2019年11月

2019年11月18日

Mon,November 18:「心理的安全性」で散見される誤用。

『ワーク・ルールズ! 』やGoogle re:Workでとりあげられて以来、「心理的安全性」がバズワードとなって久しい。かくいう僕も、講演などで触れることも多い。
で、この「心理的安全性」、正しく理解し紹介、活用している組織や企業ももちろん多いと思うが、どうもそここで安直に「心理的安全性」「心理的安全性」と言っていて、勘違いしている人(特に、自称・コンサルタントのような人たち)がかなり多いなと感じる。

正しい定義はGoogle re:Workに掲載されているので参照すれば良い。
http://bit.ly/2rWKSv5
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心理的安全性: 心理的安全性とは、対人関係においてリスクある行動を取ったときの結果に対する個人の認知の仕方、つまり、「無知、無能、ネガティブ、邪魔だと思われる可能性のある行動をしても、このチームなら大丈夫だ」と信じられるかどうかを意味します。心理的安全性の高いチームのメンバーは、他のメンバーに対してリスクを取ることに不安を感じていません。自分の過ちを認めたり、質問をしたり、新しいアイデアを披露したりしても、誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしないと信じられる余地があります。
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要するに「思い切りチャレンジできる場」を指しており、そうした状況のセットアップが効果的なチームを作るということを明らかにしているのだ。

ところが勘違いさんたちはこれを、「心配せずに働ける場」「(雇用や立場が)守られた場」というような意味合いで使っている。概ねはブラック企業、ブラックな働かされ方への対立フレーズとして多用している。
もちろん安心して働ける、雇用が守られていることはとても大事なことだ。しかし、馴れ合い、甘え、安住、保身というような組織、また上司や周囲が部下や同僚に反対意見や間違っていることを指摘できないような組織は、いずれ崩壊するダメ組織だ。

いま、最も危ない組織は、「心理学的安全性」連呼でぬるま湯・仲良しこよし組織を維持しようとしている一派が主流を極めている組織だと思う。

kazuyuki0329inoue at 08:00|PermalinkComments(0)

2019年11月13日

Wed,November 13:クリエイティブワーク、オペレーションワーク、フィジカルワークとAI。

仕事には、クリエイティブワーク(創意工夫、知恵、センスを要する仕事)、オペレーションワーク(作業系業務)、フィジカルワーク(肉体労働)がある。
AIによって代替されるのは、オペレーションワーク。これにより、人材(労働)の二極化、”中抜き”化が進む。これからの時代に求められる=人間こそがやるべき仕事・やらなければならない仕事は、クリエイティブワークとフィジカルワーク。
フィジカルワークは概ね低賃金、クリエイティブワークは概ね高賃金。これが、1億総中流時代から、富裕層と低所得層への二極化を推し進めている構造的な原因だ。



kazuyuki0329inoue at 14:00|PermalinkComments(0)

2019年11月12日

Tue,November 12:人材紹介事業のイノベーションの歴史とこれから。

当社の主力4事業のうちの基幹事業は、経営層・幹部層採用支援のエグゼクティブサーチ事業です。
これは人材紹介事業領域に(概ね)組み入れられるビジネスですが、その人材紹介事業の日本における歴史は結構新しいものです。

古くは1970年代から、極少数のヘッドハンティング会社が、グローバルファームの日本進出および和製ファームとして存在していましたが、そもそも人材紹介業は、1999年まで一部特定の専門職以外は禁止されており、特殊な規制産業でした。
(ヘッドハンティング会社自体は2000年代半ばまで、その多くが「我が社が行なっているのは人材紹介ではなく、コンサルティングだ」として人材紹介免許を持たずに活動していました。しかしそれを厚労省に指摘され、業務停止処分がくだされ、その後は外資のヘッドハンティング会社も全て人材紹介免許業者として日本で活動しています。)

それが、バブル崩壊とグローバル経済の進展(根底にはインターネットの勃興、急速な普及)に伴って自由化され、1999年から概ね現在のような一般人材紹介が行えるようになりました。

そこからリクルートやインテリジェンスなどで、人材紹介事業の拡大が行われ、2000年代前半に企業担当(RA)と転職候補者担当(CA)の分業されるようになり、転職サポートの「大量生産」化が進みました。

現在、人材紹介を「転職エージェント」と呼ぶようになっていますが、その発端は、2006年のリクルートエイブリック社の社名変更による「リクルートエージェント」の社名命名。僕もそのときには子会社で、リクルート・エックス社を「リクルートエグゼクティブエージェント」に社名変更するプロジェクト責任者も務めました。

そしてビズリーチ社の創業、同時期にリクルートHR部門内での広告媒体事業と人材紹介事業の区分け議論などもあり、2010年前後から順次、転職登録者のデータベースを扱うポータルプレイヤーと、実際に人材紹介やヘッドハンティングを行うコンサルティングプレイヤーとが、分業・協業型で、転職・採用支援を行うかたちへと推移します。

その間、若手領域にはIndeedなどのアグリゲーション型媒体の登場・伸長や、AIなどを活用した自動マッチングサービスなどが登場し、HRTechとしてその動静に注目も集まっています。

ざっと、この20年間で起きた人材業界事業分野におけるイノベーションはこのようなもので、その間、人材紹介事業は2000年前後で推計800億円の市場から、2020年の予測値で3500億円へと4倍強にも拡大しています。

おそらく皆さんが思う以上に「若い」業界であるのが人材紹介事業であり、いま当たり前と思われているプロセスのありかたや、業界の呼ばれ方なども、たかが数年〜十数年で出来たものです。

そう考えると、我々もその中で当たり前のことのように行っているサービスや業務プロセスは、なんら固定化されるべきものでもなく、まだまだ、望ましいスタイルへとイノベーションさせていくべきものなのだと、僕は考えています。

当社も10期目を迎え、ここまで色々なチャレンジをしてまいりましたが、次年度2020年度から「次の10年」がスタートすることもあり、社内でダイナミックなイノベーションの検討・準備を進めています。

当社としては何よりも、より良い経営体制、経営チームを構築したい企業各社に、また経営者として幹部として望ましいキャリアを歩み成長、活躍される皆様にとっての、適切なソリューションを複合的にご提供していくことが使命ですので、既成概念、固定観念にとらわれることなく、次の時代の事業・サービスを創出していきたいと思います。

そういった意味で、この下半期中でのイノベーションへのチャレンジが、当社にとっての最重要テーマであると認識しています。
皆さまにも色々とお伺いしたり、トライアルのご相談を申し上げることがあるかと思いますが、なにとぞよろしくお付き合いください。


kazuyuki0329inoue at 23:21|PermalinkComments(0)

2019年11月06日

Wed,November 6:結果はどこで確定されているか。

結果がどこで確定されているかと言えば、それはスタートの時点でだ。
初動で、どの程度の目標・計画を立てているか? その質・量・スピード(納期)設定時点で、トップ人材とアベレージ人材、ボトム人材の差は既に確定されている。
並の目標で得られるものは、並以下の結果でしかない。
貪欲なチャレンジ目標を自らコミットして張れる奴にしか、栄光を手に入れる機会は巡ってこない。

kazuyuki0329inoue at 23:00|PermalinkComments(0)

2019年11月05日

Mon,November 5:約束されないことと、確実なこと。

相応以上の奮闘努力をしたからと言って、必ずしも大成功する・大きな成果が出るとは限らない。
そこそこ程度しか努力していないなら、大成功する・大きな成果が出るということは、絶対にない。

kazuyuki0329inoue at 23:00|PermalinkComments(0)

2019年11月01日

Fri,November 1:経営者JPの世界へようこそ。

「目に見えるものが真実とは限らない。
 何が本当で、何が嘘か。
 ベートーベンは、本当に耳が聞こえなかったのか。
 オズワルドは、ケネディを殺したのか。
 アポロは、月へ行ったのか。
 コンフィデンスマンの世界へようこそ。」

大好きなドラマ、コンフィデンスマンJPでの名セリフ。

ただいま経営者JPの次の10年のMOONSHOTを詰め中。
これまで取り組んできてこと、提供してきたことに変わりはないが、光を当てる側面で、全く異なった当社像が浮かび上がることと思う。

「今皆さんが目にしているものが全てとは限らない。2020年からの経営者JPの世界へようこそ。」



kazuyuki0329inoue at 00:00|PermalinkComments(0)

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