
ちょっと変わった来客がありました。
管理人室にやってきて、「西棟の中村さん(仮名静香)の部屋に行きたいのだが、エレベーターはどこかな?」と質問。
「西棟用のエレベーターは、そこの角を右に曲がってすぐです」
「すぐじゃわからんだろう? 何メーターだ?」
「え? すぐですよ。」
「だから、すぐじゃわからんと言ってるのだ。具体的に何メートルなのか教えろ」
「あ、はあ。う〜んと。10メートルくらいですかね?」
「くらい、だと。なんだ、君は管理人のくせに、エレベーターの場所の正確な位置もわからんのか? それでも管理人か? 具体的に教えるもんだろう!」
「は、はあ、え〜と」
「エイト? 8メートルか?」
「いえいえ、そうじゃなくて・・・」
なんていう会話をしました。
まあ、ふだんなら、「うるせいなあ。変なお客だなあ」と思うのですが、よく考えると、この人の言うとおりでして。
エレベーターの位置なんてのは重要なことですから、正確な距離を知っているべきなのかもしれません。
「今まで全然気にしてなかったけど、言われてみればそうだなあ。ベテラン管理人なら正確な距離を頭に入れておくべきなのかもしれない」と反省し、メジャーを持って実際に測りました。
今後は、「そこの角を曲がって、9メートル33センチのところにあります。ボタンの位置は、床から1メートル25センチの高さです」と答えることにします。


正確な位置を知っておいた方がいいのはいいと思いますけど、道案内に精密な距離は不要だと思うんですよ。
車でも徒歩でも、順路を説明するときは、距離ではなくて何か目印になるものを基準にするのが普通ですよね。
でももし、目の不自由な方なら、距離で知らせるのが一番確実ですし・・・。
例えば、道案内で、「市役所はどこですか?」と聞いて、教えるほうは「500メートル」でも「すぐそこですよ」と言ったりする人がいるわけで。
具体的なのが一番かと思います。
私も某マンション管理人を数年間以上勤務しています。
以前(・・年前)より拝見させて貰っています。
いつもおっしゃる通りの事なので、代弁(失礼)して貰い
スカットします。これからは時々、コメントさせていただきますので、どうぞよろしくお願い致します。
高速の***(マイル数)の出口とでて、道なりに
信号がある3つめの交差点を右折だと教えて
いじわるしたことがあります。 15Km程度あるんですな。
10mも9mも同じじゃないかなぁ。どのみちみりゃそこに
あるわけだから。
変な人がいますね。