のたそがれ紀行展』。期間中の24日の夜は会場でライブイベントが開催されます。

『黄金井脩ライブ・ASIAN GIPSY LIVE〜魂・唄の旅Vol.22』

開場18:30 開演19:00
前売■3000円 当日■3500円(1ドリンク付)
お問い合わせ:ココラボラトリー

黄金井 脩 プロフィール(ボーカル・ギター)

父の影響でラテン音楽に親しみ、幼い頃から東京の盛り場で「流し」を行う。
13歳でライブデビュー(新宿ウイッシュボン)。その後、理想の音楽を求めて海外放浪。
ヨーロッパでジプシー音楽の影響を受ける。ボーカルとギターで独自の音楽世界を確立。ジプシーキングスからは『日本のジプシー』と称賛される。
 近年はドバイ、NY、上海、イエメンでも公演。国内では全国各地のライブハウスや神社仏閣、フジロックなどの野外フェスで公演。厳島神社の高舞台(国宝)でも音楽家としては初めて演奏を披露している。

 黄金井さんのライブは私も一度生で聴かせていただきましたが、無国籍で魂溢れる演奏でした。特に津軽三味線のように叩くスパニッシュギターはとても印象に残っております。今回は写真展のディスプレーの中での演奏となりますが、どんな感じになるのか楽しみです。当日は17:30から準備の為、一度会場を閉めさせていただきますのでご了承ください。

kazukuti at 23:29|Permalink イベント 

2007年10月15日

ご隠居写真展を前に

bfa1066b.jpg HPにも載せておりますが10月23日から大町の「ココラボラトリー」さんでご隠居(父)の写真展を開催いたします。この会では昨年"隠居宣言"してから父がライフワークにしてきた海外での手仕事収集を、写真と文章、そして工芸品を交えながら紹介してみようと企画しました。
 言いだしっぺは私か母のどちらかで(詳しい経緯は忘れた)、当初シャイなご隠居は「俺に恥をかかせるな」と大反対しましたが、その後賛同者が急増したところで、本人もだんだん「まんざらでもない」空気になり実現の運びとなりました。『たそがれ見聞録』の出版もこの企画に乗じたものです。
 インド渡航前ココラボさんに顔を出した折、『アジアの風』と題した写真展のハガキを目にしました。秋田在住の写真家・鎌田勉さんがアジア各地で撮った写真を展示する会。奇しくもご隠居の会と同じ10月開催ということから「お〜、ライバル出現か」と勝手に盛り上がって楽しみにしておりました。
 この写真展を「アトリエももさだ」に観に行ってきましたが、はっきり言ってご隠居の素人写真と比較するなどとは失礼なレベルの素晴らしい写真ばかりでした。鎌田さんにもハガキを渡しがてらご挨拶しようかと思っておりましたが、なんだか恐縮して渡せずに戻ろうとしたところ、「小松さんですか」と鎌田さんの方から声をかけていただきお話をさせていただきました。鎌田さんも『俺のたそがれ紀行展』を楽しみにしてらっしゃるそうですが、お手柔らかにお願いしますとしか言いようがありません(汗)。
 鎌田勉さんの『アジアの風』、16日まで開催されているそうなので、是非足を運ばれてみてください。父にも「素晴らしいから見に行ってみたら」と言って行かせましたが、やはり感動して帰ってきました。
 さて、オヤジの会も真剣に考えなきゃヤバイぞ、と。鎌田さんの会もご覧になったお客さんに笑われないだけの展示をしなければ、と身が引き締まりました。 

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2007年10月12日

2007『秋に寄す』

0825e60b.jpg 昨夜TVでボクシングを観た後、このブログに「民芸」についてやや熱く書きましたが、朝冷静に読んだら文全体がなんだか支離滅裂のような気がし、とりあえず削除しました。読まれた方はどうか忘れてください(笑)。
 さて、今日から『秋に寄す』が始まりましたしました。といっても初日という感じは全く無く、なぜなら前日からかなりお客様が来られていて、ほぼ一日早いスタート。今回は早めに展示の準備にかかっていたのでなんとかセーフでした。
 今年の『秋に寄す』では石見銀山の服飾ブランド群言堂さんの秋冬新作、出西窯の器、そしてラオスの布で作ったインテリア雑貨や生地を出展しております。この催事にあわせ、店内のディスプレーを模様替え。器や雑貨は1Fに、服飾、生地は2Fに展示しております。1Fはまるで陶器店さんになったみたいです。
 出西窯の陶器は十五年位前まで頻繁に商品として入れておりました。今回の器は春にうちの母親を初めスタッフが島根に出向いた折、窯場を訪ねオーダーしてきたもの。久々の出品を懐かしむお客様が多く手にされています。ラピスラズリのような深い群青の器は特にお勧めの一品です。
 2F会場では秋田で活躍されていた日本画家の故・伴颺(ばんよう)さんの絵画も展示しています。伴さんは父と親しく、何度か当店でも個展を開催いていました。群言堂さんの作品にどことなく雰囲気が合う気がして、飾ってみることにしました。あわせてご覧下さい。

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2007年10月10日

カレーの味

eeaae12a.jpg 今回のインドの旅ではマダム2人連れということもあり、身分不相応ないいホテルに泊まった。とはいっても、ビジネスマンの泊まる宿としては標準的な宿なのかもしれないが。
 さすがいいホテルとなると、ボーイのサービスから、部屋の清潔さまで言う事無し。一番は温かいお湯がシャワーから出る、ということ。日本ではどんなビジネスホテルでもこれは常識の範囲だがインドでは違う。ホットシャワーは贅沢品で、これまではお湯が30秒以上出たらガッツポーズというホテルが多かった。
 ただ自分は宿は安全が第一で次は値段という性分。寝て起きれればいいだけの宿にそんなお金をかけるだけの価値があるのか微妙な気分であった。
 ホテルの高級レストランでインド料理を食べた時の事。まず驚いたのはプライス。日本でインドカレーを食べるより高い!店を出ようかと思ったが、こんなレストランで夕食を取るのも経験かと思い、オーダーすることにした。注文は好物のタンドリーで焼いたチキンカレー。できてきたカレーにナンを浸けて一口。とんでもなくウマい!これがホントにインドカレーかというほどの美味だ。あんまり美味しいので、すぐに締めようかと思っていた財布の紐を広げてどんどん注文した。どれをとっても一流の味だった。
 仕事柄いろいろな所に出掛け、タダでご馳走になった家庭のカレーから、一食100円以下の庶民的カレーまでいろいろ食したが、それらの数百倍の値段がする高級店のカレーは、味も数百倍くらい美味しかった。格式あるレストランはその値段だけのことはあるなと思った。
 同じことは手工芸品にもいえる。観光地の土産物屋が軒に並べる工芸雑貨と一流のセレクトショップにある商品には一見同じようなものがあっても、そのデザインや質には大変な差がある。クオリティの高いものを提供する店に入ると、まず商品のデザインを褒め、次いでその値段の高さに驚き、しばしじっくりと見ればその質の高さに改めて感服し、結果値段にも納得させられる。もちろんこのような店をまわってビジネスになるわけはないが、とても勉強をさせられる。目も舌もいい物に触れれば、それだけ肥えるものがあるのだ(腹は肥えたくないが)。
 でも家庭で食べるカレーや大衆食堂のカレーもまんざらでもないですよ。うちの母親は不味いと言っておりましたが(写真はその大衆食堂での母親)。

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2007年10月07日

インドより帰国しました

0723b2a4.jpg 昨日インドより帰国いたしました。今回は初インド二人を連れての旅という事で、デリー、ジャイプールのみの10日間。やはり母親および母親の友人にとってインドは良くも悪くも刺激的な国だったようですが、無事おなかを壊す事もなく戻ってこれました。商品の買い付け、オーダーも滞りなく済み、あとは注文したものが無事出来てこれればいうこと無しです。
 約一年ぶりのインドでしたが経済発展の影響は街のいたるところに見られ、物価やレートも上がりっぱなし。日本でここ数年言われている格差社会という言葉も、インドではそれが常識で"超"が何百もつく格差社会がより一層広がっているように感じました。来年あたりにはインドで買い付けするよりも日本から商品を持って売りに行った方がビジネスになるのかも。。。
 デリーではロコジュリィの渡邊宏子さんにお会いし、お勧めのお店をご案内いただきました。さすがデザイナーのセレクトだけあり素敵なお店ばかり。それまでかなり溜まっていたマダム(母親)の不満もこれで一気に解消でした。我々のために貴重なお時間を二日間も割いていただいた渡邊さんには本当に感謝です。
 ちょうどインドに行っている間、ミャンマーではたいへんな惨事になっていました。ヤンゴンには何人か知り合いも住んでいるだけに、今後の情勢がとても気になるところです。亡くなられた映像ジャーナリスト・長井健司さんはバーンロムサイのドキュメンタリーを撮影されていた方でした。深くご冥福をお祈りいたします。

 

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