2015年02月

2015年02月18日

渡辺豪スライド&トーク『全国の遊郭跡を訪ねて』開催

hina 2月も半ばを過ぎて春が近づいてくるのを感じさせる季節になりました。今月の初め、ご隠居とマダムが孫の芭瑠のためにお雛様を買うべく京都へ。先週届いたので、桃の節句に先がけて店頭に飾りました。ついに雛人形を店に飾る日がやってきた、と感慨ひとしおです。



yuukaku 娘が物心つくまでにやらなければ、と思っていたのが、ここ数年研究対象にしている色街関連の企画です(「パパ、赤線って何?」とか「女郎ってなんの仕事?」と聞かれても上手に答えられる自信がないので…)

 急いでいる理由はそれだけではなく、全国各地で遊郭の痕跡が急激に消滅していること、そして遊郭や花街の歴史や文化が最近様々な角度から注目を集めているといったことが挙げられます。

 2013年の「あきたまちなか大学・遊里をゆく」での講演が大好評を博した遊里史研究家の渡辺豪さんが昨年、写真集『遊郭・紅灯の街区』(左写真)を上梓され、さらに『全国女性街ガイド』、『全国遊郭案内』の2冊を復刊されたことを記念し、この度単独のスライド&トークイベントを当店で開催する運びとなりました。私も末席に加えていただき秋田の色街についてご紹介いたしたいと思います。

yuukaku2渡辺豪スライド&トークイベント『全国の遊郭跡を訪ねて〜写真で見る紅灯街』

2015年3月7日(土)

昼の部(13:30〜)と夜の部(18:30〜)の二回

(各回入れ替え制)

会場:小松クラフトスペース2Fギャラリー

料金:1500円(要予約、前売券は現在当店にて発売中)

※会場ではアート&クラフト昭和堂さんによる「雛人形と和骨董展」を開催(3/3-3/7)。当日は貴重な色街資料の参考展示と渡辺さんが復刊した書籍の販売もあり。

・・・・・プログラム・・・・・

1、渡辺豪「写真で見る紅灯街」(約90分)

全国各地で撮影した色街の写真を交えて紹介。 遊郭はどこにできるのか?公娼とは?赤線とは?など解説も。

2、小松和彦「昭和5年と昭和30年の秋田県下の色街」(約30分)

渡辺氏が復刻した『全国遊郭案内』と『全国女性街ガイド』 に記された県内の色街を写真や当時の資料を交えて読み解く。

3、対談『遊郭と町興し』(約30分)

広義の「色街」文化が脚光を浴びつつある現在、どういったことが課題やポイントとなるのか等を語り合う。

noshiro4渡辺豪(わたなべごう)

遊里史研究。現代の街並みから消え去った遊郭・赤線跡の調査と撮影を行う。
2014年、遊郭・赤線写真集『遊郭紅灯の街区』を発表し国会図書館へ納本。調査・撮影の傍ら、近代以降の遊里関連史料を復刻。復刻史料には『全国遊廓案内』(昭和5年発行)、『全国女性街ガイド』(昭和30年発行)がある。

HPはこちら


yuukaku3 今回のイベントは渡辺さんが最近復刻した貴重資料、『全国遊郭案内』(昭和5年)と『全国女性街ガイド』(昭和30年)の発売記念ということで開催いたしました。書籍は現在当店にても販売中。両方お買い上げの方には、私がまとめた小冊子「全国遊郭案内と全国女性街ガイドにみる秋田の色街」をプレゼントさせていただいております。

 秋田経済新聞様にもイベントの記事を掲載していただきました→こちら

 チケットのご購入とご予約は現在当店にて承っております。メールでのお申し込みは【info☆komatsucraft.com】(☆を半角@に変えてください)まで。ご予約の際には昼の部と、夜の部のどちらかをご指定下さい。

 一昨年の「あきたまちなか大学」で渡辺さんのスライド&トークをご覧になった方からも「是非また観たい」という声を多く頂きました。目と耳からうろこが落ちるような素晴らしい内容になること必至ですので、ぜひ足をお運びください。

 小松クラフトスペース

kazukuti at 20:00|Permalink イベント 

2015年02月09日

『斎藤洋・中川彩香展』

saito9 2月6日から『斎藤洋・中川彩香展』が当店にてスターしました。初日から3日間は2月上旬とは思えない晴天にも恵まれ、本当にたくさんのお客様に足を運んでいただきました。斎藤洋さんも昨日まで在廊され、その間ご友人が山形や東京からもお見えになるなど、斎藤さんの作品と人柄を慕う皆さんが集られました。




saito12 斎藤さんは一昨年に心肺停止するくらいの大怪我をされましたが、その後リハビリ生活を経て、まさに奇跡の復活をされました。生死の境目を彷徨うまでの怪我のブランクをまったく感じさせないエネルギッシュな創作意欲には、出品された約160点の新作を見て改めて感服いたしました。




saito6 斎藤さんの古くからのご友人で、秋田を拠点に美術活動をされている木村正樹さんの奥様・木村麻子さん(写真右)が、今回初めて斎藤さんとコラボレーションした作品を出品されています。天然染料で染めた斎藤さんの布を木村さんがデザイン、お仕立てした洋服で、暖かい春のような優しい作品です。





nakagawa2 中川彩香さんは額絵やバッグ、ストラップなどを出品されております。布にアクリルペイントをした上に刺繍をしたとてもお洒落な作品で、すべて一点ものです。ストラップなどは、BSのドラマや映画などの小物にも使用されております。






saito13 1Fでは釜石市平田の仮設住宅の皆さんが作られた編み物作品を展示販売する『風の布パピヨン・チャリティーマーケット』を開催中。とても好評でこの3日間で全体の3分の2ほどが売れてしまいました。たくさんのご協力、ありがとうございます。





saito14 今回は1Fにも斎藤さんの染色作品を展示。ガラ紡の生地に天然染料で染めたショール(タペストリーにも)。この黒い壁面を使った展示は当店初の試みです。

『斎藤洋・中川彩香展』は2月28日(土)まで(期間中無休)

小松クラフトスペース

kazukuti at 12:55|Permalink イベント 

2015年02月03日

ご隠居、ミャンマーより帰還

IMG_0498 1月8日からミャンマーに行っていたご隠居が24日間の旅を終え、先週末無事に帰国しました。ミャンマーでは北部山岳地帯に住むカチン族の年に一度のお祭りに参加してきたようで、「たそがれ見聞録」のネタは豊富に出来た旅だったようです(旅先で見聞録をほぼ仕上げていたようで、今週末には店頭で配布できる予定)今回の旅で収集した手工芸や布は3月17日からの「ミャンマー山岳少数民族の手仕事展(仮称)」でお披露目いたしますので、お楽しみに。

 孫娘の芭瑠ともようやくご対面したご隠居。カチン族の若いお母さん達が赤ちゃんを抱いて歩いている光景を見る度に「ウチの孫は無事に産まれたのか」と気になっていたそう。目下、小松家は5人家族という今までなかった人数構成で暮らしております。




saito5 さて、今週2月6日(金)からは2Fギャラリーで『斎藤洋・中川彩香展』が始まります。斎藤洋さんの作品展は前回がちょうど2年前、今回は天然染料を使った染色作品を中心に、竹田安嵯代さん、木村麻子さんとコラボした洋服などを出展されます。ご本人も初日の6日から8日の3日間在廊されますので、ぜひ斎藤さんのお話を聞きにいらしてください。

 中川彩香さんはイラストレーター、刺繍作家である他、バーンロムサイのボランティアスタッフでもあり、昨年のバーンロムサイ展の際にお手伝いにいらしていただいた事がきっかけで知り合いました。全国各地で個展をされながら、「FRaU」、「花椿」、「Oz magazine」といった雑誌の挿絵や装丁、CMや映画などの美術デザインなど幅広く活躍されています。どんな作品が揃うのか、とても楽しみです。

 斎藤洋さんが岩手県の被災地で取り組んでいるクラフトプロジェクト『風の布パピヨン・チャリティーマーケット』も一昨年、昨年に引き続き同時開催いたします。今年もマーケットを通じて釜石市平田の皆さんに応援のエールを送りたいと思いますので、どうかご協力をお願いいたします。

 『斎藤洋・中川彩香展』は2月6日(金)〜2月28日(土)期間中無休

 小松クラフトスペース

kazukuti at 16:50|Permalink ご隠居コーナー | イベント