June 24, 2015

映画 名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)

毎年新作の公開前に前年の作品を地上波で放送してくれる映画の名探偵コナン。

今年も例に漏れず「業火の向日葵」公開前に2014年の「異次元の狙撃手(スナイパー)」が放送されたので、AT950Wで録画してPSVitaに転送して鑑賞しました。


あらすじ的には・・・

オープニングイベントを迎えたばかりのベルツリータワーを中心とした浅草一帯で連続狙撃事件が起こる。
容疑者として浮かび上がったのは元ネイビーシールズの名スナイパー、ティモシー・ハンター。ハンターはシルバースターを受ける程の名手だったが、交戦規程違反の疑惑(武装していない民間人を撃った)を掛けられて除隊していた。
被害者たちはいずれもハンターが狙撃の動機を持つのに十分な人物だったが、3人目の犠牲者がそのハンターとなってしまい、事件は無差別殺人の様相すら見せる・・・


という感じでしょうか。


明らかに東京スカイツリーがモデルのベルツリータワーや、ちゃんと固有名詞で説明された隅田川やそこに掛かるいくつかの橋、アサヒビールの金の雲っぽいビルも見えていたり、電車(劇中の呼称は忘れましたが東武線ですね)が隅田川を渡る際に徐行するs様などなど・・・ 明らかに現実の浅草界隈が舞台になっていて入り込みやすかったなと思いますが、それを差し置いても非常に面白く鑑賞できましたね。

ということで、ここからはネタバレありの感想を少々。



ここ数年、コナンの映画はちょっとマンネリというかワンパターンというか・・・微妙に感じる部分もあったんですが、今回はこれをしっかり打破してくれたなと思えます。


純粋にアクションシーンやカー(スケボー&バイク)チェイス、銃撃戦のシーンが多かったこともあってか展開が速く小気味良い印象でしたし、世良が身を挺してコナンを救う場面や、クライマックスの逆バンジーオーバーヘッドなどにも非常に引き込まれましたからね。
登場人物も限られていて特にレギュラーでない被害者たちは操作の中でしっかりその相関や背景が説明されていたので混乱することもなかったのも影響しているように思いますが。

コナン映画は毎回そうなんですが、今回も小ネタ的に序盤で張られた伏線がしっかりと忘れた頃に効いてくるのがまた嬉しかったり。探偵団バッチのLEDの光と意図せずに発生してまったモスキート音。射出ベルトに組み込まれた花火型のサッカーボール、夏休みの宿題として作ることにしたジオラマ・・・あざといと言えばざとい位ではあるものの、まず見落とすことがないくらいしっかりしているのでこれも最初から期待して見ていることになって逆に良い感じなんですよね。


逆にちょっと気になったのが・・・


まずサイコロの目と映画の副題にもなっている「異次元」。3次元でシルバースターを描くこと自体はOKなんですが、「異」次元と言われると普通に4次元とかをイメージしてしまうので、時間軸が絡んでくるものとばかり思っていたため、2次元ではなく3次元というのはちょっと肩透かしを食ったかなと。
次の狙撃時のレーザーサイト。最初は作画上の演出でやっているのかと思っていたので非常に違和感を感じていたんですが、劇中でちゃんと解説がされていたのでこちらは氷解。まあ、狙われている感を出すには非常に分りやすくて逼迫感も感じられるので、それっぽい理由を後付けしたのかも知れませんけどね。

次に・・・無差別殺人を煽ったニュース→WEBで拡散→パニックのような流れは確かにありそうで妙に納得感はありましたが話の流れ的には余り重要ではなかったような気がします。序盤でスケボーを使って犯人を追跡するコナンがトラックの下敷きになりかかる場面がありましたが、地上波放送の少し前に大阪で子供がトラックの下敷きになった痛ましいニュースがあったのを思い出してしまった(このニュースを‘み’は主にWEBで見た記憶がある)こともあり、どうもWEBの扱いがスッキリしない感じは残ったかなぁ・・・


後は英語の場面。

‘み’はTOEICの勉強をまだ軽く続けていることもあってそこそこ聞き取れましたし、楽しませてもらったんですが・・・ 字幕が出ているとは言え小さいお子さんも見る映画でしょうから、ここまでする必要があったのかなと。外国人が全て外国語で話していた訳ではないですし、どう使い分けていたのかも分かりにくかったですしね。


最後に・・・

これは多分アニメや原作漫画も含めてシリーズをちゃんと理解していないと面白さが半減してしまうかとは思いますが(‘み’はTVシリーズはともかく原作漫画は余り読んでいない)、どうにも謎めいていて敵か味方か分らない立ち位置だった沖矢昴が死んだはずの赤井秀一だということがほぼ明示されたと思って良いのかなと。世良の兄でもあるようですし、狙撃の腕やコナンとの妙な信頼感、そして何よりサービスセリフ的な池田秀一による「了解」。襟にボイスチェンジャーでも入れて昴の声を発しているような描写に見えましたが、‘み’にはフロンタルかシャアが「了解」と言ってくれた様にしか感じられませんでしたけどね(^_^)

ちょっと気になることを沢山書き過ぎてしまいましたが、非常に完成度の高い次元での粗さがしのような部分もあるので・・・(^_^;) ‘み’はコナンの映画では8作目の「銀翼の奇術師」が大好きなんですが、これはそれに負けず劣らずの名作だと思えます。興行収入が18作中1位なのも頷けます。アニメだと思ってスルーしている方、騙されたと思って一度見てみてください!

 


Posted by kazumitsuzuka at 06:59│Comments(0)TrackBack(0)clip!
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