2018年03月

2018年03月16日

『捨てない布展』開催中です

sutenai8 3月に入って早2週間。秋田市内は雪がほとんど解けて春の気配が感じる頃となりました。この時期になるとやはり東日本大震災のことが思い返されます。あれから7年が経ち、東北の心に改めて光を当てる展示会ができればと思い、『捨てない布ー東北の刺し子とサキオリ』を企画いたしました。現在、2Fギャラリーにて開催中です。



sutenai7 今回参考展示として出展しているのは、ご隠居こと小松正雄が若い頃に、私財を投じて収集した北東北の古い衣装の数々。津軽の「こぎん刺し」や南部「菱刺し」、秋田の「長手ぬぐい」など、その多くは昔の雪国の女性たちの手によるもの。物質的に恵まれない生活から育まれたその見事な手仕事はモノを大切にする心を現代に伝えます。



sutenai9 岩手県下閉伊郡田野畑村にある障害者のための地域作業所「NPO法人・ハックの家」のサキオリ作品は5年ぶりの登場。東日本大震災時の津波で主幹事業の水産加工場を失ったハックの家では、震災後に地元の伝統工芸であるサキオリ(花咲き織り)作品の制作に力を入れ、今では県外でも作品展を開催するまでになりました。今回の展示会ではハックの家で制作されたバッグや小物を販売しております。



sutenai10 インド東部・ベンガル地方で制作されるカンタ刺繍、西部・グジャラート州のミラー刺繍。いずれも衣服など使い古した布をリサイクルして制作した伝統的な刺繍工芸です。現地で収集した古布を展示販売いたします。 北東北とインド、国境を越えた「捨てない布」をどうぞ見比べてみて下さい。




sutenai11 2月に開催した『江戸小紋と更紗展』に引き続き、バッグ、小物、ショール、扇子など、インド、インドネシア、日本で制作された更紗の作品を出展。海外で収集したインド更紗、ジャワ更紗(バティック)も。ご好評いただいた『足袋の足あわせ』も1Fにて継続開催しております。


『捨てない布ー東北の刺し子とサキオリ』は3月31日(土)まで(会期中無休)

小松クラフトスペース

kazukuti at 21:53|Permalink イベント