2013年03月

2013年03月18日

美術館ロッジ作戦4・舟、森吉山小屋へ到着!

3 昨年の12月、「美術館ロッジプロジェクト」に関連した北秋田市阿仁合地区のリサーチに参加いたしました。この企画は、美術家・鴻池朋子さんが美術館という画一的な場を抜け出して、遠く離れた森吉避難小屋に作品を設置するために、多くの土地の方々と協力しあい、風土や地形によって生まれてくる作品や美術館の在り方を探った実験的なプロジェクトです。

 この度鴻池さんの作品が森吉山に設営されたことにあわせ、3月20日(水・祝)秋田市内で報告会が行われます。私もリサーチの中で興味深く感じた古建築や遊郭跡のことを発表いたします。お誘い合わせの上、どうぞご覧ください。

「美術館ロッジ作戦4・舟、森吉山小屋へ到着!」

日 時:2013年3月20日(水)祝日 14:00-16:00 (13:30開場)

会 場:新秋田県立美術館 レクチャールーム

住 所:〒010-0001 秋田市中通1丁目4-2

●第一部<山組>パネルディスカッション
夏の森吉山探索から、12月の雪山登山、そして3月の作品設営まで、山組が歩んだ道を鴻池朋子と設営チームによって振り返ります。

• パネリスト
鴻池朋子(アーティスト)
坂本里英子(コーディネイター/VOLCANOISE)
黒田由美(ネットアーキテクト)
藤原優太郎(山歩きの達人/山の学校代表)
大森興太(インストーラー/ベックシステム)
進行:林栄美子(新秋田県立美術館学芸主事)

●第二部<村組>リサーチ公開プレゼンテーション
12月に実施した「森吉山1・2作戦」にて村組がリサーチした北秋田市阿仁地域。参加者が発見したものの発表や、東北の未来へと繫がるアイディアを鴻池朋子にプレゼンテーションします。

笹尾千草(道草研究/ココラボラトリー)
大塚昌和(新秋田県立美術館学芸主事)
小松和彦(郷土史研究/小松クラフトスペース)
後藤仁(偏光デザイナー/ココラボラトリー)
佐々木陽子(村料理調査/ココラボラトリー)
東海林裕子(手芸作家/ハンズクラフト秋田)

★参加ご希望の方は、お名前、メールアドレス、「美術館ロッジ報告会参加希望」と明記の上、メールかFAXにて下記までご予約ください (入場無料)

秋田県教育委員会(担当)秋田県教育庁生涯学習課 新県立美術館開館準備班
Fax 018-860-5816 / E-mail info@volcanoise.com

詳しい情報はこちら

kazukuti at 17:37|Permalink 店主の日常 

2013年03月12日

最近のこと

b1 先週は愛犬・ギンの他にも残念なお別れがありました。民俗学者で恩師の田中忠三郎先生が3月5日の早朝逝去されました(ギンが亡くなるちょうど24時間前でした)田中先生には小学生の頃から考古学や民俗学にまつわる貴重なお話を沢山聞かせていただき、その影響でこの道に入るきっかけになりました(写真の左端が田中先生、右から二番目が小学生の私)
 最後にお会いしたのは2009年の春、先生にもコレクションを出品していただいた『ニッポンのものづくり展』の記念講演。その年の秋に開催した創業60周年企画展『着物と骨董』では推薦文も書いていただきました。思い返すと、先生にはもっとお聞きしておきたい北東北の民俗、考古学の事がたくさんありました。本当に残念でなりません。謹んでご冥福をお祈りいたします。



b2 3月9、10の両日は母校の青山学院大学で開催された『渤海を掘るX』シンポジウムに行ってまいりました。大学在籍時代、ロシア沿海州にある渤海遺跡の調査に計4度参加させていただいていたものの、卒業後はほとんどご無沙汰しておりました。恩師の田村晃一先生はじめ十数年前、ロシアで一緒に発掘した考古学者の方々とも久し振りに再会。あの時の経験があって今があるんだな、と改めて感じ、お世話になった皆さんに感謝した二日間でした。




b3 現在当店2Fギャラリーでは企画展『秘境美術−アフリカ、インドネシア、ヒマラヤ』を開催しております(3月30日まで。期間中無休)これまで世界各地から収集した美術工芸品や布から、人間の根源的な生命力を感じさせる民族の造形を集めました。ポスターに使用したイリアンジャヤ(インドネシア領・パプア)の編人形、アフリカ中央部・ピグミー族のタパ絵、民族色豊かな各地のマスクなどが見どころです。是非ご覧ください!

 小松クラフトスペース

追記:先月開催した「風の布パピヨン・チャリティーマーケット」では計148,971円の売り上げがあり、先週釜石市平田の仮設住宅の皆様に全額振り込ませていただきました。たくさんのご協力ありがとうございました。

kazukuti at 19:05|Permalink 店主の日常 | イベント

2013年03月06日

ギンちゃんが亡くなりました

gin1今日の早朝、当店の看板犬二匹のうちの一匹・ギンが亡くなりました。9歳と8カ月でした。

ギンは生後1年ほど劣悪な環境で育ち、殺処分寸前のところを我が家に引き取られました。生まれつき愛情に飢えていたいたせいか、ウチに来てまもなく家族、お客様、そして相棒犬のボン、みんなに甘えるようになり、「小松家で一番愛想がいい」と誰にも言われる存在になりました。一年以上育った犬はしつけが難しいと思われていましたが、そこは先輩として既に飼われていたボンにしっかり教わりました。ボン以外の犬とは仲良く付きあえなかったけれど、とにかく人が好きで誰にでも愛想を振りまけるのがギンの特技でした。

小松家で生活した8年半あまりは、看板犬として多くの人に可愛がっていただきました。お正月はボン&ギン2匹が揃って登場する初市の案内状が定番になりました。写真は2008年夏の催事『Voyage〜旅する布展』の案内状です。本当は2匹揃っての写真を使うつもりが、「ギンちゃん1匹の方が絵になる」と撮り直した結果こうなりました(どうしてボンちゃんがいないの?というお客様からの問い合わせも数件受けました)

最近まで元気に暮らしていたギンちゃんですが、先週木曜日あたりからおう吐やおしっこが出なくなるといった症状が見られるようになり、病院で処置したところ急性の腎不全と診断されました。昨夜力を振り絞ってトイレまで歩き、5日ぶりの排泄をした時には最後の光明が見えた気がしましたが、数時間後、家族全員に見守られ息を引き取りました。

ギンを失った悲しみは大きいですが、1歳で終わる命だったギンにとっては、8年以上もたくさんの人たちに愛情を注がれ、精一杯楽しんだ幸せな一生になったはずです。最後になりましたが、今までギンを可愛がっていただいた多くの皆さまに感謝いたします。ありがとうございました☆

kazukuti at 12:45|Permalink 店主の日常