May 27, 2015

映画 崖の上のポニョ

何度も見るチャンスがあったはずのジブリのアニメ映画「崖の上のポニョ」。地上波で放送される度に録画を忘れたりしていた(東日本大震災後に放送自体が一度流れたこともあったような・・・)んですが、今回やっと地上波をAT950Wで録画し、PSVitaに転送して鑑賞しました。

気がつけば既に2008年の映画だったんですね。


あらすじ的には・・・


海に住む「さかなの子」ブリュンヒルデがひょんなことから頭を壜に突っ込んで岸に打ち上げられてしまい、崖の上の一軒家に住む宗介に助けられる。宗介はブリュンヒルデを「ポニョ」と名付け小さなバケツに入れてかわいがるものの・・・大きな波にのまれてポニョが行方不明になってしまう。

実は父親にあたる元人間のフジモトという海の魔法使いに海に連れ戻されていたポニョだったが、人間になって宗介と一緒に暮らそうと、無数のさかなの妹の力を借りてフジモトの生命の水を盗み、これによって引き起こされた天変地異とも思える不思議な大嵐や津波の押し寄せる中、女の子として宗介の元へと戻る。

津波にのみ込まれて海面が大きく上昇した宗助たちの街。

昨晩から帰らない宗助の母ミサを探しに出る宗助とポニョだが・・・

という感じでしょうか。

一応ネタバレになってしまうので、感想は「続きを読む」から。



まず真っ先に思ったのは特に背景を中心とした絵のタッチ。「CGを一切使わず、手書きによって作画」したというだけのことはあって、色鉛筆で書いた絵本のような背景は柔らかくて見ていてほっとするような出来だったなと。陰影や色味、本来直線のはずの部分の微妙な揺らぎなどなど・・・ 不思議で何が起こっているのかわかりにくい場面も多々ある作品全体をハートフルにまとめるのに役立っているんだなぁと。


そんな中、宗助とポニョがお互いに惹かれあう気持ちや行動は力強く感じられましたから、よく言われる「人魚姫に似ている」との話も踏まえると、人魚姫のジブリ風&和風リメイクとも思えて悪くないですね。必ずしも宮崎駿自身は肯定してはいないようですが。


あと、テーマ的な部分。


自然破壊や環境汚染などを中心に色々ありそうな感じはしますが、なんかこれに関しては余り考えなくても良いような気もしています。伏線らしい伏線も見当たりませんし、‘み’が気がついてない点も含めて、見た人が見た人なりに何か感じればそれで良いのかなと。
‘み’の中では津波にのみ込まれた街が水面(というか海面ですね)を通して光を浴びて綺麗に描かれていた様と、その上に小舟を浮かべて助け合って生きて行こうとする人々の描写を見て、自然の力と共存し、人間だけでなく生き物同士も助け合って生きて行こう」的なものを感じましたけどね。

あ、たまに耳にする都市伝説的なもので「津波以降はあの世」なんていう解釈もあるようですが(トトロのそれと同じような内容なのはナンですが)・・・ 正しいかどうかはともかく、人によってそういう解釈をするのもありなんだとは思います。まあ、そうなるとハッピーエンドとはちょっと言えないかも知れませんけどね。


あ、そうそう、リサ・カーはドライビングも含めて凄かったですね(^_^;)


Posted by kazumitsuzuka at 06:49│Comments(0)TrackBack(3)clip!
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□作品オフィシャルサイト 「崖の上のポニョ」□監督・原作・脚本 宮崎駿 □キャスト(声優) 山口智子、奈良柚莉愛、土井洋輝、長嶋一茂、所ジョージ、            天海祐希、吉行和子、奈良岡朋子、矢野顕子■鑑賞日 7月20日(日)■劇場 チネチッタ■
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