2015年10月

2015年10月14日

au版GalaxyS5(SCL23)をSIMロック解除したままLollipop化する(その1)

実は結構前にやっていたのですが、記事にするのをサボっていました。
ま、特に必要としている人もいないでしょうし・・・

SCL23で使えるカスタムROMにもLollipopのものが見られるようになりました。
これらはGalaxyS5のシングルSIM全機種対応となっており、世界各国で
販売されているS5毎に製作されています。
今回、私が使用したのはG900FのROMをベースに作られた5.0のものです。

 「XXU1BOC7」

  URL:http://pan.baidu.com/s/1qWmWxzA
  P/W:qbmk

CWMの導入方法についてはこちらを参照して下さい。
ROMの焼き方については、以前同様ここでは紹介しませんが、実際に試される方は
あくまでも自己責任で実行下さいませ。
いかなる問題が発生したとしても、当方は一切責任を持ちません。

このROMですが、他の時と同じように、サードパーティー製のCWMを導入しているため、
NFCと指紋認証が使えません。
また、日本語化には「Morelocale2」等を使って、ロケールを追加する必要があります。
ただ、これを使用しても一部の機能は英語表記となり、100%日本語化されるわけでは
ありません。よく使うものとしては「通話」に関連する機能の部分が英語表記となって
いますが、その他はほぼ日本語化されていますので、特に大きな支障はありません。
テーマにS6やLollipopオリジナル等がプリインストールされており、ちょっとした新鮮さを
味わうことが出来ます。

SIMロックについては、もちろん解除可能な状態を維持していますので、
もしロックが掛かってしまっていたら、こちらの記事を参考に解除して下さい。

また、私の端末では、ROMのインストール後、電波が頻繁に途切れる現象が発生しました。
その場合、「設定」→「端末情報」→「診断情報を報告」のチェックを外して下さい。
私の場合、これで電波を途切れること無く掴むようになりました。
他のカスタムROMでも同様の問題が発生した時は、この方法を試してみると
良いかもしれません。

あと、言語を中国語に設定していれば、このROMの表示設定を変更する事ができます。
「设定」→「显示」→「自定义设置」から設定メニューを呼び出します。
「显示网速」をタップすると上部のステータスバーに上りと下りの通信速度が表示されます。
表示の更新間隔も1秒から6秒の間で選ぶことが出来ます。
「开启右上角锁屏」にチェックを入れると、上部ステータスバーの右側をタップすることで、
画面をロックすることが出来るようになります。
「开启左上角Home键」をチェックすると、上部ステータスバーの左側をタップすることで、
ホームボタンを押すのと同じ効果が得られます。
「开启壁纸滚动」にチェックを入れると、壁紙がスクロールするようになります。
「电池图标中显示百分比」にチェックを入れると、ステータスバーの電池残量表示の中に
残量のパーセンテージが表示されるようになります。
「显示运营商」にチェックを入れると、上部ステータスバーに通信キャリアが表示されます。
またその下の「自定义状态栏运营商」で表示する通信キャリアの名前を自由に変更
する事ができます。
「超级省电管理」とはウルトラ省電力モードの設定、「高级选网设置」とはL-01Fで使う
例の“おまじない”の設定メニューです。
尚、この設定を変更後に言語を日本語に戻しても、変更内容はそのまま維持されます。

2ヶ月位使用していますが、特にストレスなく使えています。
電池の持ちはKitKatの時よりは向上しているように感じます。
しばらくはこのまま使ってみようかと思っていますが・・・

kazunori1020 at 18:06|Permalinkclip!ガジェット | SCL23

2015年10月12日

docomo版LG G2(L-01F)をLollipop化する(その3)

色々とバタバタしていたら、半年も更新をサボってしまっていました…
ま、だからといって特に何の問題も無いのですが。

さて、Lollipop化して中国電信の4G回線で使用していたL-01Fですが、
データ通信SIMの契約が切れてしまい、あまり使用していなかったのですが、
大型連休でちょっと暇だったので、別のROMを焼いてみることにしました。
今回導入したのは「Cloudy G2 3.3」というカスタムROMです。
いつものように百度雲に置いておきます。

 「Cloudy G2 3.3」

  URL:http://pan.baidu.com/s/1eQxzYq2
  P/W:ii18

前回までで既にroot化&CWM導入が完了しているので、このROMを
(その2)の手順と同じように焼いてあげればいいと思っていたのですが、
そうは問屋が卸してくれませんでした。

中国語の掲示板には「必须具备4.4 BL(4.4完整底层或5.0+4.4 BL杂交底层)」
とあるのですが、どうやらAndroid 4.4(KitKat)のBootloaderが必要のようです。
また、カスタムリカバリーも「TWRP」を使用したほうが良いとの事でした。
その為、ROMを焼く前にまず、この2つの作業を行う事にします。

4.4のBLについては難しいことはわかりませんが、下記のROMを焼くことで
導入できると言う事でしたので、これも百度雲に置いておきます。

 「L01FD80230d」

  URL:http://pan.baidu.com/s/1gdk6HTD
  P/W:4mlm

まずはこのROMと「Cloudy G2」のROMを、L-01Fに保存しておいて下さい。

TWRPの導入ですが、これについては(その2)の手順と同様に、CWMからTWRPを
インストールするだけですので、今回私が使用したTWRPのファイルを百度雲に
置いておきます。

 「twrp-2.8.7.1-l01f-bump-blastagator-signed」

  URL:http://pan.baidu.com/s/1jGF8Joa
  P/W:i4nq

さて、実際にカスタムROMのインストール作業を行うことになりますが、
お約束ですが、下記の手順を実行して何らかの問題が発生したとしても、
当方は一切責任を負いませんので、あくまでも自己責任で実行して頂きますよう
お願い致します。

 1.L-01Fの電源を切り、「音量Upキー+電源ボタン」の長押しでTWRPを起動します。
 2.TWRPのメニューから「Wipe」をタッチし、さらに「Advanced Wipe」をタッチしてます。
 3.「Internal Storage」以外の項目にチェックを入れ、「Swipe to Back Up」の
   矢印ボタンを右にスワイプします。
 4.「Wipe Complete」と表示されたら「Back」をタッチしてメインメニューまで戻ります。
 5.「Install」をタップし、表示されたフォルダから「L01FD80230d.zip」を選択します。
 6.「Swipe to Confirm Flash」の矢印を右にスワイプし、インストールを実行します。
 7.Welcomeの画面が表示されたら、「Next」をタップし、一番上の「Installation」を
   タップします。
 8.インストール結果が表示されたら、「Next」をタップし、「Reboot your device now.」の
   チェックを外し、「Finish」をタップする。
 9.TWRPのメニューに戻ったら、上記2.〜4.までを再度実行します。
 10.「Install」をタップし、表示されたフォルダから「CloudyG2_3.3.zip」を選択します。
 11.「Swipe to Confirm Flash」の矢印を右にスワイプし、インストールを実行します。
 12.インストーラーの画面が表示されたら、一番上の「Installation」をタップします。
 13.「Device Variant」の項目から「L-01F」をタップして選択し、「Next」をタップします。
 14.インストールするアプリをタップして選択・非選択します。
 15.「Ready to Install」と表示されるので、「Install Now」をタップして実行します。
 16.インストール結果が表示されたら、「Next」をタップし、「Finish」をタップします。
 17.端末が再起動し、しばらくして初期設定画面が表示されたら完了です。

ワンセグやNFCは使用出来ませんが、やはり中国で使用する分には
大きな影響はありませんので、特に問題はないのですが、一つ大きな問題が。

中国電信の4Gを使用する際の例の“おまじない”が何故か使えません。
「*#*#4636#*#*」で呼び出したメニューから「携帯電話情報」をタップすると、
「注意:アプリはこの携帯電話では作動しません。」と表示され、設定の変更が出来ません。
今のところ、中国電信の4Gを使うことは無いのですが、今まで出来たことが
出来なくなるのはスッキリしないので、いろいろ調べてみることにします。

追記:

中国電信の4Gを使用する際の“おまじない”の問題ですが、
ダイヤラーから「3845#*01#」でHiddenmenuが起動することがわかりました。
ここから、

 1. 「LTE-Only」をタップします。
 2. 「Modem Settings」をタップします。
 3. 「RAT Selection」をタップして
 4. 「LTE only」を選択して下さい。

APNの設定は以前と同様、「ctnet」で大丈夫です。
尚、日本でdocomoの回線を使用する時には、4.で「GSM / WCDMA / LTE auto」
を選択して下さい。

あー、スッキリした。

kazunori1020 at 12:42|Permalinkclip!ガジェット | L-01F