クレイトン・クリステン セン教授、逝去に想う。職種の定義や人材要件が、ガラッと変わりつつある。

2020年01月28日

ベンチャー大型調達ブームの潮目に感じる、「実需が存在する事業」vs「見えない(存在しない?)事業」の境目。

ここ数年、活況に湧いてきたIPOを目指すベンチャー市場ですが、どうやら潮目が大きく変わりつつあるようです。

グローバルではWeWorkの一件があり、またウーバーテクノロジーズの本業黒字化が構造的に見えないなどの問題も相まって、メガベンチャーと祭り上げられてきた企業の中のいくつかが、「そもそもビジネスとして成立していないのではないか」との疑念が持たれ始めています。

日本においてもここ最近で幾つかの注目ベンチャーが、一転売却・統合されたり、投資撤収の噂や、実は事業売上が全く想定計画に満ちていない、などの事実が明らかになっています。

もちろんベンチャーというものは、新たな市場を創出すべく、先行投資によって道を切り拓くチャレンジがあります。ただ、2000年一桁台のベンチャーブーム時、事業計画ペーパーに出資がつき、あえなく倒産していった「注目ベンチャー」群がありましたが、10年後の今回のベンチャーブームについては、人材調達や先行マーケティングのCM実施などが行われている上での、「やっぱり事業が立ち上がらなかった」という結果に至る大型ベンチャーがこれから累々と出てきそうな気配です。

当社は多くのベンチャー企業の幹部人材採用、転職もお手伝いしていますので、もちろん個々のクライアントとの密なコミュニケーションを図りつつ、職業紹介免許業者という公的な立場からは、それぞれの事業、企業のゴーイングコンサーンについてしっかりレビューしていく必要があります。

ある面での客観性が、ここ数年来以上に、これから重要であり、求められる局面に入ると感じます。望ましい情報や評価を、当社なりにしっかり出していけるようにと思います。

一つ、当たり前のことではあるのですが、ビジネスは「実需あってのこと」。その事業には、求める顧客・市場がどれくらい存在しているかについて、冷静に見ていくことが王道であり、正攻法の目利きの仕方であることは、昔も今もこれからも変わりはありません。

kazuyuki0329inoue at 08:00│Comments(0)

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クレイトン・クリステン セン教授、逝去に想う。職種の定義や人材要件が、ガラッと変わりつつある。

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