大王製紙元会長が刑事告訴されそう・・・

大王製紙」の前の会長が、
グループ企業から８０億円を超える金を個人的に借り入れ
使途が明らかにされないまま、
1ヶ月が経とうとしている。
会社側は前会長を刑事告訴する方針を固めたといい、
東京地検特捜部は会社に経理資料の任意提出を求め
捜査を開始したという。

自分の地元の企業であり、
地元は大王製紙と共にあり、また、同級生も多く働いている。
あんな小さな町から上場するような会社が
3社でも出て、未だに本社機能の一部も置いてくれているということは、
若干誇りのようにも感じていた。

ユニチャームと、リンテックはいつの間にか、
日本の会社という感じになったが、
大王製紙は未だ地元の会社という気がしている。
そういう会社の御曹司であり、
社長も経験した人間が、80億以上の金を
担保なしで関連会社から借り入れ、
今日に至っているとは・・・・・

子供の頃を思い出すと、
地元のイベントにはよく分からない家族が、
どこからか現れていた。
べたべたし田舎の子供ではなく、
どこか洗練された、スマートな子供であった。
今思えば、それが今回刑事告訴されようとしている元会長であった。
自分よりも5歳くらい年長であるが、
まさに東京から地元に戻ってきた、
完全に特別扱いされる子供であった。
おそらくきちんとした教育も受け、
東京大学法学部を出ている。

それなのに・・・・なぁ。
こうもコンプライアンスが、欠けているのかと・・・
会社は誰のもの?
という議論はずっと昔からあるが、
本当に自分たち家族のものとしか思わなかった、
思えなかった、家族のなれの果てという感じもする。