October 12, 2010

F1 第16戦 鈴鹿 日本GP 決勝

日曜日に順延になった予選ではRB6が圧倒的な速さを見せてベッテル&ウェーバーがフロントローを独占した第16戦、鈴鹿での日本GP。

地上波録画を見終えたので、予選に引き続いて決勝の所感を現地でのショットを交えて紹介しておきます。このエントリのショットは予選時と同様にCanon EOS 40DEF 300mm F4L IS USMEXTENDER EF1.4×IIで、手持ちのノートリミング。Eスタンドの山の上のカメラマンシート撮影エリアからのものです。

決勝スタートは15:00。いくらヨーロッパ基準とは言え、これでは順当に行って16:30頃チェッカー。この時期の鈴鹿の日没は17:30だそうで、何かあれば2009年のセパンのように日没でレース打ち切りなんてことも・・・ 去年は14:00スタートだったはずなんですけどねぇ

Eスタンドの正面にあるサーキットビジョンを40Dを通して覗きながら見ていると、どうもクラッシュがあった様子。1コーナーでもマッサ(アロンソではなくマッサなのは場内放送で分かった)がコースアウトし、早くも大混乱。

これは2コーナーを抜けてくるトップグループ。
2010鈴鹿 決勝 スタート1















同じく中団グループ。
2010鈴鹿 決勝 スタート2















これでいきなりセーフティーカーランに・・・
2010鈴鹿 決勝 SC















TVと照らし合わせて分かったんですが、スタートでペトロフがヒュルケンベルグを撃墜し、1コーナーではマッサがリウツッィを同じく撃墜していました。早くもマッサミサイルが火を噴きましたが、完全に誤射ですねぇ(^_^;)
ちなみに両撃墜事故ともにレース後審議となっていましたが、ペトロフが韓国で5グリッド降格ペナルティマッサはお咎めなしとなったようです。

と、このセーフティカー走行中に、今度はクビサが何故か右リアタイヤを失ってリタイア。ルノーの黄色&黒は結構コースに映えていたんですが、早くも全滅・・・ リタイアしたクビサが目の前を通ってくれたので激写〜
2010鈴鹿 決勝 クビサ















で、7Lap目にセーフティーカーが引っ込むと、ベッテルが一見して分かるほどのペースで逃げ始めました。その直後の様子。
2010鈴鹿 決勝 SC明けトップ















実際にはウェーバーも2位につけていたので、独走ではなかったんですが、この2台が絡むことも無く・・・ 以下アロンソ-バトン-ハミルトンと、タイトルを争う5人がトップ5に落ち着くレースとなって行きました。
同じタイミングでのマクラーレンデュオ。
2010鈴鹿 決勝 SC明けマクラーレン















トップで逃げるベッテル。去年と同じポールからの飛び出しですねぇ
2010鈴鹿 決勝 ベッテル















去年と違ってちゃんと2位で追いすがるウェーバー。
2010鈴鹿 決勝 ウェーバー















3位につけるアロンソですが、RB6デュオを追い上げるのはペース的に無理っぽい感じでしたね。
2010鈴鹿 決勝 アロンソ















ちなみに小林可夢偉はこの時点で11位辺り。現地では分からなかった(少しずつ順位を上げているなぁという程度)んですが、この時点で既に切れ始めて?いたようで、13Lap目にアルグエリスアリを、18Lap目にスーティルをそれぞれヘアピンの飛び込みでインを刺してパスしていたんですよね。アルグエリスアリとは軽く当たっていましたし、ストレートスピードが伸びないからとは言えF1でヘアピンをパッシングポイントにするなんて話、なかなか聞きませんよね〜
2010鈴鹿 決勝 小林可夢偉1















この頃の可夢偉。まだマシンはノーダメージ(^_^;)

そうこうしているうちに、20Lap目辺りからトップグループがピットイン。バトンは引っ張って走っていたので見かけ上はトップに立っていましたが、大きな順位変動は無く、39Lap目にバトンと6位まで見かけ上の順位を上げていた小林可夢偉がピットイン。可夢偉は12位までドロップしましたが、ここから母国鈴鹿の風が奇跡を読んだか、歴史に残りそうなオーバーテイクショーを見せてくれました!!

ちなみにマクラーレンデュオはバトンのピットイン後にハミルトンが先行していたんですが、ハミルトンが3速を失ってペースダウンし、ヘアピンでハミルトンがバトンを先行させて順位が入れ替わっています。
タイヤ交換を引っ張ったバトン。確かこれはトップ走行中のショット。
2010鈴鹿 決勝 バトン















ギアトラブルで後退したハミルトン。こっちはチェッカーに近いタイミングでのショット。この2枚、色味や影の長さ・濃さが随分違うのが分かりますよね〜
2010鈴鹿 決勝 ハミルトン















話を戻して小林可夢偉。45Lap目に序盤に1度はパスしていたアルグエリスアリを、今度はヘアピンの大外からかぶせて接触しながら強引に抜き去って11位へポジションをアップすると、直後にスーティルが白煙を上げてストップし、労せずしてポイント圏内の10位へ。最初派手な白煙が見えた時には、スーティルではなく可夢偉のフェラーリエンジンが音を上げたのかと思いましたが(^_^;)

その頃の可夢偉。バーティカルフェンスの下半分が落ち、サイドポンツーンにもタイヤの跡がありますが・・・
2010鈴鹿 決勝 小林可夢偉2















この状態でファステストラップを叩き出すとは、小林可夢偉恐るべし。

現地で見ていると、意識してサーキットビジョンを覗き込まないと細かくは把握できないんですが、毎Lap先行車との間隔を詰め、時には順位を入れかえて帰ってくる可夢偉に、スタンドから拍手が上がり始めていたんですよね〜

その拍手に乗じてか、49Lap目にはバリチェロをやはりヘアピンのインに飛び込んでオーバーテイク。同じLapにニコの単独クラッシュ(ちょうど山の陰になって‘み’の位置からは見えませんでした)もあって可夢偉は8位にアップ。
更に7位のチームメイト、ハイドフェルドもヘアピンのインから料理。ハイドフェルドは「可夢偉が速かった」とコメントしてますが、明らかに(去年のグロージャンと違ってちゃんと空気を読んだのかな)譲ってくれたような動きでしたけどね。
と、可夢偉はこれで7位へ。流石に6位ミハエルには届きませんでしたが、14番手から驚異的なパッシングを繰り返し、母国でポイントフィニッシュを果たしてくれました!! ザウバーのCEOをして驚くべきレースだったと言わしめる鈴鹿でのこの驚異的なパフォーマンス、‘み’は何年か前の脇坂寿一を思い出してしまいましたね〜 カテゴリーは違いますが、鈴鹿での圧倒的なスピードを持つドライバーってやっぱり天性の何かがあるような・・・

トップグループは大きな動きも無く、結局ベッテル-ウェーバー-アロンソ-バトン-ハミルトンというトップ5でフィニッシュ。以下ミハエル-可夢偉-ハイドフェルド-バリチェロ-ブエミまでがポイント圏内。

ウィニングラン中のベッテル。ちょうど手を下ろしていますが・・・
2010鈴鹿 決勝 ベッテル勝利















同じくミハエル。可夢偉に邪魔者扱いされる前にチェッカーが来ました(^_^;) TVで見る程ロズベルグとは接近していたようには見えませんでしたけどね〜
2010鈴鹿 決勝 ミハエル















同じく可夢偉。いや、正直良くやってくれました!!
2010鈴鹿 小林可夢偉3















可夢偉の大活躍が強く印象に残ってしまいましたが、タイトル争いも実はますます混戦になってきているんですよね。
220ポイントのウェーバートップを守ったものの、ベッテルとアロンソが206ポイントで並び、ハミルトンが192、バトンが189ポイントで4-5位と・・・
マクラーレンデュオが表彰台を逃したことでトップとの差は広がってしまいましたが、それでも3レースを残して31ポイント差。しかも上位3人はたった14ポイント差ですから、まだまだこの状況は続きそうです。初開催の韓国でマクラーレンデュオが計算上も脱落してしまう可能性もありますけどね〜

次戦は2週間後、10/24決勝の韓国GP。シンガポール〜日本〜韓国とアジアラウンドということになるんですが・・・ どうにも工事が進んでいないようで、冗談抜きで本当に開催されるんでしょうか?? 10/13に最終判断されるようですが・・・ タイトル争いも残り2戦と3戦では全然状況が変わってきますからねぇ・・・

あれ、決勝の地上波放送、深夜1:45からだ〜〜!

〔レース結果〕
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/
f1gp/2010/10/f1-9a9c.html


〔ニュース記事〕
http://www.gpupdate.net/ja/f1-news/244621/
http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/
f107/2010/10/gpto-7-81ba.html


          
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