2010年08月

2010年08月25日

旅マmeetsバーンロムサイPart2

1c69ec78.jpg 8月20日(金)からの3日間、「旅するマーケット」による『旅マのクマの着せ替えごっこ店vol,2』が開催されました。昨年に引き続きバーンロムサイで作られたはだかのチャリティーベアを秋田のクリエイターさんたちが得意な手芸を活かして着飾り販売するというチャリティーイベントです(価格はどれも一体1,000円)。期間中は参加者の作品を展示販売するマーケットも開催されました。


ban2 どれも個性的なクマたち。今回はRocojuliさんとwool,cube,wool!さんからもクマを作っていただきました。殿堂入り(?)しているのは開始早々に売れたRocojuliさんと、予想外の出来に作者本人が買ってしまったネジハナ(当店店員A)のクマ。期間中にほとんど売れてしまいましたが、まだ若干残っていますので、今週末まで展示しております。


ban3 21日(土)にはバーンロムサイ代表・名取美和さんの娘さんでバーンロムサイの運営や企画に携わっておられる名取美穂さんと、旅するマーケット代表の三浦泉さんをお迎えし座談会を開催いたしました。題して『ガジュマルの木の下から広がるものづくり』。バーンロムサイの活動や子供たちの事、そしてものづくりに対するご自身の思いを語っていただきました。名取美穂さんとお会いするのは今回が初めてでしたが、最近ハマっているものが「縄文文化」という事で、私と趣味の共通点もあり、2日間本当に楽しくお話させていただきました。夜にはおなじみ十文字のデリカテッセン『紅玉』さんのオードブルで名取さんを囲むささやかなパーティーも開催(その模様はこちら)。


ban4 今回の『クマの着せ替えごっこ店』を見て、「ぜひ自分もチャリティーベアを作ってみたい!」と思われる方もいらっしゃるだろう、という訳で、『クマを作ろうワークショップ』も2Fで開催いたしました。クマに着せる装飾の素材は旅するマーケットに参加している皆さんからも提供していただきました。たくさんの来場者の方々が参加され、中にはお一人で4個作られた方も(!)。このワークショップは今週末まで開催しております。参加料は1,000円(材料費込み)。世界に一つだけのクマを作る事でバーンロムサイへのチャリティーになります。


 常々、チャリティーやものづくりを通じて海外と秋田の人と人とのつながりができたら、と思っておりましたが、このイベントはそれが少しでも形になったような気がします。バーンロムサイと旅するマーケットの絆がこれから一層深まることによって、今後もますます面白い事が期待できそうです。

kazukuti at 13:20|Permalinkイベント 

2010年08月18日

『2010.バーンロムサイ展』

be1ab561.jpg 16日(月)から『バーンロムサイ展』が始まりました!今年で7回目になるタイ・チェンマイにあるHIV感染孤児施設・バーンロムサイのチャリティーイベント。今回もバーンロムサイの工房で作られたナチュラルな素材の洋服、山岳民族の古布などを使って名取美和さんがデザインしたバッグ、子どもたちの絵をモチーフにした小物などたくさんの素敵な作品が揃いました。

 素材の心地よさで人気があるバーンロムサイの洋服は、初日から多くのリピーターのお客様がお求めになられ、品切れになるアイテムも。特にガーゼや薄手のコットンのシャツは毎年のように買っていかれる方もいらっしゃいます。元々ガーゼの衣料はエイズを発症し肌の傷んだ子どもたちの為に作られ、「こんなに着心地のいい素材なら大人が着る洋服にしてもいいのでは」と製品化に至ったのだとお聞きしました。デザインとなる型紙も一流のデザイナーからボランティアで提供していただいたもの。確かな品質がその人気の源となっています。

 寄付に頼らず自立の道を目指しスタートしたバーンロムサイのものづくりも今年で7年目(名取さんは開園当初からご自分だけでされていたので実際は10年目)。年々様々なアイテムが登場し、楽しませてくれます。こうした常に挑戦し続ける創作姿勢からも名取さんをはじめバーンロムサイのスタッフの熱意がひしひしと感じられ、改めて敬意を抱きます。

 そして明後日20日(金)からは秋田のクリエーターとのコラボ『旅マのクマの着せ替えごっこ店vol,2』が始まります。すでにこちらのHPでは参加作家さんのクマやこのイベントに対する思いが続々と紹介されています。バーンロムサイから広がる国境を越えたものづくりの輪。ご期待ください!

P.S.今日はNHK秋田支局さんの取材があり、昼、夕方、夜と3回もニュースで紹介していただきました。金曜日にはAAB秋田朝日放送さんの夕方6時過ぎからのニュースでも紹介していただく予定です。ぜひご覧ください。ただやたら顔の大きい人間(私)が出てくると思いますので、画面をワイドにせずにご覧いただくことをお勧めします(汗)

kazukuti at 23:29|Permalinkイベント 

2010年08月13日

お盆休み

f05f5d52.jpg 今日からお盆、ということで当店も3日間お休みをいただいております。休み中は何をしているかというと16日から始まる『バーンロムサイ展』の準備。他にもいろいろやらねばならぬ仕事もあり、お盆期間中もほとんどお店に出勤することになりそう。。。早めに終わらせれば半日くらいはどこかに行けるかな?

 HPにもUPしておりますが、いよいよ『バーンロムサイ展』が間近となりました。今年も素敵な洋服や小物、チャリティーグッズを揃えておりますので是非ご期待ください。期間中の20〜22日の3日間は秋田在住のクリエーターが参加する旅するマーケットによるイベント『旅マのくまの着せ替えごっこ店Vol.2』も開催されます。お楽しみに!

kazukuti at 22:45|Permalinkイベント 

2010年08月03日

柚木さんのうちわ

 『柚木沙弥郎展』も残すところ4日となりました。連日、"柚木沙弥郎"を様々な角度から知ってらっしゃるお客様が来られます。民藝を通じて、絵本を通じて、染色を通じて...。柚木先生が大学で教鞭をとられていた時に学生だった方もいらっしゃいました。そうしたお客様とお話をしながら、柚木先生が常に多角的な視点で捉えられ、実に多才な工芸作家であることを感じております。


uchiwa こちらは柚木作品でも異色(?)のうちわ。柚木先生の型染めが施された和紙を、千葉の「房州うちわ」の職人さんが手作りで制作したもの(2,520円)。「房州うちわ」は「日本三大うちわ」の一つだそうで、竹製のしっかりとした作り。扇いだ時の風力も違う、と評判です。この夏の暑さで一度はすぐに売り切れてしまい、先週追加で入荷いたしました。うちわの中に用の美を感じさせる優れモノです。


 先週、当店でラジオ番組の生中継があり、リスナープレゼントでこのうちわを一点提供させていただきました。その紹介の際、20代のレポーターの方が「私は竹で出来たうちわを初めて見ました!」と興奮気味に言っておられるのを聞いて、思わず「マジで?」と突っ込みそうになりました(ギリギリ抑えましたが)。

 たしかに私も今まで使ったうちわでは、お祭りやイベントの際に無料で配布されているプラスチック製のものが一番多かったでしょう。そして記憶にとどまる事もなく、いつの間にかゴミに消えていました。

 「房州うちわ」を調べてみると、良質な竹が採れた千葉県南部では昔から漁師の婦人や老人の手内職としてうちわ作りが発展し、その工程は竹を剥くところから24工程もあるそうです。近年はプラスチックの量産品に押されて生産量は減少しているとのこと。日本にいても海外にいても思う事ですが、こうした手仕事による優れた工芸品はどうにか残って欲しいと思います。

 試しに、いつ、どこで、誰が貰ってきたのかも分からない配布用のうちわと柚木さんのうちわを扇ぎ比べてみました。その心地よさの違いは言うまではありませんが、モノのあまり無かった昔の方が、普段からしっかりしたモノが作られ、使う人もモノを粗末にしなかったんだろうな、とボンヤリと考えた夏の日でした。 

kazukuti at 23:53|Permalinkイベント