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過去にも何回も書いていることですが、「命の問題」なので、再度、ここにまとめて書きます。
そして、読者の皆さんにも協力を求めます。

当マンションは、築年数が増えるごとに、「住民の高齢化」が進んでいます。「高齢化」と、そして、(これは不確かですが私個人はあると思っています)「放射能の影響」で、昨年の3月以降、「急病で救急車を呼ぶ住民が激増」しています。

「2週間に1回は救急車が来ているのでは?」という高頻度です。

救急車が来る際に、このマンションには「構造上の問題」で、困ったことがあります。

1「実際は、エレベーターのすぐ横の場所まで、救急車が中に入っていくことが可能なのに、建物の外観上、車が中まで入れるように見えない」
このため、このマンションのことを知らない救急隊員が運転する救急車は、マンション前の広い道に止めて、そこで、ストレッチャーを下ろして、要救助者の部屋に行こうとします。しかし、当マンションは敷地が広いので、道路から、最深部まで、かなりの距離の移動が必要になり、時間のロスが発生します。

2「名称上は、ひとつのマンションであっても、実際は、東棟と西棟のツインタワー構造になっており、それぞれの建物がそれぞれのエレベーターを持っている。2階以上では互いに行き来ができない」
このため、もし、東棟のエレベーターに乗ったら、西棟の部屋には行けません。つまり、事前情報として、「701号室に行くには、東棟に入り、東棟のエレベーターに乗らないと現場には行けない」ということをつかんでいないと、時間のロスが発生するのです。本当は西棟にある部屋なのに、東棟の中を一生懸命探しても、その部屋は存在しないのです。

以上のような「構造上の問題」があるために、管理人としては、「もし、救急車が来たら、まっさきに管理人に連絡してもらって、どこにある部屋なのか、管理人の指示を仰いで欲しい」と思っています。

しかし、「管理人室があって、その中に管理人がいるのが見えても、知らん振りして無断で中に入っていく」救急隊員ばかりなんです。過去に、100回以上の救急車を見てますが、まず最初に管理人に挨拶をしてから中に入っていった救急隊員を私は知りません。いつも、完全に無視です。

住民によっては「命にかかわる病気でもないし、恥ずかしいので、サイレンを鳴らさないで来てください」という人もいます。そうすると、サイレンも聞こえません。また、事務仕事に熱中していると、管理室の前を誰かが通っても気が付かないことがあります。そうやって、素通りされてしまいます。

「管理人に挨拶しなくても、素早く最短距離で、目的に部屋に到達できる」という救急隊員なら、私はなんの文句もありません。
しかし、実際には。
「マンションの中に勝手に入って、まず目につく、東棟のエレベーター」に十中八九の隊員が乗り込んでいきます。
しかし、困ったことに、当マンションで「病弱な高齢者が多い棟」は「西棟」なんです。このため、「東棟の中に入っても、目的の要救助者の部屋に到達できる確率」は、3割程度しかありません。7割は「はずれ」です。
救急隊員は、「東棟の中で右往左往」して、「あれ、421号室って、この建物にはないぞ? え? なんで? どうなってるの?」と迷い、その後、初めて、管理室に来て、「あの、すいません、421号室ってどこですか?」って聞いてくるのです。これだけで、3分以上は無駄にしていることでしょう。

まあ、それでも、今までは「困ったら管理人に聞く」という流れだったのですが、「個人情報保護法施行」以降、困ったことになりました。
「誰から119番通報があったのか? 第三者には教えてはいけない」という原則になったそうで、「管理人」であっても、教えてはいけないんだそうです。

ですから、今は、迷った隊員は、管理人を含め、他の住民に対しても、「421号室ってどこですか?」とも聞けません。自分で探さないといけないのです。そのために、当マンションでは、玄関ホールに「東棟の部屋」「西棟の部屋」という分別の一覧表を常時掲示してあるんですが、それに気が付かない、バカな隊員の多いこと多いこと。

というわけで、昔は、「あれ、救急車が来たぞ」と気が付くと、すぐに外に出て、「何号室で呼んでるの?」「421です」「だったら、車はこっちから中に入って、それで、向うのエレベーターに乗って、エレベーターを下りたら、右に出て、3軒目です」とか案内して、少しでも早く、部屋に到着できるように、管理人も協力したのですが、今は・・・

「何号室で呼んでるの?」「個人情報なので答えられません」「俺は管理人だよ」「関係ありません。規則です。教えられません」

それで会話が終わります。部屋番号がわからないと案内のしようがありません。救急隊員が迷って時間をロスしているのを指をくわえて見ているしかないんです。正直、悔しいです。

しかし、この隊員のあとをついていけば、誰が救急車を呼んでいるのかは明白にわかるのに、なんで、隠すんでしょうか? 意味がないと思いませんか?

この前も、この時間のロスが原因かどうかはっきりはいえませんが、救助が間に合わないで、部屋の中でなくなった人がいます。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

先日も救急隊員に言いました。「おまえら、個人情報保護法と、人間の命と、どっちが大事なんだ!」と。「規則ですから」と答えました。私は泣きました。公務員の愚かさに。

私がもし、消防署の最高責任者だったら、こうすると思います。案を提示します。(今回は集合住宅に関することだけです)

消防署員は事前に、管轄の地域のマンションを全部調査します。
「救急車はどこまで中に入れるか?」
「エレベーターはどこか?」
「エレベーターの広さは? ストレッチャがそのまま入るか? トランクはあるか? EMTRになっているか?」
「実は2棟以上の建物だったりしないか? その場合は、何号室から何号室がどの棟になっているか?」
「管理人はいるか? 勤務時間は? 電話番号は?」
この調査結果をデータベース化して共有します。
そうすれば、119通報があった際に、「住所は、千代田区丸の内1-2-3-405です」と通報者が言った時点で、その住所を入力すると、画面に、このマンションの敷地内図が表示され、「405号室は第1号棟だから、ここに救急車をつけて、このエレベーターからあがっていく」という案内表示が出るようになります。
IT時代なんだから、それくらいのことできるはずです。
「調査が大変」とか言うかもしれないけど、警察なんか、地域内の住民の全員の調査をやってるんだから、それと合同でやればいいだけの話です。
というか、新しいマンションが建築された際に、「消防署に建物の情報を送るような」制度を作ればいいと思います。

そこまで、できないのであれば、せめて、「マンション名を入力すると、そこの管理室の電話番号が表示され、自動的にそこに電話がかかる」システムを作ってください。

そして、その電話で管理人と話し、「405号室なんですけど」「あ、だったら、建物の東側の通路を入ってきてください。第二号棟になりますから。私が道路に出てお迎えして誘導します。エレベーターのEMTRも事前に開けておきますね。そうすれば、ストレッチャーも搭載可能です」「どうも、ありがとうございます。御世話になります。どうぞよろしく」というふうに、最善最速で、目的の部屋に行くことができます。

なんで、こういうことをしないで、「個人情報だから」とか言って、みすみす助かる命を殺そうとするのか? 私には理解できません。「年金の支給額」を減らしたいのかな?

ということです。
これは、全国民の共通の「問題」です。
いつもだったら、「公務員はしょうがねえなあ。あきらめるか」と終わる問題なんですが、こと、命の関わる問題なので、これに関しては引き下がれません。
残念なことに、公務員というのは、こっちが「マンション管理人です」と名乗ると。我々が最下層の人間だと思ってバカにします。ですから、こういう苦情や提言を言ってもまともに相手をしてくれません。
当ブログを読んでいる、マンション理事長さんなどにがんばってもらって、消防署に要請して欲しいと思っています。ご協力をお願いします。市民の命を救う為に。

■4/10追記

上記のような感じで、救急車が来るたびに隊員とケンカしている私なんですが。今朝。前回ケンカした隊員の部下と名乗る人がやってきました。
私が、ケンカしていた時に、横にいたらしいです。今日は非番なので、非公式にやってきたそうです。(私服だったので、最初は不審者扱いしてしまいました)

私と、上司とのやりとりを聞いていて、ご自身でも矛盾を感じたそうです。「本当は、要救助者の命が最優先だから、個人情報保護法なんか関係ないはずなんですが、責任ある立場になると、そうも言えずに杓子定規な対応しかできないんだと思います。すいません」とのことです。隊員さんもわかってるんですねえ。そりゃそうだよねえ、人の命を助けたくて、この仕事についているわけなんだから。

いつもは消防隊員のことを、「不祥事ばかり起こしてどうしようもない」と酷評ばかりしている私ですが、今回は、「なかには真面目な、いい奴もいるんだなあ」と感心しました。こういう若い隊員が初心を忘れずにがんばって欲しいと思います。

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