ベンチャー経営:国内MBA日記 卒業後編 (筑波大学)

国内MBAホルダー (筑波大学 国際経営プロフェッショナル:Tsukuba MBA-IB)が卒業後に会社を立ち上げ、自らの夢を追い求める日記です。

国内MBAは意味がないのか?

「MBA、特に国内MBAを取る意味はほとんどゼロ」というような意見を持っているベテランのビジネスパーソンがいるようです。
僕の意見としては、そんなことはなくて実はかなり役に立っています。

いろいろな立場の人がいるので何を思うのも言うのも自由ですが、前に進むために建設的に考えている人の夢をつぶすのはあまり賛成できません。
「MBAを取るのではなく、起業をすれば経営に必要な勉強はできる」ということなのかもしれませんが、そう簡単に起業なんてできないから進路に悩むんじゃないかなと思います。

いろいろな意見もありますし、国内MBAを取得しようかと考えていて、どうしたものかと考えている方も多いと思いますので、少しでも参考になればと思って書いてみます。


MBAホルダーになって僕が感じているメリットは、こんなところです。
(1)経営やビジネスでわからないことがある時に、どのあたりを調べればいいのか、かなり当たりがつく
(2)難しげなこと、新しそうなことを話している人がいる時に、その人が話している内容が「どの程度難しいのか」「どの程度新しいのか」の見当がつくので、それほど気後れしなくて済む
(3)学んだフレームワークを使って、自分なりのフレームワークを作ることができるようになる →たくさんフレームワークを見るので、自分のコンセプトを何とか絵にできるようになる
(4)誰かが自分のことをネットで調べてくれた時に「MBA」と書いてあると、「ある程度以上の経営のリテラシーがあるんだろうと思ってくれる(みたい)
(5)誰かに会った時に、自分が「MBA」を取得していることが伝わると、相手が安心してくれる(みた)
(6)転職活動の時に有利に働いていた(かもしれない)

こうしてみると、どれも間接的なことです。
落ち着いて考えてみれば分かることかもしれませんが、
「実は私は、あなたがハーバード(東大)を出ていたから結婚したのよ」ということもめったにないように、「MBAを持っているから採用する」ことや「MBAを持っているからプロジェクトを任せる」ことも「MBAを持っているからコーチングを受けようと決めた」ということもほとんどないと思うのです。

全ては合わせ技ですので、勉強してMBAを取得して、他の強みと合わせて自分の価値を高める。
そんな感じかな、と思います。

MBAをやると、「現状の中に閉じ込められるリスクがある」というのはあると思います。
ただ、そこは他の方法を組み合わせていけばいいかなと思います。
勉強して力をつけること自体は間違いなく価値があることなので、それで満足しなければ大丈夫です。

これに加えて、多くのMBAホルダーが「勉強は過酷なので、その期間にともに学んだ仲間たちとのネットワーク、友情がかけがえのないものになった」と言います。
もちろん、これも大賛成です(^^)。

あっという間の5年間、そして次の5年間に向けて

MBAを修了してそろそろ5年。
この5年間に、僕の人生も大きく変化しました。

卒業したときには、フィリップスに所属していました。
ここでは、毎年一つの部門を経験させていただき、経営とマネジメントの実力を大いに高めることができました。
人生で一番長く所属した組織でもあり、いい思い出がたくさんあります。

その年の末に退職して、翌年からビューローベリタスに転職しました。
ビューローベリタスへの所属は短かったのですが、営業部長として仕事をさせていただき、目に見える結果を求められる中で仕事をして、大変よい刺激になりました。

次にProFutureに移りました。
HRプロの頃に参加し、常務取締役 COOという立場まで経験させていただきました。
久しぶりにベンチャーの風を経験することができて、起業に向けての準備ができました。
また、ここに所属している期間に出会った多くの方と、現在も仕事をしており、貴重な期間だったと思います。

そして、2015年12月にコノウェイを立ち上げました。
現在、コノウェイは、ゴールドビジョン®とCEOコーチング®、コグニティブコーポレートコーチングの3つの事業を柱に着実に成長を続けています。
書籍も2冊出すことができ、間もなく3冊目が出版されます。

そして、先日フィードフォワード協会を立ち上げました。
フィードフォワードという新しい概念を世の中に出し、広めるための法人です。
以前から頭にあった構想を、いよいよ形にするための組織です。

5年間の間に、楽しい経験をたくさんすることができました。
MBAを取得したことがこのスピード感に寄与しているのは間違いないです。
もちろん、数年前にとても大きなゴールを持っていたことがそのスタートです。
当初のゴールはかなり達成されてしまいました。

当然ですが、日々、ゴールを更新しています。

次の5年間はこの10倍以上のスピードで変化するのでしょうが、とにかく楽しみで仕方がないです(^^)

「久野和禎のサイト」の開設のお知らせ

2012年以来、継続してこのブログに書き続けてきました。

ですが、2017年から私の複数のブログを統合して、1つのメディアサイト(久野和禎のサイト)にまとめることにしました。
そのため、新たな更新は行うことができませんが、過去の記事はこちらに掲載されていますのでよろしければ読んでみて下さい。

新しいメディアサイトの方にも全ての記事が移管されています。

メディアサイトのリンクは下記の通りです。

https://kazuyoshi-hisano.net/

二度目の海外赴任、のIさん

先日、MBA同期のIさんが東南アジアのある国に転勤されるということで壮行会に参加しました。
Iさんには在学中から大変お世話になっているので何としてもお会いしたくて駆けつけました。

急な話なのでびっくりしたのですが、Iさんは同じ国に二度目の赴任。
単身で行かれるということですので、ご苦労も多いとは思いますがご活躍を心から祈っております。

IさんはMBA卒業後に2回転職されて、活躍の幅を広げられていたのですがさらに活躍するために海外に行く機会がある場所に再度移動。
身軽に職場を変えながらも信頼を積み重ねているIさんを「すごいなー」と思いました。

MBAを取得していることは、実際の知識として記憶している内容以上に、自己評価(エフィカシー)に影響しているようです。
一緒に卒業した仲間はみな、着実にキャリアを重ねていて立派になっています。

また次に誰かの活躍の報告を聞くのが楽しみです。

テンプル大学での認知心理学(コーチング)の講義

テンプル大学で講座を持つようになってから1年が経ちました。
このクラスを持つようになったのは、筑波のMBAで学んだおかげです。

私は独立してコーチングの会社を設立することを考えた時に、「大学で教えよう」とゴール設定をしました。
そこで、筑波の同級生に相談しました。
そうしたら彼女が、「筑波の◯◯先生に相談してみたら」と言ってくれました。
「◯◯先生なら他の大学ともネットワークがあるから」ということでした。
筑波は国立大学なので、簡単には採用されません。
そこで出してくれたアイディアです。

私は◯◯先生に相談し、テンプル大学の偉い人を紹介してもらいました。
その方と会ったおかげで、次の方を紹介していただき、先方から「うちで教えませんか?」と言って頂きました。

そうして一年が経過しました。
すべて、筑波のMBAに在籍したこと、そこで培った人脈、そして自分自身の「ゴール設定」のおかげです。

私が担当する講義のタイトルは「認知心理学」ですが、内容は「脳と心の上手な使い方」の習得です。
著書『ゴールドビジョン』を出版しましたので、ある程度その内容を盛り込みながらも、今回もやはり基本としてのマインドの使い方をお伝えしたいと思います。

毎週月曜日の夜に8週間続くので、働いている方にとってはなかなか忙しいと思いますが、仕事などで2回ほど休むことは問題ありません。
2ヶ月間でかなりの程度、マインドの使い方を学べる内容になっています。

たった2ヶ月間で人生が大きく変わる方も少なくありません。

認知心理学:脳の使い方を学ぼう(8週間のコース) (PSY107) 

一点だけご留意頂きたい点が、テンプル大学ですので、講義は全て英語で行われる点です。
ただ、過去に英語に自信がなくても、参加されてかなりの程度理解することができた方が数名いらっしゃいます。
英語に不安がある方は、ぜひご相談下さい。 

価格的にはとてもお得感がある講座ですので、英語にある程度自信があって、「ゴールドビジョン」や「コグニティブコーチング」に関心がある方にとってはなおオススメです。

サイトのリンクをつけておきますので、ご関心があるようでしたら覗いてみて下さい! 

Cognitive Psychology: Understanding the Human Mind (8 Weeks) (PSY107) 
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プロフィール

Kazuyoshi Hisano


久野和禎 東京都在住
コノウェイ株式会社代表取締役
 プロコーチ/講演家
一般社団法人フィードフォワード協会代表理事
一般社団法人コグニティブコーチング協会 副代表

幼少期をサンフランシスコ(アメリカ)、中学高校時代をロンドン(イギリス)で過ごす。
東京大学経済学部卒業後に起業、20代に2つの事業を並行して経営。経営、営業、コーチングの経験を積む。
30歳で会社勤め(営業)を開始し最初の6ヶ月でトップセールスに。経営企画マネージャーに抜擢され、新規開拓営業と経営企画/営業企画に才能を発揮。
その後、アメリカとヨーロッパの外資系優良企業で複数のマネジメントポジションを経験。個人の強みを伸ばすことで組織にハイパフォーマンスカルチャーを醸成・定着させる手腕に定評がある。
豊富なビジネス経験と知識を生かして、経営、営業、マーケティング、バックオフィスオペレーション、サプライチェーンマネジメント、ファイナンス、人事、と幅広い分野で高い成果をあげてきた。
同時に、働きながら英語での講義/修士論文を課す数少ない国内MBAとして知られる筑波大学のMBA International Businessを首席で卒業。

組織の変革を支援するアプローチとしてコーポレートコーチングの可能性に気がつき、コーポレートコーチングの立ち上げプロジェクトを発足。苫米地英人氏製作総指揮のもとでコグニティブ・コーポレート・コーチングを完成。自らも、コーポレートコーチ、上席講師として企業へのコーチングを行うとともに後進の育成にも尽力。PX2ファシリテーター。

ベンチャー企業の役員を経て、2015年にコノウェイ株式会社を創業、世界に貢献するための活動を本格的に開始。
「すべての人が自分の才能を発揮して豊かに幸せに暮らしている世界の実現」をゴールとして日々精力的に活動を続けている。

『ゴールドビジョン』 久野和禎 著 PHP研究所
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