C6602

2016年02月24日

グローバル版XPERIA Z(C6602/L36h)をLTE化する(その1)

これまた何とも誰も必要としないような内容の記事になりそうですが・・・

先日、ひょんなことからグローバル版のXPERIA Zを入手しました。
現行ではすでにZ5まで出ているソニーのフラッグシップモデルですが、
その第1弾として2013年の上半期に発売された機種です。

実はこのXPERIA Zには4モデルあり、そのうち日本で発売されたdocomoの
SO-02EとC6603の2モデルはLTE対応モデルで、中国大陸版のL36hと
C6602の2モデルは3Gのみのモデルとなっています。

今回、私が入手したのはこの中のC6602というモデルで、どうやら台湾で
発売されたもののようでした。
このモデルで使用できる通信方式は、
GSM: 850/900/1800/1900
UMTS FDD(3G): Band I(2100)/Band II(1900)/Band IV(1700)/Band V(850)/Band VIII(900)
と言う事で、中国国内では中国聯通の3Gが使用可能ということになります。

正直、今どきLTE非対応なんて使えないなぁ〜、と人からタダで貰ったくせに
少しがっかりしていたのですが、色々と調べてみると、どうやらLTE対応モデルの
C6603とC6602で搭載されているメインボードはほぼ同じものだということがわかりました。
そして、C6602にもLTEの通信方式に対応するICが載っていると言う事で、
何と、これを有効にする方法がありました。
ちなみに、C6603で使用可能なLTEは
Band 1(2100)/Band 3(1800) /Band 5(850)/Band 7(2600)/Band 9(1700)Band 20(800)
と言う事で、もしこれが全て使えると言うことであれば、中国聯通のFDD-LTEが
使用可能となり、十分に使える端末となります。

※必要なもの
 1) Root済みのAndroid 4.4.4 Xperia Z
 2) Flashtool 0.9.18.5
 3) x10flasher.jar 改造版
 4) BasebandV3.ftf
 5) Xposedインストーラ 2.7
 6) LTEenabler-release.apk

いつものように、上記のファイルを「百度雲」に保存しておきます。

 「C6602」
  URL:http://pan.baidu.com/s/1i3Qtlf3
  P/W:f5x9

それでは、これらのファイルを使って作業の開始となりますが、
いつもの事ですが、実際に試される方はあくまでも自己責任で
実行下さいませ。
いかなる問題が発生したとしても、当方は一切責任を持ちません。

ということで、(その2)に続きます。

kazunori1020 at 19:20|Permalinkclip!