天賞堂のコアレスパワートラックです。名前の通り小型のコアレスモーターを
利用する事で、台車内で完結する動力装置です。レールから拾った電力をそのまま
モーターに流せるのでとても単純な構造で良いです。
ただ、私の場合16.5mmゲージはDCCサウンドが前提ですので、このパワートラックも
DCC対応に改造しなければなりません。
どうせ集電板がそのままモーターに繋がってるだろうから、加工が面倒そうだなと
思っていたのですが……
バラしてみてびっくり。モーターへ直結ではなくケーブルがはんだ付けされてます。
ということはここを外すだけで良いわけですね。
早速集電板からケーブルを取り外しました。あとは集電板をそのまま戻して、
ケーブルをどこからか外に出さないといけません。
しかしこれも既に準備がされていました。丁度モーターの端子の直上に
「ここを通してケーブルを外に出してください」と言わんばかりの穴が開いています。
説明書には一切記述がありませんが、元々DCCでの利用も考慮されているような
作りですね。
とりあえず、これでDCCでのモーター制御が可能となります。
……が、しかし。
まだデコーダーもスピーカーも用意できていないんですよねぇ。
今回もまた車体に収まるギリギリの大型スピーカーを用意したのですが
まだ届かず、デコーダーは注文すらしていません。
本格的にいじるのはもう少し後になりそうですね。
当方も本日模型店で1個だけ購入して他社のプラキット(単行電車)に取り付けました。同封されているウェイトを載せますと、ちょうどいい具合に走行しました。
以前に発売のパワートラックが3ケ月で突然走らなくなりましたのでこの商品が売り始めた頃は興味ありませんでした。他社のモーター付き車輪を仕方なく購入していましたが、コストパフォーマンスを考慮して今回購入しました。(MPギアも当たり外れがありましたので、それ以来MPギアに対しても多少懐疑的になっています。)
ブラスモデルでは負荷がかかるのかもしれませんので、プラスチックあるいはABS樹脂製のモデルでの動力として今後検討したく思います。