とほほ管理員の「マンション つらいよ日記」

モンスター住民相手に毎日悪戦苦闘する、マンション管理人の日記です。

<ご挨拶> 初めて、このブログを訪問なさった皆様へ、お断り

このブログは、「自称 売れない小説家」の中年オヤジが、「自分が、もし、マンションの管理人だったら、こういうことが起きて、こんなふうな愚痴をこぼすだろうなあ」と想像したことを書き記している、「空想ブログ」です。
ですから。ブログ内に書かれることは、報道記事などの社会的事実の引用以外は、ほとんどが、「フィクション」です。

その点をご承知のうえ、お読みください。

なお、このブログは、本家であるHP「管理人は超つらいよ」の付属ブログという位置づけになっており、日々、脈絡のないことを書きなぐっています。

マンション管理に関することをきちんと調べたい方は、本家HPをごらんになってください。なお、ジャンル別インデックスもありますので、ご利用ください。

なお、「マンション管理人ブログ」の体裁をとっていますが、本人は、マンション居住が長く、複数のマンションで、理事長を計4期務めた経験もあります。そこでもいろいろな経験をしているため、「理事長視点」で書かれたコンテンツもあり、ただの管理人ブログとはちょっと違い、管理組合役員が読んでも参考になるように書いています。ですから、管理会社側の悪口も書きます。

以上、ご理解のほど、よろしくお願いします。

注1:筆者は、マンション管理士さんのように「法律に関する難関問題をパスして合格した」人間ではなく、特に、昔書いた記事については、法律や条例に関して、正確ではないことを書いていることもあります。文章を鵜呑みにはせず、読者の皆さんはご自分で検証したうえで、「そうなのか」と思うようにすることをお勧めします。
また、個人情報保護・業務上情報保護の関係で、わざとウソを書くこともあります。そのあたりの斟酌をお願いします。


注2:このブログで書かれていることは、くだらないことかもしれませんが、それでも、私トホホ管理人の著作であり、著作権が存在します。
勝手に文章を引用することはお断りします。一言、連絡してください。
それから、「まとめサイト」のような、ただ、全部を丸ごと自動的にコピーして転載するような悪質なものは、お断りです。

注3:現実のマンション管理の現場では、「こんなに働く」「こんなに有能」「委託契約外のことまでやってしまう」管理人はいません。当記事を根拠に、「こういうことまでする管理人がいるぞ。だから、うちでもやれ!」とか言うのはやめてください。

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貧乏管理人が泣いて喜びます。よろしくお頼み申します。



騒音の誤解 規則の不備 リフォーム工事たくさん

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当マンションに限らず、「規約や使用細則が現実に即していない」「具体的ではなくあいまいな表現」となっていて、実際に運用すると、あれこれ困ったことが起きる場合がある、というマンションは多いです。

本当は、分譲時に、そのマンションの個別事情も考えて、それに即したちゃんとした規約や細則を作ってくれて、それで売って欲しいのですが、分譲会社もろくでなしばかりなので、そこまできちんとはしておりません。

規約や細則は、「一回決まったらそれで終わり」ではなく、正規の手続きを踏めば、内容を変更することが可能です。(ただし、「法律や法令に違反してなければ」、という条件つきですが)

だから、変更や改変、詳細化などはできるのですが、「面倒である」ということで、なかなかやろうとしない組合が多いです。

「管理会社が率先してやれよ」と思うマンション住民もいるかと思いますが、規約改正に対して、別途料金をもらえるわけでもない場合、管理会社自らが、そんな手間がかかることはしません。

こういう時にこそ、「マンション管理士」の活躍の場となるべきなんですが、こういうことに多額のお金を払おうとする組合は少ないです。

というわけで、分譲当初の「不完全」「現状に則していない」規則が何十年もそのまま残っているマンションというのは、けっこうありまして・・・・

当マンションのリフォーム工事に関する「使用細則」の中の項目は、「事前に管理組合に届け出る」「他住民に迷惑をかけないようにする」といった簡素なものしかありません。

新しいマンションとか、きっちりとしたマンションでは、こんなことはなく。。。

「事前申請が必要な工事は以下のとおり」と、工事の種類が書かれていたり、
「申請は工事の10日前までに行なう」と、期日をきちんと決めていたり、
「フローリング工事の場合は、この等級以上のものを使用する(ただし、1階の部屋は除外)」と、材質の規格を決めていたり、
「近隣のどの範囲の部屋に事前挨拶に行くのか」、範囲を指定していたり

けっこう細かなことまで規定しているマンションもあるみたいです。(工事業者から話を聞きました)

こういう規定は「細則」で明記している場合もあるし、あとから理事会レベルで決めた「内規」みたいな立ち位置で作られたものもあります。

さて、老朽化して、しょっちゅうあちこちでリフォーム工事が行なわれている当マンション。

騒音や振動に関する苦情が多く寄せられます。
こういうのは、「お互い様ですから、ご辛抱願います」と私が頭を下げるのですが(※本来、管理人が謝る筋合ではありませんが、苦情を言ってくるのはなぜか業者あてではなく、管理人あてだし、事を穏便にするために、いちおう、私が謝ります)、リフォーム工事をするお金がなくてできない人の場合、「やっかみ」という気持ちもあって、「お前のところだけ、きれいに工事できて、いいなあ」という心情も加わって、すごく怒る人が時々います。

ここで問題となるのが、「工事をしていい時間と曜日」なのです。

実は当マンションには、この規定がありません。「他の住民に迷惑にならないように」という一文ですべてまとめられており、「迷惑にならない時間って、何時から何時までなんだよ?」ってことなんです。

他のマンションでは、「日曜祝日はNG」とか「朝8時から夜6時まで。それ以外は禁止」とか規定していることが多いですが、当所にはそれがありません。

まあ、「常識的にお願いします」という前提で業者に話をすると、たいてい、「日曜祝日」は工事日程を入れないし、夕方6時以降はやりませんので、そんなにトラブルになることはないのですが・・・  微妙なラインというのがありまして。


例えば「土曜日」。人によっては「土曜日はみんな休みで家の中にいるだろう。そんな日に工事なんかやらせるな!」って怒る人がいます。一般的には「週休二日制」ですから、これは常識的に正しいとは思いますが、我々マンション管理業界もそうですし、工事関係なんかも、いまだに、「週休1日」のところは存在するわけでして。

同様に、、「夕方5時になったらやめさせろ!」と言う人もいます。

こういうのってトラブルのもとなんで、時間とか曜日は、規則で決めて欲しいと思います。

こっちは、バックとなる「具体的な規則」がないので、「常識で考えてよ〜」と、工事業者に対していいますが、頭のいい業者の場合、使用細則とかをちゃんと調べて、「日曜に工事をしていけない、なんていう条文はないでしょ」とか言って、無理矢理、日曜日に工事をしたりすることもあります。こちらとしては「断る」根拠がないですから、相手が強く言ってくると対抗できません。
でも、住民からは苦情が来るわけでして。そうなると、管理人が謝らないといけません。

私から管理組合に対しては「ちゃんとルールを決めてください」と何回もお願いしてますが、全然やる気なし。
管理組合の怠慢のせいで、管理人が怒られているのです。なんという損な役回りでしょうか・・・

さて、そんなことになっている当マンションで、こんなことがありました。

ある工事が行なわれていて、予定では、夕方の5時に終わることになっていましたが、なにかミスがあって、それのやり直しをしなくてはならず、「夜の9時くらいまでかかりそうなんだが、いいだろうか?」と言われ、「だめですよ、そんなの」と言ったものの、「規則には時間の制限とかないでしょ。今日が納期だから、今日中に終わらせないとだめなんだよ」と押し切られ、しかたなく、「じゃあ、やってよ、なるべく静かにね」とお願いし、私は先に終業しました。

その工事は、605号室で行なわれていたものなんですが、302号室の部屋の住民が、夜の8時に帰宅した際に、上のほうからガンガン音がするために、その302の人は、自分の上の402の部屋の住民がうるさくしているものと勝手に思い込み、402の部屋へ行って、ピンポンに応対した、402の住民(=高齢女性の一人暮らし)に、いきなり、「バカ野郎! うるさいぞ。静かにしろ! 殺すぞ、ボケ!」とか、暴言を吐いたそうでして。

402の女性は、それに怯えて、管理会社の緊急センターに電話をしてしまい(※これも筋違いだと思います。普通は警察案件でしょ。でも、うちの警察って、こういうことで110番しても、「ナイフで刺されたわけじゃないでしょ? 言葉だけでしょ? それじゃあ、警察は動けないよ」って言って相手にしませんから、頼るのは管理会社しかなかったのでしょう)、対応した宿直員も、どう対応していいかわからず、それで、すでに帰宅して風呂に入ってくつろいでいる私のところに電話をしてきたのです。

それで、だいたい事情が理解できた私は、402の女性に電話をして、「おそらく、605の工事のことだと思います。気にしないで下さい」と説明しました。そうしたら、「だったら誤解ってことですね。ならば、302の人に謝罪してもらいたいです」って言い出し。
302にも電話しようと思いましたが、自宅には名簿もないために、かけられず。

翌日以降に、302の人に直接会って、「あれは、上の部屋ではなく、その2階上の605の工事の音だと思います。このマンションは、すごく音が響くので、遠く離れた部屋の工事でも、真上に聞こえることがあるんです」と説明。ついでに、「誤解なので、402の人のところに行って、一言でいいから謝ってくれませんか?」とお願いしましたが・・・・ そんなことを聞き入れてくれる人ではなく・・・・

「あんな夜に工事をするほうがおかしいんだ。なんでお前はそれを許可したんだ」って反論され。
「禁止する規則がないんです。規則を作ってくれない管理組合の責任です」でんでん、もとい、云々を説明しましたが、そんな論理を理解できる頭脳などなく、「管理会社が悪い! 管理会社が謝って来い!」と言われ。

それを402の人の伝えましたが、「納得できません。直接謝罪に来させてください」と、また言われ。
それをまた「302」に伝えると、「あのときは、真上に聞こえたから真上の402に文句を言いに行ったんだ。その時はそう思ったんだから、俺は間違っていない」って、稲田防衛大臣のような、論理破綻の論理で反論。

いやあ、ほんと、参りました。
筋から言ったら、管理会社は一切関係ないんですけど、間に挟まれた私は、ただ、両者から怒られているだけでした。

当事者である工事業者に謝罪させようと思いましたが、工事が完了した業者は、「そんな面倒なことできねえよ」とか、ばっくれちゃうし。

ほんと最悪でした。


(後日談:この302の男性住民、その晩は、それまでつきあっていたロシアパブのホステスの女性にふられて、むしゃくしゃしていたらしいです。)



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「郵便ポストの場所を入れ替えてくれないか?」  そんなこと言われても・・・

世の中は「卒業式」のシーズンです。今日は、当地域の小学校でも卒業式をやっているみたいです。

さて。

長年管理人をやっていると、「子供の生長の家」 じゃない、「成長」を見ることになります。みんな、あっという間に大きくなります。

電車に乗っていると、「背伸びをすると、なんとか吊革に手が届くようになった子供」が、意味もなく、必死に「吊革を握ろうとしている」なんていう光景をよく見ますが、それと似たようなことがマンションの中にもありまして。


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玄関ホールの集合ポスト部分の「自分の部屋のポスト」に手が届くようになった子供が、「あたしが開ける!」「あたしが手紙を取り出す!」とか、大きな声を上げるのです。

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普通は、親といっしょに玄関ホールを通って、その際に、親が、ポストをあけて、中身を取り出すのですが、子供がそれを見て「あたしもやりたい」と思うのでしょう。
まあ、よくあることです。

よくあることではあるものの、ギリギリ手が届くような子供が無理に、ポストのドアをあけようとすると、力がかかって、そのドアを曲げてしまったり、蝶番がだめになってしまったり、いろいろとトラブルが発生します。

子供が壊したポストでも、「弁償します」なんていう親はおらず、「集合ポストって、共用部分だから、管理組合が直してくれるんですよねえ」って言ってきます。このため、私が手配して、管理組合のお金で直すことになります。

なので、この「子供が無理して郵便物を取り出す行為」というのは、管理する側としては「困ったなあ」という問題になります。

そんなことはよくあるんだという学習をしていただいたうえで。

さっき、管理室にやってきた住民は、そういう子供の親なんですが、「あの〜、自分の部屋の集合ポストの場所を、低い位置に変えてもらえませんか? 誰か別の人と交換ということで・・・」というお願いを受けまして。

要するに、子供が駄々をこねて、どうしても、自分で郵便物を取り出したいらしく、無理して、毎回背伸びをしているのだが、そういうのも危ないので、背伸びしなくても、余裕を持って、普通の姿勢で取り出すことのできる、「低い位置のポスト」に移動したいらしいのです。

まあ、いちおう、「無理だと思いますけど、理事長に聞いてみます」って回答しましたが、任期末期の理事長ですから、こういうのはシカトするのはわかってますし、交換はありえないでしょう。

だいたい、交換に応じてくれる人もいないでしょうし、こんなこと1回やったら、「だったら、うちも」って手を上げる人もいるだろうし、郵便配達人も混乱して、誤配の原因になるし・・・・・

しかし、ポストを壊されるのも嫌だし・・・・

う〜ん、ややこしい問題です。

(交換しても、2年くらいたって、その子が大きくなれば、「もう大丈夫なので、もとの場所に戻して下さい」とか言い出しそうだし。)

管理現場の最前線って、いろんなことが起きますなあ。


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「挨拶」といえば。。。

理事長の妻さんのブログの最新作はこちら。

「億さん」という、ちょっと頭のおかしい難物住民が「あいさつなしに、お前ら、これからどうするんだ!」って、ヤクザのみかじめ料みたいなことを言って、脅しています。

ベランダなんか、共有部分なんだから、理事長の許可があれば、必要に応じて入れるのにね。

って話ではなく「挨拶」のお話です。

ここのところ、「リノベーション」の話を何回か書きましたが、リノベーションとかリフォーム工事で大事なのが、「近隣住民」への事前挨拶です。

最低でも、上下左右の4部屋には挨拶に行くのが普通です。

この「挨拶」なんですが、実際には、工事の施工業者の営業マンが行なうのが普通になっています。
彼らは、「挨拶」と称しながら、実際は、「おたくもリフォームしませんか?」という「営業」も行なうため、こういう「事前挨拶」は喜んでやります。

たまに、「振動とかは建物全体に響きますので、東棟の全世帯の皆さんにご挨拶したいのですが」なんてことを私に言ってきたりします。
「いいえ、残りは掲示だけでけっこうです」と断りますが。

工事業者だけの挨拶だけで、普通は、特に問題はないのですが、やはり、時々います。

「なんで、その部屋の所有者本人が挨拶に来ないんだ。それが礼儀だろ?」という苦情が、なぜか、管理人に来ます。

きっと、工事業者からの挨拶を受けて、その後、しばらく考えて、「所有者が来るのが筋じゃないか?」ってことに気がついて、その時には、そのことを言えるのが管理人しかいないからなんでしょう。
本当にそう思って憤慨したのなら、その業者に直接言えばいいんですが、そういうことをする人はおらず、管理人がはけ口にされます。

まあ、ただ、私も「所有者が挨拶すべきだよなあ」「しゃべるのは業者だけでもいいけど、いっしょに所有者が同行して、後方で会釈するくらいはしろよなあ」と思います。

上下左右の部屋というのは、「日常生活騒音」でも関係する部屋で、できれば、「お互いの顔をしっておく」ほうがいいですから、そうして欲しいものです。

でも、今の「リノベ」だと、一時的に所有権を保有する「転売業者」が所有者なので、それだと、あまり意味がないのかなあ? 

まあ、でも、やっぱり、「部屋の持ち主が挨拶するもの」というのは正論だと思います。

漏水事故の復旧工事の時なんかも、まあ、「老朽化が原因」の場合、上の階の人に罪の意識なんかないわけですが、それでも、下の被害階の人からすれば、「お前の部屋から水が漏れて、こっちは大変な思いをしたのに、一言の挨拶もないって、ひどいだろ!」って、怒るのが当然の話ですから、「工事業者だけに挨拶させる」ってのはどうかなあ? って思います。

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「やる気まったくなし」の3月の理事会

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この町は住民の民度が非常に低く、交通量の多い国道でさえ、平気で「赤信号を無視して横断する人」がいます。

この「信号無視横断」の人の様子を見ていると、ほとんどすべての人に共通していることがあります。

その道路は、「片側2車線」で、横断するには、合計で4車線の幅を通行しないといけません。交通量の多い道路ですから、ゆっくり歩いて横断はできず、みんな、小走りに横断するのですが。。。
その時に、片側2車線と、反対側の1車線、つまり、3車線分を通過して、「残り1車線」となると、みんな、走るのをやめて、「もう大丈夫だろう」という感じで悠々と歩きます。

実際は、その「最後の1車線分」を横断している時にも車はびゅんびゅん走っているわけで、非常に危険な状態なのですが、「車のほうが止まってくれるだろう」と思っているのか、ほぼ全員が、そこではゆっくりと歩くのです。

「もうすぐ歩道だから大丈夫。急いで走って疲れたから、ゆっくりしよう」とでも思っているのでしょうか?

といったことを毎日のように見ている私なのですが・・・・・


さて、話を、マンションの管理組合に移します。


「輪番制」
「1年任期 全員入れ替え」
という、当マンションの理事会役員なんですが、「もうすぐ定期総会があって、それでお役御免」と思い始めるこの時期。役員はほぼ全員、やる気がまったくありません。

そう、上述の「最後の1車線」みたいな感じなのです。

「そういうのはいいんじゃないの?」
「面倒だからやめようよ」
「次期役員にまかせましょうよ」

こんなのばっかりです。これじゃ、議事は何も進みません。議論なんかありません。だいたい、理事会に出席する役員も少なくなり、成立条件ぎりぎりになります。

なので、この時期に、「駐輪場の不足をどうしましょうか?」とか「ペット飼育の悪質な人に対する対応は?」、みたいな、議論が必要なややこしい問題は、まったく相手にされません。

というわけで、何か重要な案件がある場合は、この時期にそれを理事会に提出するのはやめたほうがいいです。

「1年任期全員入れ替え」 という制度。諸悪の根源です。

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廣田さんの新記事

http://ameblo.jp/nobuko-hirota/entry-12256217174.html

管理会社のせいにしても国の権威に頼っても変わらない



なかなかいい記事です。

もともと、管理会社なんかあてにするほうがおかしいのであって、何かやりたいのなら、自分が理事長に立候補して、自分でやるほうが早いです。

それと、「標準管理規約」というものなんですが、これが「法律」だと思ってる人が多くて困ります。

「管理業務主任者」「マンション管理士」、いずれの試験でも、標準管理規約は、その試験内容の中の大きな比重を占めるものですが、「指針に過ぎないもの」を、法律であるかのごとく扱って試験問題にするのは、私はおかしいと思っています。まあ、法律まがいのものだから試験にしやすい面はありますけどね。

こういう時は、図々しくてもいいのに・・・・・

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先週の水曜日のお話。


管理室内で、管理会社の担当フロントと、ちょっとこみあった電話をしておりました。

そこへ、あるご婦人(住民です)が現れ。
私は、いちおう、「何かご用ですか?」と聞きますが、「いいえ、あの、その電話が終わってからでいいです」とのこと。
お言葉に甘えて、フロントとの通話を続けましたが、内容が込み入っているので、あと、かなりの時間がかかりそうです。
それで、「この電話、まだかなりかかりそうなんですが、大丈夫ですか?」と再確認。

すると、「実は・・・・ 救急車を呼んで欲しいんですけど」という衝撃的な言葉。

「はあ、救急車ですか? どうしたんですか?」
「実は、部屋で夫が倒れまして・・・・」
「なんで、それを早く言ってくれないんですか? というか、なんで自分で救急車を呼ばないんですか?」
「何番だか忘れちゃって・・・・」
「そういう人がいるから、掲示板にもエレベーターの中にも、3年前から”急病は119へ”って書いた紙を貼ってあるでしょ」
「すいません。気がつきませんでした」

などとくだらない話をしてもしょうがないので、私は、管理室の固定電話のほうは、「急用ができたから切ります」と切って、今度は、自分の携帯を手に取り、119へ電話をかけながら、その奥さんの部屋へ急行します。
119通報は何回もやっているので、てきぱきと消防署のほうに伝えますが、病状はわかりませんから、そのことは奥さんに受話器を持ってもらって、奥さんから伝えてもらいます。

その口からは、、、
「心臓が動いていないみたいなんです」

えええ???? 私と奥さんは、とにかく急いで、その人の部屋へ。でも、エレベーターがなかなかこず、時間がかかります。

通報が終わり、やっと、その部屋へついて、ご主人の容態を見ます。
(※本当は委託契約に従えば、管理人はこんなことはしなくていい。私が部屋へ急行したのは、あくまでも、余計なおせっかい)

まずは脈を見ます。同時に呼吸も確認します。

「心臓が止まっている」と言われたので、非常に焦っていたのですが、脈は、弱いものの、ありました。息もしています。
一安心したので、持参した血圧計で血圧も測ります。(もちろん、私物です) 多少高いですが、異常値というほどでもありません。

「大丈夫、生きてますよ。でも、急がないと。奥さんはここにいて、保険証とか準備してく、すぐに救急車の乗れるようにしてください。私は、前の道路まで出て、救急隊員がまっすぐここに来れるように誘導します」と部屋を出ました。

いちおう、上級救命講習を受けてますので、これくらいはできます。
でも、本当に心臓が止まっていたら、このマンションにはAEDがないですから、心マッサージをしないといけないところでした。本物の人間での心肺蘇生はしたことがないので、「そうなったらどうしよう?」と心配していたのは事実です。

(AEDに関しては、「このマンションは高齢者が多いし、病人も多いから、マンション内に設置しましょうよ」と何度も提案していますが、いつも、「なんかめんどくさい」ってことで、理事長に無視されて、設置できていません。ほんと、ひどいマンションです)

マンション内の走路に障害物がないことも確認し、そのうちに、ピーポー、ピーポーと音が聞こえたので、大きな身振りで、「こっちにこい」「ここから直接、車を中に入れれば、最短距離だ」と誘導します。
エレベーターも1階に呼んでおきました。

隊員と合流し、「脈と息はあります。意識は混濁しています。血圧は・・・」という最低限の情報を伝え、部屋へ。あとは救急隊員へお任せです。

そんなことがありました。

結果的に、命には別状がなく、その住民は今、入院治療をしております。


しかし、思ったのですが、このマンションといえば、安倍とか稲田とか並に、ずうずうしい人がいっぱいなんですが、救急車を呼ぶのに、「大丈夫です、待ちます」なんて言う人がいるとは、ほんと、驚きました。というか、そのご夫人、普段は、ものすごい図々しい人で、かつ無神経で、ろくでなしなんですが、なんで、そんな人が、本当に大事な時に、「ぼーっと待っている」って、なんなんでしょう?
っていうか、自分の部屋から119通報すればいいだけの話なのに、急病のご主人のもとから離れて、わざわざ、部屋から遠い管理室まで来るってのも理解できません。

人間って、パニックになると、まともに動けなくなるんですねえ。

驚きました。

一般的な管理人はこんなことしませんから、良い子の皆さんは、管理人をあてにしてはいけません。あくまでも特殊な例です。

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