2017年12月

2017年12月26日

2017年もありがとうございました

kotohajime 24日で『ウィンターキャラバン展』が終わり、年内の催事はこれですべて終了いたしました。今年もたくさんのご愛顧、誠にありがとうございました!29日までは1階店舗のみで営業しております。

 22日は「旅する着物ことはじめ」の忘年会を兼ねたパーティーで司会&クイズ大会出題者を務め、まずは一段落と思ったところで、その二日後(クリスマスイブ)の朝、起床と同時になんとギックリ腰に。実は一か月くらい前からなんとなく腰に違和感があったのですが、遂に爆発してしまいました。胃腸の方は完治してこれで厄年の病気ラッシュは脱したと思いきや、まだまだ終わっていませんでした。これはもう厄年というか災難年という他ありません。現在、歩くこともままならず自宅で療養中です。



2 秋田魁新報電子版で連載中の『新あきたよもやま』今月のコラムは『パシュミナの故郷・カシミールを訪ねる・後編』です。インド・ラダックのカシミアヤギを放牧している山岳地帯の遊牧民。そこで見たのはなんと「少子高齢化社会」という現実でした。もしかしたらこの過酷な環境が帰国後から続く体調の悪化と何かしら繋がっているのかもしれません…。

 一年を締めくくるにふさわしく、前回に引き続きいつもの倍の文字数です。『新あきたよもやま』、来年もよろしくお願いいたします!



kouen 先々週、とても悲しい知らせがありました。今年の4月に開催した『アマゾン民族館の至宝展』その際にご主人の山口吉彦先生と笑いあり、驚きありの素晴らしい講演会を行っていただいた山口考子(なすこ)さんがお亡くなりになられたそうです。当初、展示会のお話をいただいたのも考子さんからであり、この後もまた一緒にイベントを企画していこうと約束していました。本当に残念でなりません。たくさんの笑いと感動をありがとうございました。心よりご冥福をお祈りいたします。




FB 新年は4日から恒例『吉例初市』でスタート。年に一度だけのバーゲンセールです。どうぞお見逃しなく!

 『初市』が終わると、なんと36年ぶりに店舗の改装工事(1Fのみ)を行います。来年以降も様々な企画にチャレンジしたいと思い、建設された時と同じ戌年に着手することになりました。2月にはリニューアル記念企画展を考えております。また『美人の秋田』刊行記念イベントも市内某所にて予定しております。

 2018年も小松クラフトスペースをよろしくお願いいたします。

kazukuti at 16:19|Permalink イベント | 店主の日常

2017年12月15日

厄年は無理できない

5  早いもので今年もあと半月を残すのみとなりました。
 今年は厄年だったせいか、終盤立て続けに病院のお世話になりました。インドから帰って来て間もなく風邪で内科、耳の周りが腫れて耳鼻科、そしてお腹の調子が悪くなり胃腸科。一か月半で体重が7キロ減り、「10年前の体重に戻った」と喜んでいるのは本人だけで「重病なのではないか」と心配される始末。日頃健康管理には気を付けているつもりですが、これだけ病気にかかるというのは無理のできない歳になったんだなと自覚しております。

6 さて『ウィンターキャラバン展』も残すところ10日となりました。昨日は展示会場を少し模様替えしました。出展されているアイテムをクリスマスプレゼントとしてお求めになられるお客様もいらっしゃいます。そして何といってもインド・ラダックの仏教美術が揃って見られるのは今回の催事のみ!19世紀のチベットの仏画、11世紀のカシミールの仏像などなど。クリスマスの雰囲気とは真逆ですが、古美術がお好きな方は絶対おすすめです。
 『美人の秋田』も絶賛発売中です!

 『ウィンターキャラバン展』は12月24日(日)まで(会期中無休)
 
 小松クラフトスペース

kazukuti at 11:36|Permalink イベント | 店主の日常

2017年12月04日

『美人の秋田』が発売されました

IMG_4052 この度、カストリ出版様から『美人の秋田(附・秋田美人と民藝)』が復刻出版されました。私のライフワークではこの一冊がまさに今年の集大成です。

 『美人の秋田』を復刻することになったきっかけは今年の3月、私がカストリ出版主宰の渡辺豪さんと一緒に入った古本屋でこの原本を偶然見つけたことでした。何気なく開いてみて、編集発行人が山田憲三郎であることに驚きました。その名前は戦前、戦後の興行、映画館関連の資料でよく目にしていたからです。

 山田憲三郎とはどんな人物であったのか。どうしても知りたくなり、この夏から調査を開始しました。幸い山田の息子さん達とお会いすることができ、ご協力を得ることができました。明治生まれ大正育ちのモダンボーイで、文芸、絵画を嗜む市井の文化人、そして興行師でもあった山田。本書を復刻したのは昭和の秋田の花柳界を知る貴重な資料というだけではなく、この稀有な市井のクリエイターを是非知って欲しいと思ったからです。私が担当した巻末の解説には彼のひととなりについて知り得たことを記しております。

 本書の見どころの一つは数多く掲載されている当時の広告。秋田ではお馴染みのあのお店やあの酒屋さんも。花街、遊廓ファンのみならず、昭和の秋田に関心のある方であれば間違いなく楽しめる一冊です。

IMG_4056『美人の秋田』(附・秋田美人と民藝)
・仕様:B5版 / 70ページモノクロ
・原著発行:昭和4年
・定価:¥1,296(税抜¥1,200) 

東北を代表する花街であった秋田市川反。その近郊で暮らしていた一人の文学青年によって、今から約90年前、秋田県の花柳界を扱う雑誌が刊行された。

青年の名は山田憲三郎。山田は新聞記者時代の経験を活かし、地元新聞人や文芸家を執筆陣に迎え、花街のガイドブックではない、読み物雑誌としての一冊を完成させた。それが『美人の秋田』である。

IMG_4057 ■附録として戦後昭和28年の花柳界雑誌をカップリング
『美人の秋田』にも寄稿している小松宗司が戦後に発行した『秋田美人と民藝』。現在、どこの公立図書館にも収蔵されていない「幻の雑誌」である。川反、土崎の人気芸妓を写真入りで紹介している他、秋田の遊郭史について展望した記事などを収録している。

■見どころは写真や記事の他にも
二冊とも広告を数多く掲載。料理屋、芸妓置屋、カフェーの他、秋田では誰もが知る商業施設や酒造会社なども。まさに昭和4年、昭和28年の秋田を切り取った雑誌といえよう。

■稀有なクリエイター・山田憲三郎
巻末に収録した小松和彦(小松クラフトスペース)による解説では、『美人の秋田』の編集兼発行人である山田憲三郎の子孫にインタビューし、山田のひととなりについても紹介。文芸、絵画を嗜む市井の文化人、そして興行師でもあった山田の人物像を家族の証言や資料などから読み解く。

 現在、小松クラフトスペースで絶賛発売中!ウェブショップでも取り扱っております。

 ぜひ、お手に取ってご覧ください。

kazukuti at 16:43|Permalink 店主の日常 

2017年12月01日

『ウィンターキャラバン展』

win16 今日から12月。そして当店では年内最後の催事『ウィンターキャラバン展』がスタートしました。洋服、タイツ、陶器、キャンドル、ショール、アクセサリー、アンティークetc…と盛りだくさんのラインナップになりました!




win9 おなじみ、仙台の人気レディースブランド・ロコジュリィが佐藤繊維の糸で制作した新作ニットウェアやシルクワンピース。初日、二日目はデザイナーの渡邊 ひろこさんが来場されております。ぜひこの冬のコーディネートのアドバイスを渡邊さんへ聞かれてみてはいかがでしょうか?




win11 10月に私がインド・カシミールで訪れた標高4500mの山岳地帯。そこに住む遊牧民たちの手で生み出された最高のカシミア原毛を使って制作されたショールをウールやシルクのショールと共に出品しております。ぜひこちらのコラムと併せてご覧ください。





win10 そしてカシミールで収集した美術工芸品も一挙に展示出品。メインはチベットのタンカや仏像といった仏教美術。少々季節外れ(?)ですが、自慢の一品揃いですので、どうぞご覧ください。私が喜んで解説いたします。






win12 楽しみにされていたお客様も多いと思います!冬の人気商品であるクリボテラのタイツやソックスが登場!そして当店では二年ぶりとなるYu-candleさんのキャンドル作品も。見ているだけで楽しくなる新作キャンドルが揃いました。






win13 昨年一月に作品展を開催された陶芸家・清水六兵衛さんが主宰する六兵衛窯からは来年の干支である「戌」にちなんだ陶芸作品が出品されております。どれも可愛い犬たちにほっこりさせられます。年越しの準備はぜひこちらで!





win14 そして個人的には今年の集大成ともいうべき花柳界関連の著作(と言っても今回は解説のみ)がカストリ出版さんから間もなく刊行されます。当店では数日中にお目見えする予定。これは昭和の秋田を知る方にはとっても懐かしい一冊になると思います。是非ご期待ください!

 『ウィンターキャラバン展』は12月24日(日)まで(会期中無休)
 
 小松クラフトスペース

kazukuti at 15:33|Permalink イベント