フィリピンに来て1年が過ぎ、やっとこの国のお金の単位、ペソに慣れてきた。最初は常に頭の中で日本円に換算し、日本円でいくらになるか、と計算し高いか安いかの判断をしていた。しかし、今は違う。この国の賃金(日当)と比較するようになった。例えば、20ペソは日本円にすると40円になり、日本で生活する時の40円と比較していた。だが今は違う、20ペソは40円ではない。この国の日当300ペソ(日本円で600円)は、日本の日当が12,000円であった場合、20分の1である。すなわち、20ペソは、400円に相当し、50ペソは1,000円に相当する。そのことを頭に入れ、食材を買う時、値切りたくもなるし、高いか、安いか、買うか買わないかの判断にする。パレンケ(市場)で買い物をする時、ほとんどの商品に値段票は付いていない。売り手は相手を見て値段を言う。特に日本人と気が付くとブッカケてくる。気を付けたいものである。

次にライフライン(電気、ガス、水道)について考えてみよう。一人暮らしの月平均の僕の場合である。電気代 2,500ペソ(エアコン、冷蔵庫、電気炊飯器)、ガス代 150ペソ、水道代150ペソ(洗濯は他の所へ頼んでいる) 合計2,800ペソである。これは、5,600円ではない。11,200円である。これは、フィリピン人の一ヶ月の収入だ。食事代も残らない。だから、彼らは、冷蔵庫のコンセントを抜き、洗濯機は使わない。ガスも切れたら炭で煮炊きする。しかし、いくら節電しても、電気代に1,000ペソ、水道代に300ペソはかかるであろう。合計の1,300ペソは、26,000円に値する。だから、低所得者が、まともな生活が出来るわけがない。盗電や盗水が頻繁におきる。フィリピン政府は何を考えているのだろうか。

この国に来て1年が過ぎ、お金の単位、近所あるいは友達との付き合い方に少し慣れてきた。全てのお金の出金について、上記のように考えている訳ではない。年金生活で収入はないが、上限、50,000円の出金は覚悟している。友達との飲食など積極的に行っている。しかし、日本人は金持ちだと思わせるような付き合いはしていない。「節約できるところは、節約し、大判振る舞いが出来る時は、皆と一緒に楽しむ」これが僕のモットーである。

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