2014年10月

2014年10月31日

インドのカンタ刺繍

20 今日から11月に入り、開催中の『秋に寄す展』もいよいよ終盤にさしかかってきました(とはいえ、まだ2週間ございます)先週はRocojuliの渡邊ひろこさんが3日間在廊。今回もRocojukiのニットやシルクの洋服はとても人気です。

 展示会ではRocojuliやKURI BOTELLAの作品の他、『秋に寄す前期』に引き続きインドで収集した刺繍の古布を出品しております。最近、インドの布の中でもカンタ刺繍をご覧になられるお客様が増えてきております。日本民藝館でもカンタを特集した企画展が開催されるなど、もしかしたらちょっとしたブームが来ているのかもしれません。



22 カンタ刺繍はインド東部ベンガル地方からバングラディシュにかけて伝わる刺繍布。ブランケットやおくるみ等、日常使用する布に女性たちが素朴な刺繍を施したもので、何箇所も布を継いでいたりと、材料が少ない環境で大切に使われていたのが分かります。




24 子供がクレヨンで描いた絵のような楽しいモチーフもカンタの魅力。草木や花、鳥、牛など刺し手の生活環境にある様々な動植物が、純真さがあふれる表現で刺繍されています。





21 Rocojuliさんの作品と一緒に飾っても違和感がないカンタの布。「かわいい〜」とおっしゃられるお客様も。現在、展示会ではオールドカンタ6点を出品しております。

 インドに限らず世界中の伝統的な布のデザインは民族や地域別、時代別によって型(タイプ)がほとんど決まっていますが、カンタ刺繍の場合はある程度の型はあるものの、作り手の自由な発想から生まれるデザインが多いように感じます。現在、カンタが芸術として再評価されることも頷けます。





25 数年前にインドで出会ったカンタを刺繍する女性。現在でもカンタはサリーやインテリア雑貨などのプロダクツとして制作されています。細かい柄になると視力が必要なので刺し手は若い女性が多いようです。

『秋に寄す展』は11月15日(土)まで(期間中無休)

小松クラフトスペース

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2014年10月22日

秋に寄す後期『Rocojuli秋冬コレクション-Planet』

aki15 10月20、21日は『秋に寄す』後半に向けての展示替えということで二日間お休みをいただきました。休みのほとんどは店で飾りつけをしておりましたが、今月はこの2日間が唯一の休業日、見たい展示会に行くには今しかないと思い、21日は秋田県立博物館へ。現在開催中の特別展『菅江真澄、旅のまなざし』と企画展『多田等観展』を観てきました。菅江真澄が描いた遊覧記の原本89冊は想像をはるかに越える緻密さで驚かされました。真澄の人間像がさまざまな資料を通じてとてもリアルに感じられる、とても見ごたえのある展示会でした。



aki17 昨日22日からは『秋に寄す後期・Rocojuli秋冬コレクション-Planet』が2Fギャラリーでスタート。初日からRocojuliさんの新作をお待ちになられていたたくさんのお客様にお越しいただいております。






aki18 Rocojuliの秋冬コレクションの目玉は山形の佐藤繊維さんの糸を使ったニット作品です。今回もカラフルで軽くてあったかい洋服が揃いました。







aki19 昨年に引き続き、パリから上質なタイツを発表しているKURI BOTELLAさんの作品も登場。インド・カシミールのショールと共に展示しました。







aki20 2F奥では『秋に寄す前期』に引き続き、鶴谷美智さんのバッグ作品とインドの刺繍布も一部出品しております。前期にご覧いただけなかったお客様にも是非。

 ファッション性豊かな服飾作品から類いまれなる手仕事まで、芸術の秋らしいヴァライティ豊かな展示会になりました。




aki16 Rocojuliの渡邊ひろこさんは明日24日から26日まで在廊されます。是非会いにいらしてください〜☆

 『秋に寄す後期・Rocojuli秋冬コレクション-Planet』は11月15日(土)まで(期間中無休)

 小松クラフトスペース

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2014年10月16日

男鹿店外催事、終了いたしました

16 10月11〜13日の3日間、男鹿市の里山のカフェ・ににぎさんにて開催した店外催事『アジア里山の手仕事展』。心配された台風の影響もなく、たくさんのお客様にご来場いただき盛況のうちに終了いたしました。手入れの行き届いた古民家ならではの素敵な空間で、とてもいい展示会を開催させていただきました。ににぎさんを主宰する猿田さんご家族、アシスタントの成田さん、そして足をお運びいただいた皆様、ありがとうございました!




17 会期中の三日間、ににぎさんの限定ランチメニューとして出されていた「だまこ鍋」。猿田さんのお母様がお手製で絶品の味!ご隠居も私も3日間連続でいただきました。仕事を抜きにしても秋の穏やかな日々、ににぎさんで過ごす時間は他に変えられないものでした。またここに来られたら、と思います。




14 当店2Fで開催中の『秋に寄す前期・鶴谷美智とインドの布仕事展』。昨日、鶴谷さんから新作のバッグが5点入荷いたしました。展示会は10月19日(日)まで。20、21日の両日、展示替えのためお休みをいただいた後、10月22日(水)からは『秋に寄す後期・Rocojuli新作展・Planet』がスタートいたします。





15 秋も深まり特に朝夕は冷え込んできたところで、秋冬物のショールを1Fにて出展いたしました。主にインドで買い付けしたウールやパシュミナのショールです。価格も2,500円からとお手頃なものからご用意いたしました。これから冬に向けてのおしゃれに是非どうぞ!


小松クラフトスペース

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2014年10月08日

店外催事『アジア・里山の手仕事展in里山のカフェ・ににぎ』

13 昨日は皆既月食で夜空を延々と見上げる一夜となりました。今日も秋の澄んだ夜空のお月様がとても綺麗です。この季節になると聴きたくなるニール・ヤングのソロライヴアルバムをかけながら、秋の夜長を時折月を見ながら楽しんでいます。

 今週末、10月11日からの三日間、男鹿市の里山のカフェ・ににぎさんにて店外催事『アジア・里山の手仕事展』を開催いたします。会場のににぎさんは歴史ある古民家を改装したカフェ。主宰する猿田さんとは今年3月に開催された「寺Novaマーケット」をはじめ長くイベントなどでお世話になっております。OPEN間もない頃から「いずれこの場所で展示会をやらせてもらえれば」と漠然と思っておりましたが、先月ご隠居が一人でににぎさんに伺い、帰ってくるやいきなり「来月展示会をやらせてもらうことになった」と言ってその行動の速さに驚かされました。ににぎさんの佇まいに魅了され、「やると決めたらすぐに」というご隠居の決断だったようです。秋の棚田に囲まれたににぎさんでの店外催事、とても楽しみです!

 「里山のカフェ」で開催するイベントということで、アジア各地の山岳民族の手仕事にスポットを当てた展示会を企画しました。各地の「山に暮らす人々」による刺繍工芸や籠製品などと共に、雑貨、古道具、アクセサリーなども出品いたします。

 『アジア里山の手仕事展

 会期:10月11、12、13日
 会場:里山のカフェ・ににぎ
 営業時間:11:00〜16:00

 ににぎさんでは会期中のフードメニューとして南秋地域の郷土料理『だまこ鍋』も登場。秋の行楽に男鹿半島にいらした際には是非お立ち寄りください。

12 当店2Fギャラリーでは『秋に寄す前期・鶴谷美智とインドの布仕事展』を好評開催中。10月19日まで休まず営業しております。

 小松クラフトスペース 

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2014年10月02日

秋に寄す前期『鶴谷美智とインドの布仕事展』

1 先月は当店での『織人・染人展』に並行して、弘前での店外催事、アトリエももさだでの『シルクロード展』、角館での時代雑貨市と神出鬼没な日々を過ごし、あっという間に一か月が過ぎた気がします。私がこれだけ店を留守にできたのも、安心して任せられる両親や妻やスタッフが健在でいるからだと、改めて気づかされています。

 今週から秋田では国民文化祭が開催され、さらに各地のアート系イベントも重なり、県内各所で文化系の催しが目白押しの一か月間です。いつどこで何をやるのか、イベントが多すぎてHPやパンフを読んでもよく覚えておりません。個人的に楽しみなのは大駱駝艦による舞踏の公演と、実は国民文化祭関連ではない『国民文化祭落選展』だったりします。

7 まさに県内同時多発文化イベント月間ですが、当店でも明日10月3日から『秋に寄す展』が2Fギャラリーで始まります。

 今回の展示会は前期、後期の2回に分けて開催いたします(一つの展示会を前半、後半に分けて開催するのは2005年の秋に寄す展以来です)前期は先月の弘前での展示会もご好評いただいた青森在住の鶴谷美智さんの新作と、インドの手工芸(染織、古道具、雑貨など)、22日からの後期には人気服飾ブランドRocojuliの新作が登場します。

 まずは明日から始まる『鶴谷美智とインドの布仕事展』から。

5 鶴谷さんの洋服やバッグの新作はご隠居が近年インドネシアで収集したイカット(絣)と青森の裂織を組み合わせた作品がメインです。まさに東北と世界の手仕事が鶴谷さんの感性で一つになった、そんな素敵な作品が揃いました。




4 今年1月にインドで収集した砂漠の遊牧民の刺繍布、更紗など。今では再現困難な精緻な刺繍が施された古布から現代のものまで。この展示会に合わせインドのアイアンクラフトや雑貨、カシミールショールも1Fにて出品しております。


 どれも見ごたえのある手仕事がたくさん!芸術の秋、是非お立ち寄りくださいませ。

 『鶴谷美智とインドの布仕事展』は10月19日(日)まで(期間中無休)

 小松クラフトスペース

kazukuti at 22:17|Permalink イベント