透析時間

2008年03月07日

患者の常識・非常識

 前に、透析患者は40年前だったらとっくに死んでいて、機械によって生かされているから、半分死んでるようなものかも知れないと書いた。今でも時々サイボーグのような気がすることがある。健康な人なら24時間ずっと働いている腎臓の代わりを週3回4時間の透析で生きている。患者の状態により、透析時間が3時間の人も、3時間半の人もいる。クリニックによっては、5時間から6時間の長時間透析をしているところもある。医学的にも、透析時間が長ければそれだけ血液がきれいになるのは当然のことである。つまり、患者としては、1分でも透析時間が長い方が身体に良いのである。でも、現実には、その点を理解していない患者が少なくないのだ。医師から透析時間が長くなるのを告げられると不満を言う患者もいる。先日は、3時間半から4時間に透析時間を延長されたのに腹をたてた患者が、透析時間が短い他所のクリニックに自分から転院して行った。自ら、寿命を短くしに行ったようなものだ。元気な内に、1回10分でも長く透析をしていれば、将来への貯金となるのだ。いずれ、体力がなくなったときには、3時間透析も体にきつくて充分に出来なくなる時に後悔してももう遅いのである。今、楽なことしか考えないのも、患者の非常識でしかない。
 小泉政権の時に、透析医療がだいぶ後退した。透析に支払われる診療報酬が一律4時間透析の料金に統一されたのだ。3時間やっても、5時間やっても支払われるのは、4時間分。だから、病院経営の点からは、透析患者が皆3時間位の透析ならば収入は上がる。逆に、患者のために4時間半以上の透析を行えば、費用がかさむことになっていた。透析時間を長くしてくれるのは、病院側のサービスという面もあったのだ。その点も理解していない患者もたくさんいた。※なお、今度の診療報酬の見直しで、4時間以上の透析の診療報酬が上げられることになりそうだ。また、前回減額されていた夜間透析に対する加算もいくらか上げられる見込み。夜間透析加算が減らされた時は、そのあおりで全国的に夜間透析を中止する所が増えた。働きながら透析を受けていた人には悪影響だった。今回の改定が良い方向で確定して欲しい。厚労省に働きかけていた、透析医と全腎協の運動の成果が出たようだ。※この点に関しては、患者の無関心が問題だ。
 次回は、透析時間と密接に関係する徐水時間とドライウェイトについての、患者の非常識を考えてみたい。

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