2015年03月02日

PHEVに乗り換えて秋~冬、もう少しで春という感じになりました。約半年使っていますが概ね良好です。ただ、一つ気になることがあります。外出先での充電料金についてです。充電料金が無料という場所が多いことがPHEVを選択する大きなメリットの一つだったのですが、徐々に有料化されてきています。

代表的なところだと、イオンが有料化の方向になりました。30分300円だそうです。自動車ディーラーの充電器もNCSを経由して有料になります。確かに無料が基本ということだと流石に普及は難しいというのは理解できます。とは言え高額になってしまったのでは意味がない。例えばNCSの料金を見ると月額会費が3800円で充電が15円/分だそうです。アホなんでしょうか? それとも電気自動車を排除したいんでしょうか?

PHEVを選んだ理由はコストの問題だけじゃない。それは嘘ではありませんが、コストメリットが出る可能性も無いとバッテリーを搭載した未知の構造の商品に100万以上の金額を上乗せするのはリスクが大きくなりすぎます。

そもそも、時間計算というのが間違っています。アウトランダーでもリーフでも30分で8割の充電ができる。同じ8割でもその充電量は異なります。充電量課金にするべきでしょう。急速充電設備のコストの内電気代の割合は低いとか間抜けな売り手理論をこねてる人も居るようですが、買う側はそんなの関係ないです。自分が受け取った商品に対して対価が見合うかという判断が最も重要です。リーフのバッテリー容量はPHEVより大きいから料金も高い。それが妥当です。そうすれば無駄充電をする車も減るでしょう。純EVへの充電価格が安すぎるのでもっと料金を取る仕組みを考える必要があります。

よって、電力量課金が基本で、80%を超えて充電電圧が下がってきてそれでも充電する場合はバカ高い時間課金をすればいいでしょう。30分で自動停止の機能も無くしてしまえば放置駐車もなくなると思われます。一定電圧以下になったら自動で充電を停止し、その後一定時間内でプラグオフしない場合は高額課金開始という仕組みもアリです。仏心で上限10000円とか位はしても良いかもですが(笑) その程度の課金操作は造作もないはずです。

アウトランダーPHEVの場合だと、月額500円、急速8割100円、普通8割無料。これが妥当なところでしょう。普通充電の場合、長時間の駐車を強いられますのでそれをこなせるような施設の設置が基本です。PHEVは充電中PowerOn操作出来ないので車待機はできる季節が限られますから基本その施設を利用します。3時間も居れば数百円以上は落とす(あるいは営業目的が達成できる)と思いますので、無料で十分です。普通充電しながらエアコンをONできるリーフの仕組みは悪で、車検時にファームアップで動作させないように改良するべきでしょう。どう見てもPHEVのバッテリー容量だと8割充電で200円が上限でしょうね。

NCSのスポットは良いペースで増えています。このペースで充電スポットが増えていくことも条件です。全てのディーラー及びファミマ(希望は全ての駐車場付コンビニ)で急速充電可能、できれば各2機づつ位にならないと月額費用を取る名分が立たないでしょう。ついでに言うとPDFでのスポット情報提供は検索し辛いので勘弁して欲しい。充電スポットマップはスマホではまともに見られない。モバイルで簡単に検索出来ないと意味ないという事くらい理解できないのだろうか? ナビの会社へのデータ提供ももっと積極的にやって欲しい。少なくともカロッツェリアにはNCSのデータは全く反映されていません。スマホアプリを会員へのプレミアムになんて考えている段階で甘さを感じます。

もしガソリンで十分な状態が定常化してしまうと、設置した充電器は使われない。買い替えの時は電気自動車は選ばないということになってしまいます。三菱サポートの料金が発表されましたが、月額基本500円の12円/分(三菱ディーラーは数が少ないのでその単価はあまり意味をなさない)だそうです。30分360円…うーん、正直高いという印象があります(イオンより高いし)。半分の価格にして欲しかった。初期投資してきたユーザ達に対する仕打ちとして良い印象にはなれません。純粋に東京電力の従量電灯、あるいは電化上手の朝晩単価で10k充電したとしても300円を下回る訳で、それ以上の価格にするというのは正直首を傾げたくなります。10k充電で走れる距離を考えると冬だとガソリンを入れた方が安くて暖かいという結論に至るかもしれません。それってどうなのよ? 冬以外で考えたって100数十円程度の差額しか見込めないとなると。あらららら。台所事情が厳しいのかもしれませんが、PHEVがこけるとそれこそ三菱としては痛手だと思うんですけどね。

※ちなみにカテゴリーBとかいうのが物凄く不気味なんですが大丈夫だろうか。

「安い料金設定をして。赤字になれというのか?」と突っ込まれるかもしれません。答えは、「はい赤字になってください」です。その補填はぼったくってる自動車関係の税金からねん出すればいいでしょう。ガソリン税辺りが一番適切でしょうか。用もないのに道路に穴を開けて渋滞を起こす位ならこちらに回した方がはるかに貢献度が高いです。それならエンジンを積んでいるPHEVも一部の費用を負担することになり、純EVは負担ゼロになるわけで環境貢献に対する公平感も損なわれません。

ついでに電気自動車の重量税は永年免除にすれば大きくメリットが出ます。エコカーの普及に良い循環が回りだすでしょう。高燃費車の重量税は今より上げてバランスを取ればいいでしょう。とんでもない排気量の車やいつのだよというような古い車や改造車、ガソリン撒いて走っているようなスポーツカーからは高い税金を取ればいい。自動車メーカーやら燃料卸やらの組織票がチラついて目先の判断しかできなくなってるんでしょう。素晴らしきかな民主主義バンザイって感じです。現時点の段階で採算だのなんて言ってるから中途半端になるんです。考えればこんなことはすぐに判るはずなのに判らない。それが役人が病原体である所以です。

この位やればマンション・アパート住まいの場合でも条件によってはPHEVのメリットが出るかもしれません。近所のお買いものメインならEV軽が魅力的になるかもしれません。そうなれば普及は益々加速するでしょう。国内メーカーにはEVの技術が蓄積され、インフラは整い、ユーザーは得をする。まさに良いことづくめです。ガソリン車が少なくなってガソリンスタンドが困るころには水素スタンドに商売替えすれば良い。ガソリン税が少なくなって費用が足りなくなったら役人と政治屋の人件費や福利厚生費を削れば相当額はひねり出せるでしょう。

水素も当面はガソリンと距離単価が極端に変わらない可能性もありそうなので、構築した充電ネットワークはコストの面で利用価値がある。水素タイプのPHEVなんて出てくるかもしれないし、純EVも近距離用として生き残るかもしれない。要は一日必要分充電できるバッテリーがあれば実用上十分なわけです。スーパーでお買いものしている間に明日分の充電ができるなんてとこまでインフラが整備されれば最高ですね。

良い循環を回し出すにはある程度の勢いづけが必要です。なんちゃらミクスみたいに何も考えず強引に数字合わせをしようとかそんなことしても無意味です。目的の為に利益を度外視できる。これが国家の唯一の存在意義なのにそれが出来ないようなら解体してしまった方がいいでしょう。馬鹿政治屋や病原体はその程度の判断もできないようです。

高価な価格設定のおかげで充電設備が空くかもしれないということは考えられます。それは会員にはメリットかもしれません。わざわざ出向いたけれど先客が居たのであきらめたという場合が結構あります。30分+30分待つ位ならガソリンで走るというのはPHEVユーザなら合理的な判断です。契約が無い場合実質的に充電の意味を為さない価格になっていますから、設備が空く可能性は高くなります。その分無料スポットに殺到する可能性もあるので、痛しかゆしの部分はあるかもしれませんし、そもそも設備利用率を下げてどうすんの? という疑問はありますけどね。


(21:43)

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