February 2010

1機35億円はお買い得?!

航空自衛隊の次期戦闘機(F-X)として採用の方向に決まったと伝えられたロッキード・マーチンF-35ライトニングJSF(統合攻撃戦闘機)ですが、試験機のエンジン、しかも主要構造材の損傷事故が発生したり、ナビゲーションシステムの不具合が発見されるなどして約7ヶ月も飛行試験が中止され実用化がさらに遅れる見込みとなっています。
多数の友好国を巻き込み、多額の資金を費やしているアメリカ政府内もさすがに開発計画の遅れにしびれを切らしたのか、担当者が処分されるとも伝えられています。

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「日の丸」タイフーンに現実味が!?

そんな状況でさらに混沌としてきたのが、日本の航空自衛隊の次期主力戦闘機(F-X)の選定作業です。
大本命だったF-22ラプターは売ってもらえず、F-35をむりやり押し付けられそうになっている状況でしたが先の計画遅延、そして昨今の日本政府とアメリカ政府とのぎくしゃくした関係を好機と捉えたのか、欧州勢が巻き返しをかけてきているという報道が流れました。

なんと、「ユーロファイター・タイフーンを1機35億円で買いませんか?」と、破格のプライスが提示されたのようなのです!!

最近の戦闘機の相場といえば1機100億円は当たり前の話。最新鋭のF-22では1機150億円以上と試算されています。

航空自衛隊の主力であるF-15が1機90〜100億円といわれているので、単純に考えればF-15の1機分でユーロファイターが3機買える算段となります。
たったの35億円なんて、価格破壊なんてレベルじゃありませんよね。 
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このアングルから見ると、まるでSFメカですね。

安いからといって性能が悪いわけではありません。
アフターバーナーなしで超音速クルーズできたり、搭載武装のバリエーションも豊富だったりと、F-22/F-35に勝るとも劣らない性能を保持しています。
ただし、35億円というのはあくまでも『機体価格』であること。それだけ出せばすぐ飛べ、防空任務に就けるという価格ではありません。
身近な事柄に置き換えると中古車の車体価格のようなもので、35万円と表示されていても諸経費がプラスされ、乗り出し価格は50万円になる感じですか・・・。
つまり35億で買えたとしても、追加コンポーネント(整備機材や武装パーツ、コンピュータプログラム、etc.)を用意するための追加費用が必要になるわけです。

こうなると『安物買いの銭失い・・・』的な結果に陥りかねませんよね。
貴重な国民の税金を使うわけですから、政府にはしっかりと検証して雑音に惑わされず自らの政策を貫いてブレずに決定してもらいたいものです。

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Mシリーズ「ユーロファイター」新作は
イタリア&スペイン空軍仕様が登場!


さてここからが本題です。もしかすると日の丸をまとうかもしれないユーロファイター、Mシリーズから新製品のサンプルが到着しました。
ユーロファイターの新作は、イタリア空軍とスペイン空軍仕様の2種類です。
日本ではちょっとなじみの薄い空軍ですが、細かなリサーチが行き届いたMシリーズならではの製品になっています。

搭載武装は両者とも制空仕様を再現した空対空ミサイルが取り付けられています。
先に発売されたイギリス空軍仕様がレーザー誘導爆弾満載だったので、また違ったユーロファイターの姿が楽しめますね。
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#6711               #6788
イタリア空軍 第4航空団    スペイン空軍 第11航空団
 \4,410-(税込)            \4,410-(税込)


イタリア空軍とスペイン空軍の発売はもうちょっと先になりますが、イギリス空軍仕様は発売中です。
日本の空を舞うかもしれない戦闘機なので、お見掛けの際はぜひお手にとってご覧ください!

 

次なるリリースは・・・

レーヴコレクションの次なるリリースアイテムは、『ティレルP34 1977年 日本グランプリ』バージョンです。

1977年最終戦である日本グランプリにおいては、シーズンを通して行われてきた様々なモディファイが山盛りとなっている仕様であり、6輪車としてのラストランでもあります。 
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細かな仕様に拘って作りこみましたので、よーく観察してみてください。


何かトラブルがあったのでしょうか、ピーターソン車は右側のクーリングダクトホースが赤いものに替えられています
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 フロントのゼッケンは、貼り付け位置が異なっています
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大幅に広げられたトレッドのため、フロントタイヤはフロントカウルとサイドポンツーンの両方から大きく突出
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オイルクーラーはフロントカウルに移動済み、その後方には左右に分かれて小さなガーニーフラップが追加されている
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コックピットとエンジン周りはもちろん、サイドポンツーンまでもが一体で成型された大型のカウルは、いかにも重そうな構造ですが、スムーズなデザインは美しさを感じます
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コックピット周りは、76年モデルのような窓付きもトライされましたが、最終的には上部をアクリルに交換したこのタイプに落ち着いたようです シートベルトは「WILLANS」社製を再現
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今週半ば出荷予定です。 もう少々お待ちください・・・

S-3おぼえていますか?

昨年10月、第49回全日本模型ホビーショーで展示したホーガン「Mシリーズ」のS-3バイキングを憶えていらっしゃいますか?

当時は試作原型とカラーリング見本パネルのみのお披露目でしたが、
待望の着色サンプルが完成! いち早く皆さまにご覧になっていただこうと航空便で取り寄せました。

 
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お待たせしました! NFのバイキングが登場です!!

それでは機種のほうから見てみましょう。

まず感心したのが、タンポプリントで再現されたウインドシールド前面のワイパーです。

このスケールだと省略されがちの細かなものですが、そこは流石ホーガン。

旅客機モデルで技術を培ってきた技術を惜しげもなく投入しています。

 

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フラットなガラス面に光沢でワイパーを再現しました!

背面のアンテナ類はすべて別パーツで、ひとつひとつ手で植えてあります。
胴体下面、主翼下面のアンテナもすべて同様の処置がなされており、
アンテナが多数ある対潜哨戒機のイメージをさらに引き立てています。


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ブレードアンテナはすべて別パーツです! 

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アンテナがたくさんある対潜哨戒機らしい下面です


またエンジンは少ないパーツながら分割がうまく考えられており、実感のあるつくりとなっています。

この辺りも旅客機モデルの技が遺憾なく発揮されているなぁと感心しました。


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エンジンポッドは少ないパーツで
実感あるつくりとなっています。
 

装備品は燃料タンクとバディポッド各1本。これでおっ! と思った人もいるでしょう。

そうです! 
S-3なき後、空中給油任務を受け持ったVFA-102スパホのセンターに取り付ければ、なかなか面白い情景が再現できますよね。

これはホーガンへ提案してみたいと考えています。

 

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装備品のバディポッドはスパホに流用したいですね!

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他のNFマーキングも登場の予定なので乞うご期待!

さて、肝心の発売時期ですが、もう少々お待ちください。

もうちょっとの修正で製品版となりますので、桜の終わったあたりには・・・と予想しています。

今回はVS-21の引退記念塗装機でしたが、同部隊のおなじみのカラーリングである「レッドテイル」ももちろん企画しています。

スパホ、プラウラー、バイキングとCVWが揃ってくれば、他の機種も欲しくなりますよね。

きっと「うれしい」報せが届くのを約束しますので、もうちょっとお待ちくださいね! 

 

 

速報! ヘルパウイングス NEWモデル 2010

恒例のドイツ・ニュルンベルグ トイフェアが今年も開催され、
ヘルパのブースでは2010年に発売予定の新モデルの数々が展示されました。

試作品画像は追って紹介することにして、文字情報ばかりで申し訳ないのですが
取り急ぎ新製品の情報をお知らせしいたしましょう。

 
まずは会場で発表となったニューモールドのアイテムからご紹介!
旅客機エアライナー関連モデルでは、787に続く初飛行が控えているボーイングの大型機、
747-8が1:200と1:500の両スケールで登場します。

この型式、多数のメーカーとの競作となりますが、
最後発となったヘルパがどれだけ独自色を打ち出してくるのか・・・が見どころとなるでしょう。

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まさかの全翼爆撃機、
B-2ステルスボマーの登場です!

次にミリタリー関連では1:500スケールでボーイングC-17 グローブマスター靴、
1:200ではSR-71に続くブラックジェットとなるノースロップ・グラマン B-2A スピリッツが登場します。

このB-2の製品化はまさに「サプライズ」で、ブーメラン型の機体形状、究極のステルス性を追求した機体表面など、
ヘルパの技術陣がどのような仕掛けをしてくるのかが大いに気になります。

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アメリカ空軍の主力輸送機、
C-17が1:500で登場します。


ニューモールド以外の新製品で注目なのが、1:200スケールで登場する
F-4EJ ファントム 航空自衛隊 301TFS 戦競塗装機でしょう。

現在は新田原基地に所在する第301飛行隊がまだ百里基地にいた時代に施されたマーキングで、
その塗り分けラインからファンの間からは「新撰組」塗装と呼ばれていたものです。

製品化にあたっては弊社も協力しておりますのでご期待ください! 4990dc21.jpg






初の自衛隊ファントムは、
なつかしのF-4戦競機が登場です!

もちろん、追加の新情報や他メーカーの動向も、追ってアップしようと考えておりますので、その時まで、お待ちくださいませ。

 

 

『幻』の名機、TSR-2登場です!!

2010年も始まったばかりだというのに、真打ち的なモデルが入荷です!

それがコーギー・アビエーションアーカイブス・シリーズの『BAC  TSR-2』です。

このTSR-2、細長い胴体に先端が下を向いた独特のスタイルは、
どこか近未来というかSF映画に登場するメカニックを感じさせてくれます。


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ロングボディに小さくて先端が折れ曲がった主翼・・・。
伝説の機体がダイキャストモデルで登場です。

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このアングルから見るとガニマタに・・・。

もともとはイギリス空軍の「超音速侵攻偵察攻撃機計画」を受け、
ヴュッカーズ社とイングリッシュ・エレクトリック社の合同計画案が採用された開発が始められました。
それから約7年後の1964年9月には初飛行に成功、約半年にわたり様々なテスト飛行を繰り返しています。
ところが、たったの半年強しか経っていない1965年4月に計画は中止、テストフライトもすべてキャンセルとなってしまいました。

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飛行姿勢をイメージするスタンドが付属。
ダブルタイヤで特徴的な主脚は可動します!

中止の背景には試験飛行では良好な性能を示したものの、当時のイギリスでは政権交代が起こっており、
過大な予算を不服とする労働党による「仕分け」されてしまった結果がありました。
が、ご多分に漏れずさまざまな陰謀説もまことしやかに流れたようです。
んん〜ん、どこかで聞いたような話ですね・・・。先ごろ初飛行に成功した航空自衛隊の次期輸送機、C-X(C-2)もそうならなければいいのですが・・・。
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未来的なフォルムの側面形。

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前から見るとなにやら昆虫を思い浮かべます。

「不幸」な生い立ちからか、TSR-2は知る人ぞ知るマイナー機として表舞台に登場することなくイギリス・コスフォード空軍博物館で余生を過ごしていました。

ところが2003年日本で放映された『ストラトスフォー』というSF&キャラ萌えアニメに登場。アニメ系モデルファンを中心に人気が高まっていきます。

その人気を裏付ける事象として2006年にイギリスのAIRFIX社から発売された1:72スケールのキットはアッという間に完売となり、今でもプレミアム価格で取引されていたりします。

そんな人気のTSR-2が生まれ故郷のイギリスの会社であるコーギーから発売になりました。

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排気ノズル周辺もリアルな彫刻が施されています。
下面のコーションデータは精緻なタンポ印刷で再現。


スケールは1:72、素材はダイキャスト合金製です。実機のサイズも大きいこともあり、モデルの迫力もたっぷり。
ズッシリした重量と相俟ってなんともいえない重厚感を醸し出しています。

試作機とはいえアメリカのようにハデハデにすることなく、核爆発の閃光から機体を守る白塗装もスパルタンな雰囲気づくりに一役買っています。

冷戦の真っ最中に誕生、そして消されてしまった『名機』のモデルを手に入れ、もし正式採用されていたら・・・なんて「IF」の世界へ思いを馳せてみるなんていかがでしょう?

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コーギー 「アビエーションアーカイブ」

ブリティッシュエアクラフトコーポレーション
TSR-2
XR219, the only prototype to fly, 1964
商品番号:AA38601
希望小売価格:16,800円(税込)
全国の模型店、ホビーショップなどで好評発売中です!

 

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