2022年01月27日
国の機関への入札参加資格審査申請

全省庁統一資格の審査申請をしました。
この申請受付は、3年に1回(今回は1月11日〜1月31日)行われます。
<全省庁統一資格とは?>
役所が工事実施や物品納入などの業務を発注する場合、入札という手続きがとられます。
多くの人が、役所と言われてパッと思いつくのは、最も身近な地元の市役所ではないでしょうか。
そして、次に思い浮かぶのが都道府県庁。
最後に、意外と思いつかないのが国です。
市役所、都道府県はイメージしやすいでしょう。
それゆえ、多くの会社が、それらをターゲットにして入札に参加しています。
入札に参加している会社の社長にお話しを伺うと、枚方市役所や大阪府庁の入札に参加していても、国の機関への入札には参加していない場合が多いです。
その理由は、あまり身近ではないため、近くに国の機関があることを知らなかった、あるいは気づかなかったということです。
では、国の機関にはいったいどのようなものがあるのでしょうか?
それは内閣を筆頭とする行政機関、最高裁判所を筆頭とする裁判所、そして国会です。
行政機関というのは、財務省や厚生労働省などの省庁です。
これらの省庁は全国各地に膨大な数の地方機関を置いています。
あなたが住んでいる近くにも、税務署やハローワークはありませんか?
それらも国の機関の一つです。
裁判所は、各地方の中心となる都市に高等裁判所があります。
さらに、主に都道府県庁所在地に地方裁判所があり、主要な市町村には家庭裁判所や簡易裁判所があります。
国会は・・・全国に出先機関はありません。
国の機関である各省庁の入札に参加するには「全省庁統一資格」が必要となります。
この資格さえ取得すれば全省庁への入札に参加できるとても便利な資格です。
建設業者の方には、公共工事も元請として受注して、適正な利益を確保して頂きたいと思っています。
しかし、地元の市役所だけでは、多くのライバル会社との競争に挑んでいくことが増えてきています。
そのような苦労に少しでもお役に立てるように「物品」「役務」の入札についてご提案させていただきました。