海外バードウォッチング・ハンガリーその③

3日目は、ニシアカアシチョウゲンボウのハイドです。そのポイントは広大な牧草地の一角でそれほど高くない木が数十本ある程度の場所です。そして北側は畑、南側は牧草地となるようにやぐら状のハイドが立っていました。そのハイドのまわりに巣箱があります。私が認識しています野鳥の生態では想像がつかない光景でした。しかし、それも徐々にわかってきました。要するに営巣場所が少ないのでしょう。今回は営巣準備中のニシアカアシチョウゲンボウ、チョウゲンボウそして抱卵中のニシコクマルガラスが巣箱にそれぞれに決まった状況でした。しかし隙あらばすこしでも良い条件の巣箱を乗っ取ろうとするような行動が見られました。それを守るために人の刺激などはお構いなしです。私の常識ではヒナが孵るまでは絶対に刺激を与えてはいけないと思っておりましたが、ここでは巣箱の取り合いが優先されており、人間は全く関係ありませんでした。このハイドの中から一日中それぞれの行動を観察しながら撮影を堪能しました。


ニシアカシアチョウゲンボウ53140






ISO1600 1/640 F4.0
Canon EOS 5D Mark IV
EF300mm f/2.8L IS II USM



ニシアカシアチョウゲンボウ34630






ISO800 1/1000 F5.0
Canon EOS 5DS R
EF70-300mm f/4-5.6L IS USM

海外バードウォッチング・ハンガリーその②

2日目は、いよいよノガンです。すでに初日の方からかなり遠いと聞かされていましたのでややテンションは下がり気味でハイドに入りました。このハイドは朝5時前から夜7時まで(14時間)ハイドにいなければなりません。警戒心がとても強い鳥なので人の気配に相当の神経を使っているようです。
そしてカメラの準備をし明るくなるのを待ちます。やや明るくなったところで遙か遠くにノガンを見つけましたが、全く撮影になる距離ではありません。そしてどんどん明るくなるにつれ数個体のノガンがやはり遙か遠くでディスプレイを初めました。どんなディスプレイかというと首をのけぞらせ、髭を顔を覆うようにたてます。翼はねじっているかのように垂れ下げ、真っ白の部分だけを見せる格好になります。遠くから見ると何か白い塊がちょろちょろしているように見えます。雌はその場所では2羽しか見えずどのように反応しているのか遠くて全くわかりませんでした。また、別の方を見ると1羽で白い塊になっているだけの雄もいます。また、4羽ぐらいが固まってうろうろしているのも見えました。しかし、撮影チャンスは全くありません。しかし、6時30分頃左奥のブッシュから1羽のノガンが現れてこちらに向かって来ました。それも一定の速度でずんずん来ます。もうテンションがMAXになり、こっちに来い、こっちに来いと念じながら、600mmに2倍のエクステンダーを装着し、1200mmの状態でライブビューモードで確認です。段々鮮明に見えてきました。そしてほぼ正面を横切り始めたので連射し続けました。そして遠ざかってしまいました。時間にして約5分くらいです。興奮が冷め、画像確認です。夢中に撮影しているときは近くに感じましたがやはり遠かったです。恐らく200mmをちょっと切るぐらいだと思います。そして、9時近くになったらノガンの姿は全く無くなりました。次は夕方のチャンスを待つのですが、結果として話にならないぐらいの距離でした。物足りなさを感じながらも何とか写真に納めたとことで満足しました。

ノガン44570






ISO1600 1/1000 F8.0
Canon EOS 5D Mark IV
EF600mm f/4L IS II USM +2x III

海外バードウォッチング・ハンガリーその①

昨年は、念願のエリマキシギ撮影のためフィンランドに行きましたので、しばらく海外は無理だなと思っていました。ところがアルパインツアーのカタログが到着し、さらっと目をとおしたら何と新企画でハンガリー・ノガンツアーがありました。いきなり行くしかないと思ってしまい申し込みました。

今回のツアーの特長は、どの鳥も常設されたハイド(隠れ小屋)からの撮影で、2人1組で順繰りに各ハイドに入ります。それも1日1カ所で11時間から14時間と長時間の撮影になります。
初日は小鳥の水場です。ガラスもしくはマジックミラー越しで鳥を驚かさないように徹底されています。ハイドの目の前に人工の水場と餌台がつくられており、そこへいろいろな小鳥たちがやってきます。まず最初に来たのがシメです。まもなくしてシジュウカラ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、アカゲラが争うように餌台にやってきます。ここで撮影できたのは前述の他、クロウタドリ、ウタツグミ、ヨーロッパコマドリ、アオガラ、ズアオアトリ等です。いずれも至近距離からです。レンズは300mmだとやや物足りなく、600mmだと小鳥は丁度良い大きさですが、ツグミ類は大きすぎます。また、ツグミ類は、警戒心が強くそんなに頻繁には来てくれませんでした。結果的には長時間の割には飽きずに撮影できました。もう少しこだわれば、小鳥の飛翔写真なども撮影できるかもしれませんが、5Dマーク4ではそれは難しいと思いました。先週の記事では大満足していたのに、今週の記事では物足りなさを感じてしまいました。欲は際限ないですね。

ヨーロッパコマドリ41930






ヨーロッパコマドリ
ISO1600 1/250 F4.0
Canon EOS 5D Mark IV
EF600mm f/4L IS II USM



クロウタドリ33700






クロウタドリ
ISO800 1/640 F4.0
Canon EOS 5D Mark IV
EF300mm f/2.8L IS II USM +1.4x III

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