November 27, 2013

映画 コクリコ坂から

2013年の年初に地上波で放送されていたジブリアニメ「コクリコ坂から」。思いっきり録画しそこなったため、Blu-rayをレンタルして鑑賞しました。


‘み’は高橋千鶴&佐山哲郎の原作を全く知りませんし、宮崎吾朗監督の「ゲド戦記」はかなりイマイチだったように感じているので余り期待していなかったんですが・・・

これが予想外に良い仕上がりになっていたんですよね。


あらすじ的には・・・

1963年の5〜6月の横浜、港南学園に通う生徒たちを主役にしたハートフルなストーリー。

文化部部室棟である明治期の建屋「カルチェラタン」の取り壊し可否を軸に、主人公の松崎海(長澤まさみ)と風間俊( 岡田准一)が次第に惹かれ合って行くが、実はこの2人には・・・

という感じで、91分と尺が短いながらもちゃんと起承転結がしっかり且つ温かく描かれているようなそんな感じだったんですよね。

ということで、ここからはネタバレアリの感想を少々。



もともとの期待値が余り高くなかったこと、短い尺で間延びしなかったこともあり、かなり良い出来だったなと思えました。
ジブリアニメの真骨頂ともいえる冒険活劇やファンタジー的な要素はほぼ皆無(敢えて言うなら掃除前のカルチェラタンは海の言葉にもあったように魔窟でしたし、海たち三人が東京に出向く場面も冒険といえば冒険かも知れませんが)ではあるものの、その分1963年の生活が上手く描き出されていて劇中に入り込めたんですよね。
特に現代に通じるような景色や建物も見られましたし、妙に親近感を覚えた感はありますね。まあ、流石に‘み’もこの時代には生まれていませんけどね(^_^;)

ストーリー的にもただの学園恋愛モノではなく、学生運動に繋がっていくようなエネルギーやその中にちょっとだけ見え隠れする純愛的な要素があり、更にその純愛が海と俊が実の兄妹ではないかという疑惑が持ち上がることで揺さぶられ、それでも「好き」だと確認しあった2人にクライマックスでハッピーエンドが訪れると・・・
‘み’が年を取ったせいかも知れませんが、なんか良い話なんですよねぇ


あ、そういえば劇中ではセーラー服のリボンの色で学年が『分かれていましたが、‘み’は高校こそ私服だったんですが中学では上履きの紐とかで色分けされていたのを思い出しましたね。

ひとつだけ気になったのは、海の長澤まさみと俊の岡田准一。やっぱりプロの声優さんではないので、どうしても違和感を感じる場面があって勿体無かったかなぁと。まあ、揚げ足取りのようなレベルですけどね。


   


Posted by kazumitsuzuka at 23:58│Comments(0)TrackBack(2)clip!
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