a44b8688.JPG 今日は英語検定二次面接の面接委員のアルバイト。日曜日の朝九時から出勤。この仕事は結構長いことやっている。しんどい面もあるが、受験者のみなさんの一生懸命さに触れるのは教師としてはいい経験ではある。

 最近英検はTOEICに押されているが、それを跳ね返そうといろいろ進化している。面接はその変化が一番出ている部分だ。TOEICは実力を示す点数が出るのだが、合格か不合格というのはない。また、ヒアリングと文法・リーディングをマークシートで答えるだけなので、総合的コミュニケーション力が測れない部分がある。一方英検は高い受験料を払っても不合格なら、またやり直さなければならないし、関門として一対一の面接が待ち構えている。それだけに合格の喜びというものがある。それに最近は、英語圏の多くの大学で英検2級あたりを留学の語学能力の証明として認めてくれ始めているので、その意味でまた盛り返す気がする。

 英検の最近の面接では、改定前のように渡された文章の中に答えがあるような質疑応答は減って、状況を英語で説明したり、自由に意見を述べさせる問題が増えている。それはそれで、自分の言いたいことを言いさえすれば、そしてそれが正しい英語ならば、合格する確立が高くなったとも言える。文章を渡されてその中に答えがある場合、知らない話題だったり知らない単語があると不利だが、自分の意見を言うのなら、自分で知っている表現だけで責めればよいのだ。

 今日の問題でもそのあたりが現れていた。みんな、与えられた文章からの問題にかなり苦戦していたが、自分の意見をのべる問題ではあーだこーだとべらべらしゃべる人が結構いるのである。そういう時みんな生き生きとしゃべりだすのだが、いかんせん非常にブロークンな英語になってしまっている人も多く、そういう場合涙をのんで落とすしかない。

 今日は3級と2級の面接をしたのだが、3級では下は小学2、3年生らしき子が3人くらいいた。うち一人はものすごくよく出来てぶっちぎりで合格した。児童英語の流行でかなり出来る子も増えているのだ。そのほかはほとんど中学生と高校生だが、かれらの出来はぼちぼちだ。

 2級のほうにはかなりの数のおじさんおばさんがいらっしゃった。そういう自分もおじさんだが、もっと上の50後半から60くらいの人たちがかなり受験しているのである。街の英会話学校などで鍛えていらっしゃるのだろう、皆さん非常に意欲的な感じで、眼差しが本当に燃えているのである。高校生たちよりはるかに生き生きしているのだ。全く頭が下がる思いである。そういう人々を見ていると、語学をやるのに決して歳は関係ないと思う。この人たちの真剣さを中高生にも見習って欲しい。そして自分も見習いたい。

 英検については自分も学生時代に挑戦していた。もう二十数年以上前の話。しかし一級の一次には通ったものの、二次試験の面接で二回落ちた後いろいろあって受験していない。面接のため福岡まで行ったのを覚えている。当時は準一級、準二級とかいう中間の級はまだなかった。だから今持っている最高の級は二級なのである。

 それ以外には、通訳検定の2級を一応持っている。

 写真はまたリージェント・シアターの中。