まあ予想通り、東京都議選は小池都知事の都民ファーストが大勝利で、自民党が大惨敗という結果になりそうだ。
自民の獲得予測議席は衝撃の「29」自民党史上最悪の結果となりそうだ。
負けるのはわかっているが、その負けがどの程度で済むのか?
「40議席」に乗るか乗らないかが一つの目安、なんて言われていたが、蓋を開けると「30」にも届かないとは。
惨敗と言うレベルではなく、壊滅的なほどの負け方だ。

下村都連会長の責任論はもちろん出てくるし、本人も当然辞めるだろう。
しかし、ここまで負けると安倍総理の責任論にも発展してしまいそうなほどの大惨敗。

国政への影響も当然出てくるし、次回の衆院選は非情に厳しい戦いとなる事だろう。
ただ、現状の自公対腐れ4野党ならば多少議席は減らすだろうが、政権には影響はない。

問題は、国政でも「小池新党」が出来るかどうかだ。
その小池新党が出来た場合でも社会主義者・共産主義等の左翼勢力を排除して「保守勢力」を中心に作られるなら、それはそれで理想的な展開だともいえる。

これまで何ども書いて来たように、私は別に自民支持者でも何でもない。入れる政党が自民党しかないから自民党候補者に投票してるだけ。

理想的には自民党が「自由党」と「民主党」に分裂して政権を争うという形。
小池さんは最初は日本新党であり、新進党・自由党などを経由して自民党に入ってきている。
根っからの自民党と言うわけではないが、形的には自民党から出ていって新党を作ったので「保守分裂」と言える。

小池新党が「新保守党」であり、左翼勢力を排除して衆院選に出てくるなら、それはそれで日本のために理想的な展開になる。
ただその場合安倍さんが総理で居続けられるかは定かではないが。

それにしても今回の都議選は最初から自民が負ける事はわかっていたが、これでもかこれでもかと徹底的に叩きつぶしに来た左翼メディアの執念は凄まじかった。
よっぽど安倍総理に憲法改正されたくないんだろうね。

しかし結果的には保守勢力を増やしてくれただけの話。
共産党が10議席以上確保するのは気に食わないが、民進党はたったの3議席になりそうだし、国政においても保守勢力だらけになるのであれば、小池新党も大歓迎だ。

憲法9条を改正してくれるのなら安倍総理だろうが、他の人であろうが構わない。
現憲法はとにかく「変える事が一番大事」だから。
まあ、そうは言ってもここまで憲法改正の道筋を作ってきた安倍総理にやって欲しいけどね。

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