2012年10月

2012年10月29日

『藤田丈・木を打つ』展

6 本日から造形作家・藤田丈さんの作品展『木を打つ』がスタート。既に開催中の『群言堂展』との同時開催ということで、昨日は1F、2Fの展示替えもいたしました。多忙な日程の合間をぬって、島根から車で来られた藤田さん。搬入後すぐにオブジェ彫刻の最後の仕上げに取り掛かられました。




7 オブジェ作品「十二支図」(写真左が表側、右が裏側)高さ2メートル、重さ150キロ以上のけやき(樹齢500年以上)の一枚板を使った大作です。こちらはお客様の注文で作成されたもの。当店に展示されるのは10月30日までとなっておりますので、ご覧になりたい方は是非お急ぎを!





8 2Fには木工家具、額が揃いました。どれも「さすが!」と感服させられる造形と意匠の作品ばかりです。31日までは藤田さんも会場にいらっしゃいます(時折仕事で外出しております)いつも穏やかで知的な丈さんにも会いにいらしてください。

『群言堂展』、『藤田丈・木を打つ展』は11月10日まで【期間中無休】

小松クラフトスペース

kazukuti at 23:02|Permalinkイベント 

2012年10月23日

Autumn Leaves

asahi 芸術と紅葉の秋です。街中でも自然の色の変化が訪れ、近くの飲食店ビルを覆う蔦が見事な赤と緑のコントラストを描いていました。

 今日から秋田市中通〜大町地区では「まちとアートの遊覧企画・物見遊山」が始まりました。近所の秋田市民市場でも空き店舗ブースを中心に展示が行われています。市場独特のカオス感がインスタレーションによってより引き立ち、魚屋さんや八百屋さんの商品まで作品に見えるというユニークな展示になっております。




kamado 10月27、28の両日は仙北市各地の農家民宿を会場に「農村で楽しむ仙北は♥あーと展」が開催されます。当初、私も委託で出品することを考えていましたが、話で聞く民宿の面白さに惹かれ、急遽27日のみ店頭販売する運びになりました(28日は委託になります)

出展会場:農家民宿・かまど
住所:仙北市田沢湖生保内字黒沢138-1
電話:0187-43-2450

 こちらでは樫食堂さん(インドカレーとチャパティを販売)、旅するマーケット代表が携わる雑貨ブランド・ninas、オリジナル雑貨のLittle Aさん(委託のみ)、貼り絵作家のsanemiさん(27日のみ)と一緒に出展いたします。

 樫食堂さんによれば、かまどさんの雰囲気は「ゆったり続く小道の先の犬と牛の王国、移築されたすてきな小屋、きれいな小川とスピーカーから流れる演歌、魅力的なおもしろお父さんとお母さん」。周囲の紅葉もまさに今週末が見ごろです。週末はぜひ田沢湖へ♪



gungena6 当店2Fの『群言堂展』も好評開催中です!先週末には群言堂の暮らしの雑貨(キッチンペーパー、手ぬぐい、お箸など)も入荷いたしました。会期中(11月10日まで)は冬物の新作も順次到着いたしますよ。

小松クラフトスペース

kazukuti at 17:02|Permalinkイベント 

2012年10月19日

『群言堂'12秋冬展』始まりました

1 今日から島根県・石見銀山のアパレルブランド『群言堂』の秋冬新作展がスタート。あいにくの雨の中、たくさんのお客様にご来場いただいております。







2 今回も素材の品質にこだわった群言堂の洋服が揃いました。会期中は出来てきたばかりの新作が次々と送られてきますので、ぜひ何度でも足をお運びください!(会期は11月10日まで。期間中無休)








3 いつもご好評いただいている「島根のうまいもの」も新たにお目見えした食材も含め充実しております。早くも品切れになりつつある商品も。








4 同会場ではイエルカ・ワインさんの敷物、中央アジアのキリム、インドの刺繍ショールも出展しております。藤田丈さんの木工作品は29日から登場いたします!








5 ご報告が遅れてしまいましたが、ご隠居・小松正雄は無事インドネシア(ヌサ・トゥンガラ諸島)から帰国。メールにあった通り、真っ黒に日焼けしてきました。今回の旅は苦難(?)の連続だった模様。目下執筆中の「たそがれ見聞録」にご期待くださいw

kazukuti at 14:59|Permalinkイベント 

2012年10月11日

ご隠居のインドネシア一人旅

ai すっかり秋なりました。あれほど暑い日が続いたのに、涼しくなると夏はあっという間だった気がするので不思議です。

 現在2Fギャラリーでは『藍染四人展』(写真)を会期を延長して開催中です(10月13日まで)秋田Book Boatの協賛店スタンプラリーもやっておりますよ。


gungena3 10月14日(日)には仙台市で『小さな店主が集まるチャリティーイベントvol.5〜元気にいこう!みやぎ〜』が開催されます。当店では委託で工芸品や雑貨を出品させていただいております。お近くの方は是非お越しください♪

 来週10月19日(金)からはお馴染み石見銀山・群言堂の秋冬新作展(写真)そして会期の途中、10月29日からは造形作家・藤田丈さんの3年ぶりとなる作品展が同会場で始まります!詳しくはHPにて。







in さて、ご隠居こと父の小松正雄は現在インドネシアに行っております。先月末から3週間の一人旅。今回は東ヌサ・トゥンガラ諸島のイカット(絣布)を捜し歩いているようです。現地から届いたメールをいくつかご紹介いたします。

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「バス4時間、船4時間、待ち合わせ1時間でレンバタ島に到着。船旅は九十九島巡りを大海で見ているような絶景。ホテルにどうにか辿り着いたが、テレビ、エアコン無し。独房的な部屋。泊まれるだけありがたい。今回は陶磁器見込みなしです。一人で来て良かった。明日は鯨のラマレラ。」

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「ラマレラで一日クジラ獲りの船に乗せてもらった。日に焼けた。昨日は鼻、今日から腕の皮が剥けた。日焼け止めを持って来るべきだったと後悔。赤道直下の海岸です。秋田の猛暑の比ではない。」

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「モニ村にいる。この近郊がフローレスイカットの本場なので。貧しい山村のホテルです。レンバタ島のホテルと変わりなく簡素な宿です。お湯も出ません。部屋には何もありません。珍しい外人客ですので皆親切です。いいイカットが見つかれば良いのですが、ありそうな予感がします。ここに2泊します。」

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「毎晩7時に寝る。テレビもない。部屋の明かりは暗く本も読めない。レストランにいても虫が集まり寝るしかない。日の出、日の入りは秋田と同じ時間だ。モニは標高1000mもあり朝晩は寒い。フローレスはインドネシアのアフリカと呼ばれている。サバンナ気候と色の黒さはエチオピアだ。気質も顔も似ている。」

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「辺境とは我々の予想が絶えず外れる世界です。今日は車をチャーターして近郊を回った。村に入り、車を降りただけで人が集まり質問攻めに合う。イカットが欲しいと分かると、村中大騒ぎになる。そんな事で沢山買って移動に差し支えが出てきた。明日はイカットのバザールがあるエンデに行きます。明日から文明社会に近いまともなホテルに泊まれそうだ。どこに行っても人が住んでいるインドネシアです。」

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「モニからエンデ行きのバスを2時間半待っても来ないのでホテルの車で行くことにしたら、ママと妹も乗り込んできた。良いホテルが見つかり、久し振りに安心して寝ることができそうだ。ウルルン生活もようやく終わったようだ。テレビもエアコンもあり快適です。」

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「ついにクジラ肉を食べた!朝、市場に行ったら売っていた。前日食事したレストランに料理を頼んだら、買ってくれば作ってくれると快諾。今夜のディナーはクジラ肉。炭のように黒いが最高級の部分です。スジも無く肉でも魚でもない柔らかさで堪能した。食い収めかと飯も食わず、ビールも控えめに腹一杯食べた。来た甲斐があったとベッドで寝ている。」

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「レンバタ&フローレスは外国人観光客が珍しく、どこへ行っても「ハロー!ミスター」と声がかかります。しかし英語はそれだけで通じません。たとえ少し話せても当てになりません。それで約束や確認は3回以上同じ事を話さなければいけません。相手も10回も同じ事を話しますが、それでも手違いがあります。メモ帳に数字や絵を書くと間違いが少なくなりました。そんなフローレスも今日で終わりです。」

 来週半ばには帰国する予定のご隠居。出発してすぐに秋田空港の待合室にカメラを置き忘れる(!)という大失敗をしでかしましたが、今のところ順調に旅をしているようです。果たしてどんな物を買い付けしてくるのでしょうか…実は汚い古布ばかりではないかと戦々恐々です(苦笑)

kazukuti at 16:41|Permalinkイベント | ご隠居コーナー

2012年10月02日

『世界の藍染展』

indigo5 現在2Fギャラリーでは『藍染四人展』に併せ『世界の藍染展』も同時開催中です。当店で集めてきた世界各地の藍染を、日本の藍染作品と比較してご覧いただこうと企画いたしました。

 伝統的な染色技法である藍染めは、古来より日本だけではなく世界中で行われてきました。藍で染めた布は虫除けになるため、衣服の他、経典などの重要な書物や古代エジプトのミイラの包帯にも使われていたようです。

 藍とは特定の植物ではなく、葉に天然色素(インディゴ)の原料であるインジカンという色素が含まれていれば、全て藍の材料になります。日本では蓼(たで)科の植物である「蓼藍」が一般的ですが、沖縄、中国、東南アジアではキツネノマゴ科の「琉球藍」、インド、中米諸国、アフリカ中央部に広く分布している「なんばんこまつなぎ」、ヨーロッパにみられる「ウォード」などが藍草に用いられてきました。

indigo3 東南アジアの藍染めはインドネシアのイカット(絣布)、タイ・ラオスの浮織布、山岳民族の刺繍布など。10数年前にベトナムや中国南部で出会った山岳民族・モン族、苗族の人々は藍で染めた濃紺の民族衣装を纏って生活していました。





indigo2 約150年前頃にインドで作られ、インドネシア・スマトラ島に輸出された更紗。茜と藍の色が長い年月を経ても鮮やかに残っています。藍の英語名であるインディゴとは、「インド」が語源です。







indigo1 こちらは西アフリカ(ナイジェリア、トーゴ、カメルーン)の藍染めによる絞りと織布。かつて民族の正装として用いられてきたもの。アフリカの染織はそのダイナミックなデザインが魅力です。







indigo4 藍染めを用いた絣布。マヤ文明以来の技法を残していると言われている中米・グアテマラの染織です。インド発祥の絣と藍の技法がどうやってアメリカ大陸に伝えられたのか(ベーリング海峡を越えて?もしくはインドネシアから太平洋を越えて?)興味が尽きません。






indigo6 アメリカ人のドキュメンタリー監督、メリー・ランス(Mary Lance)さんがアジア、アフリカ、中米各地の藍染めを取材した映像作品『ブルー・アルケミィ―藍の物語(Blue Alchemy)』日本からは新道弘之さんと兵庫県ですくもを生産されている村井弘昌さんが取り上げられております(現在、2Fギャラリーでは新道先生が出演されているシーンを放映中)藍染めにご興味のある方にはぜひご覧いただきたい作品です。
 
 このDVDを展示会場でも販売しておりましたが、売り切れてしまいました。こちらは京都府美山にある新道先生のアトリエ兼美術館「ちいさな藍美術館」からお取り寄せできます(3,500円、日本語解説付き)

『藍染四人展』と『世界の藍染展』は10月6日(土)まで

小松クラフトスペース

kazukuti at 14:30|Permalinkイベント