2014年04月12日

正義と悪とがちょいちょい簡単に入れ替わる。これはこの作品の最初からのコンセプトで、正義なんて概念が無意味なものであるということを皮肉っています。そして、どんな大義名分があっても形式と依存に逃げるものは悪であるという観念が裏にあります。

結局、ここで支持されているのは、自由意志と主体的な共存という方向性です。依存とはすなわち無責任であり、その結晶が都知事という形で象徴されています。それはあそこまで醜悪になるということです。

何にしても本来あるべき形を忘れて安易な方向に行こうとするとロクなことにならないそれは現実世界とリンクしているように思えます。そういう意味では示唆的ですが、エグすぎてちょっと抽象化が行き過ぎたような感じもします。微妙な感じになりました。


(20:39)

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字