Tue,September 15:経営者感(経営者的なもの〜その視界・感覚・判断の大元のあり方)。Fri,September 18:「検証用の箱」と「中身」問題。

2015年09月16日

Wed,September 16:競争優位の終焉。

変わらないものはない、という真実だけが、変わらない ------。

ポーターを軸とした競争優位の戦略、あるいはブルーオーシャン戦略。
永続する競争優位の獲得を目指し、事業家は自社事業・市場にチャレンジし、経営学者や戦略ファームはその「永久運動型フレームワーク」を発見しようと試みる。

かつてそれが成り立っていて、昨今、それが難しくなっているように見えるのは、なんのことはない、時代のスピードが(主にテクノロジーの進歩に背中を押されて)加速度的に早くなっているからに過ぎない。

昔だって、「永続する競争優位」なんてものは、そもそも存在したことはなかったのだ。
あるのは、スナップショット的に、「いま」獲得できた競争優位。
競争優位は獲得した瞬間から、後ろから追いかけてくるフォロワーの追撃を受ける。
その被侵食スピードが、目に見えないくらい緩慢か、X倍速再生映像のように進むか、その差に過ぎない。(もちろん、そのスピード差は、経営者に与えられる防御策・対応策用時間に反比例するので、大きな問題であることに変わりはないけれども。)


常に現状を問い、仮説を立て、外部に目を向け、リスクをヘッジする以上にチャンス(機会)を獲得しにいく行動習性を組織単位・個人単位で見につけ、継続的変化を自ら促す。

その根底に、厳然と存在しなければならないのが、自社の「使命」なのだ。

自社の「使命は何か」を確定し、その上での「顧客は誰なのか」、「その顧客に提供する価値は何なのか」を明らかにし続けること。

「使命」は普遍。その使命に基づく「顧客」も概ね普遍(ただし、時代・環境の変化で、提供すべき顧客の像や層は変化することはあるかもしれない)。
「その顧客に提供する価値」は、昨今〜今後、時事刻々と変化していくだろう。「本当に顧客が求める価値」に対応し続けられる企業だけが、勝ち残り続けることができる。

あ、ほら、昨日のドラッカーじゃん。

ということです。








kazuyuki0329inoue at 23:30│Comments(0)TrackBack(0)

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