2014.07.12 西武ドーム vs オリックス
記録的な大きさの台風8号が抜けた直後、2014.07.12の西武ドームでのオリックス戦を観戦してきました。
この日はアニメのヤマノススメとのコラボデーだそうで色々とイベントが用意されていましたが、2013.08.13の楽天戦の時と同じように全く存在を知らなかったのでサクッと流しての観戦です。あ、ちなみにアニメの舞台が飯能という繋がりのようですけどね。
座席はファンクラブ先行販売で確保した3塁側のA指定。A42ブロックの13段目とややネットが気になる位置でしたが一応バッターボックスでも打者にAFを使ってピントを合わせることは出来たので良しとしましょう。バッターの絵にはネットの上端が思いっきり斜めに写り込んじゃいましたけどね・・・
まあ、先行販売の際にはオリックスがここまで上位にいるとは思いませんでしたが、西武も監督交代以降調子を上げてきているので相手にとって不足はありません。
撮影はいつものようにCanon EOS 40D＋EF 300mm F4L IS USM＋EXTENDER EF1.4×IIで、当然のようにノートリミングです。
始球式にはそのアニメの声優さんコンビでしたが・・・全く分かりません(^_^;) 試合中もアナウンスとかしてましたけどね。
後から調べたら1枚目の写真が井口裕香、2枚目が小倉唯という声優さんのようで、700番台とか800番台の3桁の背番号は誕生日だったんだそうです。
メンバー表交換の様子。森脇監督も代行から監督になっているので、田辺監督代行と同じ身の上ですね。どちらも現役時代は内野のユーティリティ的な役回りでしたし(^_^;)
西武先発はサブマリン牧田和久。きっちり中6日での登板ですね。
今季は良い時と悪い時の差が激しいように思いますが、交流戦頃から明らかに上向いてきているようなので大丈夫でしょう。
オリックス先発は2年目のドラフト1位左腕、松葉貴大。
西武ドーム初登場だそうなので当然生で見るのは初めてですが・・・
聞き覚えがあると思ったら、今年の年初にあった高知でのジャンボタクシー事故で乗っていたピッチャーですね。西武の選手も林��と駒月が同乗していたので記憶に残っていたんですが、大事に至らずによかったですねぇ
が・・・この日の牧田はイマイチ。テンポこそいつものように小気味良かった（特に初回は5分で終わりましたし）ものの、ボール球が多く制球に苦しんでいるような印象でした。
逆に松葉の方はストライク先行で絶好調という感じ。140km/h台中盤のストレートとスライダーが中心だったと思いますが、たまに織り交ぜる100km/h程度のジェンジアップかカーブ？がいやらしいなぁと(^_^;)
そんな中、試合が動いたのは2回表。
牧田は5番T-岡田のヒットと7番坂口のエンドランで1死1,3塁のピンチを招くと・・・
坂口も相当無理な体勢でバットに当ててますけどね。まあ、1塁に残っていたのがペーニャなので無理もありませんが・・・ 続く8番駿太に先制タイムリーヒットを浴びてあっさり1点を献上。
しかし・・・ このネットは煩いですねぇ(^_^;)
この後も犠打やヘルマンへの四球などで2死満塁までいきましたが、2番安達を何とか打ち取って最小失点で切り抜けてくれました。
と、ここでしっかり反撃出来るのがチーム状態の上がっている西武。2回裏にはメヒアの11号ソロであっさり1-1の同点に。
が・・・
牧田は毎回のようにヒットを浴び、なんとか凌いでいるという状況が続き・・・5回表には遂に失点。
2番安達のセカンド内野安打（金子が良く追いついたとは思いますが）をきっかけに2死まで漕ぎ着けながらも糸井とT-岡田に連打を浴びてしまったんですよね・・・
西武は逆に良い様に松葉に抑えられ、たまにランナーが出る程度で得点できそうな気配すらない状況。
唯一惜しかったのは7回裏。
先頭のメヒアがセンター前ヒットで出塁すると、帰って来た6番ランサムこそ三振したものの、7番森本稀哲がレフトポール際へフェンスダイレクトの2ベース！
フェアゾーンギリギリの打球でしたが、これで1死2,3塁と逆転の大チャンス。3塁走者メヒアに代走木村文紀がコールされ、少し浅い程度なら犠牲フライにも出来るというところで迎えた8番銀仁朗が・・・無残なショートゴロで木村は動けず。
9番金子侑司もなんと空振り三振(T_T)
絶好のチャンスを逃してしまいました・・・
牧田は8回表にも糸井の2塁打とペーニャのヒットでピンチを招きましたが、糸井が3進を迷って秋山のレーザービームの餌食になってくれて事なきを得たため、なんとか2-1の1点差をキープ。
とは言え・・・ 当然オリックスのラスト2イニングはダブルストッパーが登板。8回裏はまず岸田。
当然のように抑えられて9回表。牧田はまだ続投しますが・・・ 駿太 への四球、山崎の犠打、ヘルマンのヒットで1死1,3塁と一本出れば試合が決まってしまうピンチを背負い・・・
安達がスクイズ！！
タイミング的にはセーフじゃないかと思えましたが、ファーストに入っていた脇谷が上手く裁いてくれましたね。
と、牧田は9回を投げ切って降板。2-1はまた見殺しかと思われるようなスコアですが、137球を要して被安打12、与四球2は褒められたものではありません。まあ、これで失点が2だけという事実を良く粘ったと評価するべきなんでしょうかね(^_^;)
オリックスは9回裏には平野佳にスイッチ。
先頭のおかわり君がショートフライを上げてしまい、メヒアも代走で代わってしまっているので万事休すかと思いきや・・・ メヒアの打順である5番に入っていた脇谷がピッチャー強襲気味に二遊間を破って出塁。
同じくランサムに代わって6番に入っていた守備の人永江がきっちり送って2死2塁。
一打同点の場面で迎えたのは前の打席であわやのフェンス直撃2ベースを放ったピッコロ大魔王・・・では無く森本稀哲。まあ・・・この永江のバントとそのまま森本稀哲を打席に向かわせるのが正直どうなのかなと現地では思っていたんですよね。ネクストには左の大��が控えていましたし・・・
と・・・
ここでピッコロの魔貫光殺砲が炸裂！！
外野は全体に前進していたと思いますが、前進したレフトの坂口がダイビングしても届かない位置へ一直線に飛んでいく痛烈な起死回生の同点タイムリー！！！
あと1人から同点に追いつき、前戦同様にサヨナラ勝ちも意識する程で西武ドームはもう興奮の坩堝！！
これが田辺采配なんでしょうか、9回裏、1死で走者を送って代打を出さない＝打者に託したということになるんでしょうが、これはもうドンピシャですよね。打者の気持ちが分かっているということになるんでしょうかね〜
この回こそ代打大��が倒れて延長に入ったものの、10回表は西武も同点ながらストッパー高橋朋己を投入。
直球でグイグイと押すピッチングを見せてくれた高橋朋己。
なんと4-5-6の糸井-T-岡田-ペーニャを全て空振り三振に仕留めるパーフェクトリリーフ。
特にペーニャには前日に同点ソロを被弾しているので、この10回で西武ドームのボルテージは最高潮。登場曲の「Follow me Follow me Follow me・・・」が「Tomo mi Tomo mi Tomo mi・・・」にしか聞こえません(^_^)
が・・・ 両チームとも小刻みな継投に入り、簡単には試合が決まらず。流れ的には10回裏で決まってもおかしくなさそうでしたが・・・
オリックスは10回裏には中山を投入。
西武も11回には増田達至が登板。
11回裏途中からオリックスは比嘉にスイッチ。
どちらもランナーすら出せず、気が付けば最終回の12回表。
西武は藤原良平にスイッチ。今思えば他にいなかったのかと思われてなりませんが・・・
基本ノーコンの藤原良平は元チームメイトで途中からサードに入っていた原拓也を四球で歩かせ、
送られて1死2塁のピンチを招き、左の平野恵-糸井を迎えたところで左の武隈が登板。
後で調べて分かったんですが、こういう時の左キラーウィリアムスは4連投だったために登板させなかったようで・・・
武隈は平野恵にフルカウントからセンター前に運ばれて遂に勝ち越しを許してしまいました・・・
この時点で0.360を越えるアベレージの糸井が怖かったんですが、その前にやられてしまいましたね・・・
それでもまだ1点差。武隈は空いた1塁に糸井を歩かせ、
T-岡田をしっかり三振に仕留めて2死。しかも何故か糸井が飛び出していて牽制死でチェンジ。
実は40Dの画像を確認していて糸井のボーンヘッドは見ていなかったんですが、一緒に観戦していた人に確認したら何故か飛び出していたとのこと。この回の裏の守備では糸井は（多分懲罰的に）交代させられていましたし、流石宇宙人というところでしょうか(^_^;)
糸井がもうちょっと早くやらかしてくれていたら流れも変わったかも知れませんが、12回裏は続投となった比嘉の前に・・・ 守備の人永江、殊勲打のピッコロが打ち取られ、2死ランナーなしで途中からマスクを被っていたキン肉マン上本を迎えましたが・・・
当てただけのセカンドゴロでゲームセット・・・
この前後の試合をサヨナラ勝ちしている西武ですが、‘み’は勝負弱く延長負けの試合を観戦してしまいました(T_T)
それでも牧田が粘って2失点。あわや完投負けのところから追いついて延長に持ち込んだのは紛れも無い事実。実際に首位を争っているオリックスと3試合とも良い勝負をしていますから、間違いなくチーム状態も上がってきていますよね。
ここから2011年並みの下剋上、見せて欲しいところですね〜
〔試合結果〕
http://www.seibulions.jp/gamelive/result/2014071201/
〔ニュース記事〕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000127-nksports-base
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000122-nksports-base
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000081-nksports-base
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140712-00000055-nksports-base
〔今シーズンの観戦成績〕
| No. | 日 | 球場 | 備考 | 対戦相手 | スコア | 勝敗 |
| 1 | 3/8 | 横浜スタジアム | オープン戦 | 横浜DeNA | 9-6 | ○ |
| 2 | 3/15 | ジャイアンツ球場 | イースタンリーグ | 巨人 | 6-1 | ○ |
| 3 | 3/22 | 西武ドーム | オープン戦 | 横浜DeNA | 8-12 | ○ |
| 4 | 3/29 | 西武ドーム | パリーグ | 東北楽天 | 5-2 | ● |
| 5 | 4/3 | QVCマリンフィールド | パリーグ | 千葉ロッテ | - | 中止 |
| 6 | 4/19 | 西武ドーム | パリーグ | オリックス | 3-6 | ○ |
| 7 | 5/3 | 西武ドーム | イースタンリーグ | 千葉ロッテ | 5-10 | ○ |
| 8 | 5/5 | 西武ドーム | パリーグ | 東北楽天 | 5-0 | ● |
| 9 | 5/20 | 西武ドーム | 交流戦 | 巨人 | 9-1 | ● |
| 10 | 5/24 | 西武ドーム | 交流戦 | 東京ヤクルト | 8-12 | ○ |
| 11 | 5/31 | 西武ドーム | 交流戦 | 中日 | 1-5 | ○ |
| 12 | 6/3 | 西武ドーム | 交流戦 | 横浜DeNA | 5-2 | ● |
| 13 | 6/7 | 東京ドーム | 交流戦 | 巨人 | 3-1 | ○ |
| 14 | 6/8 | 西武ドーム | 交流戦 | 東京ヤクルト | 5-9 | ● |
| 15 | 6/14 | 西武ドーム | 交流戦 | 広島東洋 | 0-7 | ○ |
| 16 | 6/14 | 西武ドーム | 交流戦 | 阪神 | 2-3 | ○ |
| 17 | 6/21 | 横浜スタジアム | 交流戦 | 横浜DeNA | 7-8x | ● |
| 18 | 6/28 | 西武ドーム | パリーグ | 福岡ソフトバンク | 6-8 | ○ |
| 19 | 7/1 | 西武ドーム | パリーグ | 北海道日本ハム | 4-2 | ● |
| 20 | 7/12 | 西武ドーム | パリーグ | オリックス | 3-2 | ● |
