2015年11月

2015年11月18日

Wed,November 18:笑ってしまうくらい、「時間は有限」。

時間の有限性に泣かされ続けるのが、大概の経営であり、時間のやり繰りこそが、経営の要諦とすら思える。

この2ヵ月程、予定が詰まってしまっているために、次のアクションのための仕込みをC/Oできない、という、ちょっとしゃれにならない状況が継続中…。予定の予約が収まるのを待ち、ようやくウエイティングBOXにある案件の予定を迎え入れる。時折、ポンと当日キャンセルが発生すると、その空き時間を喜んで他の業務にいそいそと当てる。ありがたい話ではあるが、事業上、まったく望ましい状態とは言えない…。


「時間を記録する、整理する、まとめるの三段階にわたるプロセスが、成果をあげるための時間管理の基本となる。」

「時間はあらゆることで必要となる。時間こそ真に普遍的な制約条件である。あらゆる仕事が時間の中で行われ、時間を費やす。しかしほとんどの人が、この代替できない必要不可欠にして特異な資源を当たり前のように扱う。おそらく時間に対する愛情ある配慮ほど成果をあげている人を際立たせるものはない。しかし一般に人は時間を管理する用意ができていない。」

------ 『経営者の条件』


いやはや、おそらく、僕は一般的には、相当、「時間に対する愛情ある配慮」をし、相当のやり繰りをしているほうだと思うのだが。

しかししかし。時間は「代替できない必要不可欠にして特異な資源」。個人としての生産性UPは当然大事だが、それすら限界があるのだ。

その解決策は? 時間の「代替の仕方」「購入の仕方」は、もちろん、ある。

わかっているのだが、その調達が、現在、後手に回っている。
わかっているんだが、手も打たんとしているのだが、、、!!(汗)


「ドラッカーに学ぶ、成果をあげるマネジメント講座」
第1回:部下に成果をあげさせる上司の5つの仕事 11/19(木)夜@恵比寿
https://www.keieisha.jp/seminar151119.html

「経営者JPサロン・ビジネス交流会 12月度」
EQ理論を3時間で学べる!! 12/15(火)夜@恵比寿
https://www.facebook.com/events/1652455955044260/



5つの選択 卓越した生産性を実現する
コリー・コーゴン
キングベアー出版
2015-11-14


     ×

ドラッカー名著集1 経営者の条件
P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社
2006-11-10




kazuyuki0329inoue at 23:04|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月16日

Mon,November 16:コンセプトとクリエイティブ。

「何を最重視して経営されているんですか」。

ここ最近、数回、そう訊かれた。

答えは、「コンセプトとクリエイティブ、です」。

企業・経営は、拠って立つ基盤がもっとも大事。対象とする顧客の皆様に、愛され、慕われ、頼られなければならい。そのために、時には鮮烈な驚きを、また平素は分かりやすさ、納得性を提供しなければならない。

個別的には付加価値領域に生息する事業なので、センスやスマートさも大事だ。当然、クオリティも。そこで本来は圧倒的でなければならない。(まだまだ、山の頂上は遥か彼方だ。)

そのために追求しなければならないことは膨大にあり(テーマ・ジャンルも経営事業関連、人材関連に留まらず、「そんなことまで」と思われるような部分まで本当に多岐に渡る)、そのために日々学ぶこと自体は、僕にとっては趣味のようなもので、もっとも楽しいことでもある。

すべてを自分で構築するしかない創業時から、社員皆んなで創り上げている今では、やれることの幅が徐々に変わってきている頼もしさがある。またそれとともに、「コンセプトとクリエイティブ」という観点では、ともするとボヤけたり毀損したりということが其処此処で発生するリスクもまた増大する。

このことと徹底的に戦い続けた稀有な経営者が、スティーブ・ジョブズだろう。

事業フィールドは全く異なるのだが、自社と事業・サービスを洗練させていくという意味では、ジョブズの遠い背中を、いつまでも追い続けたいと思っている。


「ドラッカーに学ぶ、成果をあげるマネジメント講座」
第1回:部下に成果をあげさせる上司の5つの仕事 11/19(木)夜@恵比寿
https://www.keieisha.jp/seminar151119.html

「経営者JPサロン・ビジネス交流会 12月度」
EQ理論を3時間で学べる!! 12/15(火)夜@恵比寿
https://www.facebook.com/events/1652455955044260/



ジョナサン・アイブ
リーアンダー・ケイニ―
日経BP社
2015-01-09


     ×

創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)
ピーター・F・ドラッカー
ダイヤモンド社
2007-05-18




kazuyuki0329inoue at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月09日

Mon,November 9:イノベーションの原理。

ちょっと備忘的ですが。

ドラッカー曰くの、イノベーションの原理は、

------------------------------------------------
第一に、イノベーションを行うには機会を分析することから始めなければならない。イノベーションのための七つの機会を徹底的に分析しなければならない。
第二に、イノベーションとは、理論的な分析であるとともに知覚的な認識である。イノベーションを行うにあたっては、外に出て、見て、問い、聞かなければならない。このことは、いかに強調しすぎてもしすぎることがない。
第三に、イノベーションに成功するには焦点を絞り単純なものにしなければならない。一つのことに集中しなければならない。さもなければ焦点がぼける。
第四に、イノベーションに成功するには小さくスタートしなければならない。大がかりであってはならない。具体的なことだけに絞らなければならない。
第五に、とはいえ、最後の「なすべきこと」としてイノベーションに成功するには、最初からトップの座をねらわなければならない。

(イノベーションには)いくつかの「べからず」がある。
第一に、凝りすぎてはいけない。
第二に、多角化してはいけない。
第三に、イノベーションを未来のために行ってはいけない。現在のために行わなければならない。

イノベーションには三つの条件がある。
第一に、イノベーションは集中でなければならない。
第二に、イノベーションは強みを基盤としなければならない。
第三に、イノベーションとはつまるところ経済や社会を変えなければならない。
------------------------------------------------

我が身を振り返り、ポイントを逃していたり、ずれていたりはしないだろうか。チェックだ。

上記は『イノベーションと企業家精神』より。1985年、ドラッカー75歳のときの著作。
このとき既に、最近流行りの「リーン・スタートアップ」スタイルが提唱〜というか厳命されていることにも、ちょっと驚く。先人の教えは、しっかりと認識し踏襲すべきなのだ。


*「七つの機会」とは
 1:予期せぬことの生起〜予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事
 2:ギャップの存在〜業績ギャップ、認識ギャップ、価値観ギャップ、プロセス・ギャップ
 3:ニーズの存在〜プロセス・ニーズ、労働上のニーズ、知識上のニーズ
 4:産業構造の変化
 5:人口構造の変化
 6:認識の変化
 7:新しい知識の出現
 ドラッカーは、この1>7の順で信頼性・確実性が大きい、と言う。



「ドラッカーに学ぶ、成果をあげるマネジメント講座」
第1回:部下に成果をあげさせる上司の5つの仕事 11/19(木)夜@恵比寿
https://www.keieisha.jp/seminar151119.html

「経営者JPサロン・ビジネス交流会 12月度」
EQ理論を3時間で学べる!! 12/15(火)夜@恵比寿
https://www.facebook.com/events/1652455955044260/







kazuyuki0329inoue at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月06日

Fri,November 6:「引き算」して、「掛け算」する。

あれ、これまでこのブログやあちらこちらで書いてきた公式が次から次へと出てくるぞ。
そんな本に出会った。

・誰にも嫌われない=誰からも好かれない
・伝えすぎる→伝わらない→選ばれない
・強み=顧客にとって価値がある×独自性がある×専門性を背景としている
・引き算→専門→ブランド力UP
・引き算→インパクト向上→選ばれる
・「引き算」によって磨かれた企業は、「掛け算」によってさらに魅力が増す

まあ、こういうことは、原理原則のひとつなので、このテーマで突き詰めれば、同じところにいくのは当たり前かと。

当社事業はもともと、「引き算」して、「掛け算」することで構築したものだ。
<濃密な専門店>として立ち上げ、それを磨き上げている途上の会社。

この領域が好きで好きでたまらない人には、他にない情報・ネットワーク・知見・関係性を仕事として浴びまくり生涯学び続けられる、またとない会社なのです^^ ホントに。

でも、経営とか事業とか、経営者とかリーダーとか、組織とかに興味のない人にとっては、多分、小難しくて苦痛な会社だろうなぁ、と。それでいいんです。「誰にも嫌われない=誰からも好かれない」なんだからね。






kazuyuki0329inoue at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月04日

Wed,November 4:マーケット感覚。

当社の事業価値を、通常の事業・サービス定義とは少し異なる角度から表現すれば、

「経営人材・リーダー人材市場における、需要・供給それぞれのマーケット価値を正しく見抜き、適切な価値付けをし、結びつける」

ことにある。

需要が見抜き入れていなかったり、供給側の現在価値・将来価値を評価し誤っていたり、見渡すべき市場の範囲を間違えていたり、市場の変化予測を想定していなかったり。

こうした「市場の失敗」が群発しているのが人材市場であり、その中でも経営職というのは、市場が狭い(と思われている)ため、本質的な価値をレビューする情報も方法論も欠落しているように思う。

だからこそ、僕らの存在価値・意義・勝算がある訳だけれども。

マーケット感覚は、「市場の(本音の)ニーズを知る」「市場のルールを知る」「市場に自ら身を置く」ことで磨かれる。そのために当該マーケットの生の(一次)情報を徹底的に浴び続けることに尽きると思うんだが、これができるのは、要するに、そのマーケットが好きで好きで仕方ない、という当人の興味関心の度合いに、結局は帰結するんだよなぁと思う。

好きなことって、自然と詳しくなるし、勘所が働きますよね? 趣味で言えば、誰でもが知っている、この法則。仕事も事業も、まったく一緒なんだけど、結構、皆さん、このことは意識してません。

そこにもまた、市場のチャンスがあるんだけどね。







kazuyuki0329inoue at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月03日

Tue,November 3:マネジメントが考えるべき、3つのこと。

大学時代、『現代の経営』(上)(下)を読んだ。

大前研一さんの、当時の大ベストセラー『新・国富論』の面白さにハマり、そこから大前さん、マッキンゼー社の著作を読み漁る中で、ドラッカーにも出逢った。

なんとなく分かったような気になりながら読んだ記憶があるが、まあ、あの頃のことだ。ファッションにしかなっていなかっただろうと思う。
その後、数年置きくらいだろうか、折々に、何となく手にする中の一冊でもある。当時の版もいまだ手元(当社オフィスのライブラリー)にある。


さて、エターナル・コレクション版の『現代の経営』の序文に、こんな一節が出てくる。

「マネジメントするということは、第一に成果をあげることについて考え、第二に企業の中で共通の課題に取り組むべき人たちを組織することについて考え、第三に社会的な問題、すなわち社会的なインパクトと責任について考えることであることを知った。しかしそれらのことについては、いかなる文献も見つからなかった。それら三者間の関係についてはなおのこと、何も見つからなかった。」


成果をあげる。共通課題に取り組む人を組織する。社会的インパクトと責任を考える。


これを提示しただけでも、世界初の経営・マネジメント解説書として充分な価値だと思うのだが。

「マネジメントの本質/事業のマネジメント/経営管理者のマネジメント/マネジメントの組織構造/人と組織のマネジメント/経営管理者であることの意味/マネジメントの責任」(全29章)

世界で初めて経営・マネジメントについての体系を著したこの本が、その機能についてこれだけすべてのことを細部に至るまで網羅していることに、いま改めて精読して、愕然とするしかない。

経営者が座右の書として徹底的に読み込むべき本であることを、いま、この立場になって、改めて痛感する。


◎経営者JP主催11月4日(水)18:00〜@恵比寿≪15名限定!残り僅か≫
「経営者サロン・ビジネス交流会」ドラッカーを学ぶ&語り合う
https://www.facebook.com/events/706480796118119/


ドラッカー名著集2 現代の経営[上]
P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社
2006-11-10



ドラッカー名著集3 現代の経営[下]
P.F.ドラッカー
ダイヤモンド社
2006-11-10




kazuyuki0329inoue at 23:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月02日

Mon,November 2:事業機会を明らかにする、3つの問い。

機会は見つけるものであって、やってくるものを機会とは言わない。
運で事業はつくれない。

そりゃそうなのだが、目を凝らして機会が見えるなら、ある意味、そんなに楽なことはない。
SWOT分析からビジネスモデルキャンバスまで、あれやこれやと機会を棚卸ししたり、組み立て、発見するための補助ツールが喧伝されている。

さて、そんな中で、ドラッカー。

1964年の著作(『創造する経営者』)で、ドラッカーは機会の発見の仕方について、こう述べている。

「事業機会は、三つの問いによって明らかになる。
 第一に、事業を脆弱なものにし、成果を阻害し、業績を抑えている弱みは何か。
 第二に、事業内においてアンバランスになっているものは何か。
 第三に、事業に対する脅威として恐れているものは何か。いかにすればそれを
     機会として利用できるか。」

おっと、ともすると我々は、一所懸命に、「何か新しいもの」「何か、これまでになかったもの」の発見に躍起になり、それを機会発見と思うものだが、ドラッカーは見事にこれと逆をいく。

これ、いわば、クリステンセンの曰くの「破壊的イノベーション」(の兆し、芽)を、自ら発見し、それを機会とせよ、と言ってはいないか。

「危険や弱みが事業機会の存在を教える。それらを問題から機会に転化するとき、異常なほどの成果が得られる。時にはそのような転化は、マネジメントの姿勢だけでもたらされる。」



半世紀前に、答えが出されていた…。

自社事業を脆弱にしているもの、成果を阻害しているもの、業績を抑え込んでいるもの、自社内の不安定な要素、事業で感じている脅威。。

これらに正面から目を向ければ、そこに「異常なほどの成果」の萌芽がある。
そこに目をやり、正面から対抗するための実行策に取り組む「マネジメントの姿勢」だけで、驚くほどのインパクトある転化は、起こせるのだ。

こういう英知、原理原則を、思えば僕らは、あまりに活かしきれていないように思う。

古典に学べ、とは、こういうことを言うのではないだろうか。


◎経営者JP主催11月4日(水)18:00〜@恵比寿≪15名限定!残り僅か≫
「経営者サロン・ビジネス交流会」ドラッカーを学ぶ&語り合う
https://www.facebook.com/events/706480796118119/



創造する経営者 (ドラッカー名著集 6)
ピーター・F・ドラッカー
ダイヤモンド社
2007-05-18





kazuyuki0329inoue at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2015年11月01日

Sun,November 1:資本主義の未来(次?)と、新たな戦い方。

確かに、「新たな事業パターン」「新たな戦い方」が見えてきたように思える。

ここのところグローバルを席巻している幾つかのニュービジネス(Airbnb、Uber、TED…)に象徴されるが、最近、お付き合いしている日本のベンチャー企業各社でも、同様のエクスパンションを実現してくれるのではないかと感じる身近な企業がぐんと増えている。

Exponential(指数関数的)な成長を遂げる企業、それを支える技術基盤・社会構造。
これを掘り下げてみたい。

デジタル化の本当のインパクトが、遂にやってきている。
かつて、印刷が。そして、内燃機関が、電気が、社会の爆発的な成長と進化をもたらし、僕らの時代に、インターネットが同様のインパクトをもたらした。が、真の社会変革は、いま言う「IoT」の到来でもたらされると思う。ネットがもたらすあらゆるものが、水や電気のようなローコスト社会インフラとなりつつある中で、ビジネスの成り立ち・生業が激変しつつある。(まさに、インダストリー4.0。)

面白い時代だ!その中で、自社はどのような未来事業が構築できるのか。最近はそればかり考えている。

テクノロジーで成功法則が劇的に上書き更新されていく「外側」と、
いつの時代も事業は人と組織で構成される、その普遍的原理原則の「内側」。

この2層構造を、両輪兼ね備えていける企業、それを理解し構築・統括・推進できるリーダーの率いる組織だけが、これから勝ち残り、繁栄することは、間違いない。

当面、この二層構造の両面それぞれについて、語り下ろしていってみたいと思う。


※ちなみに
 インダストリー1.0:第一次産業革命 18世紀の綿織物工業の機械化
 インダストリー2.0:第二次産業革命 20世紀初頭の電気による大量生産
 インダストリー3.0:第三次産業革命 1980年代以降のコンピューターによる自動化
 インダストリー4.0:第四次産業革命 自動化された工場が業種を超えてネットワーク化







kazuyuki0329inoue at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

▲ページトップへ