November 27, 2012

F1 2012 最終20戦 ブラジルGP 決勝

予選ではマクラーレンがF1記録更新となる62回目のフロントロー独占を果たしたF1最終戦、インテルラゴスでのブラジルGP。

ベッテルのチャンピオンが掛かったレースですが、時差の関係でイレギュラーな月曜日22:00〜の放送をほぼその時間帯に鑑賞しました。


土曜日の夜が大雨だったようで、決勝日は曇から小雨というコンディション。スタート時点では全車ドライでしたが、インテルラゴスは雨がらみのレースが多いですからね。

スタートではチャンピオンのプレッシャーなのかレッドブル2台がイマイチだった代わりにフェラーリデュオが好スタートを決め、ハミルトン-マッサ-バトン-ウェーバー-アロンソ-ヒュルケンベルグ-ベッテルというオーダーで1コーナーへ向かったと思いきや、エス・ド・セナでベッテルがスピンして後ろ向きに! ベッテル自身「終わったと思った」というよな状況でしたが、この時はセナに追突されていたようで、左リア辺りのフロアからサイドポンツーンにダメージを受けながらもベッテルは最後尾からの追い上げを敢行。
一方のアロンソはマッサがウェーバーにホームストレートで仕掛ける際に見事な連係プレーを見せて3位ポディウム圏内に浮上。あっという間にこのままの条件ならアロンソが逆転タイトルという状況になるというなかなか見応えのある展開になりました。

まあ、当然このままレースが終わるわけはなく・・・

雨が断続的に降り始め、アロンソは5Lap目に1コーナーで止まりきれずに4位に転落。各車10Lap目前後にはインターミディエイトにチェンジしますが、この間にトップがハミルトンからバトン、更に2010年の雨のインテルラゴスでポールを獲ったことがあるヒュルケンベルグへと共にコース上のオーバーテイクで代わり、上位2台が40秒程度もリードを広げてアロンソの勝ちが絶望的になったと思われた中盤。アロンソの無線での「破片が多い」という訴えを受けたのかは分かりませんが、セーフティーカーが導入されるというちょっと違和感がある展開になってきました(^_^;)
この時点でアロンソは4位、追い挙げてきたベッテルが5位。SCがどちらに有利に働いたとは一概に言い切れませんが、アロンソの上位進出の望みが出てきたのと同時に、ポイント圏内に戻ってきたベッテルの戴冠の可能性が高くなったのも事実でしょうね。

ちなみにザウバーでの最後のレースを迎えた小林可夢偉は序盤の混乱を回避し、14番グリッドからポイント圏内に浮上。SCの時点では6位に付け、SC明けにはベッテルやアロンソをパスすると言うパフォーマンスを見せてくれました。まあ、アロンソには直ぐに抜き返されましたし、2人ともタイトルが掛かっているので無理はしなかったでしょうが、明らかに戦闘力の落ちるマシン(解説では1秒落ちといわれていましたが)でのこのパフォーマンスを見せられると、スポンサーマネーがなくて来期のシートが決まっていないのはちょっと勿体無いですよね・・・

さて・・・

リスタート後も雨の影響もあってかコース上では頻繁に順位が入れ替わり、ヒュルケンベルグのスピンでハミルトンがトップに返り咲いたりライコネンが袋小路のエスケープに逃げていったりと見所は多かったものの、タイトル争いに直接影響したのがハミルトンとヒュルケンベルグの接触。もう終盤の55Lap目でしたが、ハミルトン意仕掛けたヒュルケンベルグが1コーナーへの飛び込みでコントロールを乱してハミルトンにヒット。ヒュルケンベルグ自身は(ドライブスルーペナルティこそ受けましたが)走行可能でしたが、ハミルトンは完全に左フロントのサスを壊してストップ。マクラーレンでの最後のレースがクラッシュとはハミルトンらしいような気もしますが、完全にもらい事故ですからねぇ・・・

と、このクラッシュでハミルトンが消え、マッサのサポートも受けてアロンソが自動的に2位に浮上。この条件だとベッテルは7位で戴冠。無線では「今の順位で十分」のようなベッテルを押さえる会話がしきりにされていたようですが、棚ボタでトップになったバトンが万が一止まったりすればアロンソに勝ちが転がり込んでくるので安全圏ではなかったんですよね。

実際に55Lap目前後には各車インターミディエイトにチェンジする程で、雨はスタート時点より激しくなっていましたし・・・

と、レースを2周残した70Lap目、ディ・レスタが最終コーナーで大クラッシュ。コース上に破片が飛び散り、2度目のSCとなったところで実質レース終了。SCランのままチェッカーとなり、バトン-アロンソ-マッサ-ウェーバー-ヒュルケンベルグ-ベッテル-ミハエル-ベルニュ-小林可夢偉-ライコネンというトップ10でのフィニッシュとなりました。

アロンソは2位に入り278pts、ベッテルは6位に留まり281pts。どちらもチャンピオンらしくきちんと結果を残してきました(相手が即戴冠となる条件にはならなかった)が、大混戦のシーズンらしく3ポイント差でのベッテル戴冠となりました。

あ、小林可夢偉は残り3周の時点でミハエルに仕掛けましたがこれが裏目に出てスピン。辛うじてポイント圏内に留まりましたが・・・ このパフォーマンスが焼け石に水にならないと良いんですけどね。



ベッテルはこれでドライバーズタイトル3連覇。しかも25歳でのトリプルクラウンはセナの31歳を大きく更新する最年少記録で初戴冠からの3連覇は史上初というおまけ付き。
今年の序盤はブロウンディフューザーを失って去年ほどのパフォーマンスを出せませんでしたが、終盤の5連勝は圧巻でしたね。
2度目の引退で去っていく皇帝ミハエルの後を継いだ2代目アンファン・テリブルが2代目の皇帝になったと思っても良いのかも知れません。


20戦と長かった今シーズンのF1もこれで幕。8人ウィナーの大混戦や復帰したミハエルの引退など色々ありましたが、小林可夢偉の来期のシートが決まっていないのが気がかりですねぇ・・・




〔レース結果〕

http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f1gp/2012/
11/f1-fbd7.html



〔ニュース記事〕

http://www.gpupdate.net/ja/f1-news/287873/

http://fmotorsports.cocolog-nifty.com/f107/2012/
11/gp-f1d9.html



Posted by kazumitsuzuka at 12:21│Comments(0)TrackBack(3)clip!
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結果は以下の通り。(「F1通信」より) ブラジルGPで雨が降ったのは2008年以
2012年 F1ブラジルGP 雨とクラッシュの大波乱の中ヴェッテルがドライバーズタイトル3連覇達成!!【蔵前トラック供at November 28, 2012 22:52
2012年F1もこのブラジルGPが最終戦である。ベッテル、アロンソのチャンピオン争いが最終戦まで持ち越され、ここでも手に汗握る展開だったようである。 レース自体はまで見ていないので何ともいえないが、ニュースなどでは盛んにこのことが報道されているので、それ
F1ブラジルGP、2012年を締めくくるレース内容だったようだ【【本音トーク】パート2(ご近所の旧跡めぐりなど)】at November 27, 2012 19:23
【F1 ブラジルGP】劇的幕切れの最終戦はバトン優勝、ベッテルのチャンピオン決定 | レスポンス 勝ったのはマクラーレンのバトン,2位にフェラーリのアロンソ,3位にフェラーリのマッサ。 しかし,ワールドチャンピオンはこのレース6位のベッテル。
F1GP2012 ブラジル【Kyan's BLOG V】at November 27, 2012 17:41