マンガでメシを食っていく

NPO法人NEWVERY クリエイティブ事業部 MANZEMI事業室長の日記。

■4ヵ月でマンガを仕事にする
MANZEMI作画プロフェッショナルコース http://www.man-pro.jp/

 インターンのHくんが就活を終えた。当初希望していた業界ではない企業に内々定をもらったそうだ。

「意外なところに就職決めたね」と私。すると「その業界がどうこうというよりも、その会社が会う人会う人とても魅力的だったからです。」とHくん。

「なんで最初希望してた業界はやめたの?」「会った人 の中でこの人になりたいという人がひとりもいなかったからです……。みんなどこか斜に構えていて……。」

これを聞いて、嗚呼……と思わず私も苦笑してしまう。

たぶん人生で初めてのような、幼いころに行っていたかもしれないような広島。

空港→タクシー→ 打ち合わせ先→タクシー→空港

と いう悲しい流れでした。
そもそも仕事であり、観光ではないのでそりゃそうだろうという感じではあります。

打ち合わせは濃い内容だったので良かったですが。 

お願いしていた作画3期用の「テキスト(?)」のデキが私の想定よりも遥かに上で、興奮のあまり他のスタッフに見せびらかしてしまいました。 

なって参りました。

事務所では窓開けていると 、涼しい風が入ってくるので幾分ラクですが。

昨年、作画プロフェッショナルコース1期(5月~10月)の際には、会場が古い建物だったこともあり空調が故障気味でそういえば暑い中でやってたなあと 思い出しました。また狙ったかのように、開講していた火曜日に雨の日が多かったです……。

今年は会場が異なり、空調周りは問題ない……はずです。

 

マンガの教育に関わっていると必ず聞く言葉です。
私はこれを単に教員が手を抜きたいときに使う言い訳だと解釈しています。

そんなことを言ったら、「仕事に正解はない」「人生に正解はない」となるのですから、教育に関わる者としては(特に提供側としては)意味のない言葉です。 

2be646_45affa8f61fd48dcb62bc96f56bc9ee8

上記はMANZEMIの背景講座第1期生の神宮ハヤトさん……の娘さんが8歳のときに描いた絵です。
ちゃんと学べば、8歳でもこれくらいは描けますよということで告知に使わせていただいています。

この絵を出すときにたぶん言われるだろうなぁと思ったのが、

「8歳らしくない」
「子供らしくない」

しかし、ここで問題なのは、その「らしくない」は一体、誰にとってなのか? です。
誰にとって、この絵は「8歳らしくない」のでしょうか。

たぶん、大人にとって です。
大人にとって、大人から見れば、この絵は「8歳らしくない」のです。

大人が喜ぶ子供らしい絵ではないのでしょう。 

http://www.man-pro.jp/

昨年6月から開始したMANZEMI作画プロフェッショナルコースですが、おかげさまで第3期を開講することになりました。募集しておりますが、ギリギリですと申し込みが間に合わない可能性もございます。ご検討中の方はお早めにお問い合わせください。

3期では、1期・2期を経て新しい取り組みを導入予定です。できれば1期生・2期生にもこの仕組みを提供できればと思い、講師の先生と調整中です。

じつは私としては、MANZEMIの短期講座が始まった数年前から構想していたものですので、ようやく1歩実現という形になります。(なぜ実現しなかったと申しますと、私では作れないからです)

もったいぶってる割には、ごくごく普通の、既存の、ありふれた仕組みですが。

MANZEMIの講座自体も、特別なことはしていません。レッドオーシャンやらブルーオーシャンやらそんな言葉がありますが、間違いなくレッドオーシャン寄りです。

以前は、MANZEMI開講にあたり、プレスリリースなどをメディアに出していましたが、最近は辞めました。ニュース価値のある、変わったことをしていないからです。ラーメン店がおいしいラーメンを追求するくらい普通のことしかしていません。

ただ、漫画関係の教育は、案外、普通のことがまだまだ不十分だと思っています。われわれの取り組みも含めてまだまだ進歩の余地があります。

次にニュースになるとしたら、受講生が結果を出してきたらでしょう。そういったニュースは出てほしいなぁと思いますので、スタッフとしてがんばって参ります。ただいきなり受講生の結果が出始めるということはなく、数年掛かりだろうなあと覚悟していますが……。

理由は単純で、漫画家が一朝一夕で育つのなら誰も苦労はしていないからです。なが~い時間が必要です。まちがいなく。デビューまでは時間が(原稿本数という意味で)才気のある方なら、そこまで要らないかもしれません。しかし、1人前の連載作家になるには、短期間の積み上げでは難しいでしょう。



なんで私はこんなことをやっているのかというの理由ですが、食べていくためという以外に、おそらくこうだろうなあという心当たりがあります。自分の好きな作品やらを考えても、だろうなという理由です。

http://www.man-pro.jp/

当初予定していた15名から、応募多数につき枠を増やし27名にしましたが、そちらも含め満員となりました。ありがとうございました。
 

「 こんなことを勉強してなんになるの!? 将来使わないでしょこんな内容」
と申しますが、少なくともそこで鍛えた思考力は一生使いますよ……。 

という話を先日、20歳前後の方としました。

少し落ち着いてまいりましたのでブログを再開したいと思います。

MANZEMI作画プロフェッショナルコースの東京2期が始まりました。
おかげさまで受講生は1期の17名から増え、21名の方にお申込みいただきました。ありがとうございます。

お申込みいただいた方に、この講座を選んだ直感が正しかったのだと思ってもらえるように4か月間、講師・スタッフ一同がんばります。


ありがたいことに「地方でもやっていないのですか?」「やる予定はありませんか?」という問いあわせを複数頂きましたが、4ヵ月以上の中長期型のコースは今のところ予定していません。

MANZEMIは旧来の教室型の講義にこだわっています。
(超のつくほどの、ぜいたくをいえばキャンパスが欲しいくらいです。それと図書館。この2つがあれば最高です)

オンライン型の講座も検討はしましたが、一旦保留としました。
理由(の1つ)は単純に言えば、「オンラインで勉強できる人は最初から勉強できる人だから」です。


先日10/20・1回目の講義がありました。
担当者がいうと手前味噌ですが、とても良い雰囲気だと思いました。

なんでしょうね。こう、活発とか、受講生がやる気に満ち溢れてるとか
そういうのではなくて(やる気がないという意味ではないです)、
初回講義ということもあり、講師・受講生・スタッフみな、心地よさすら感じる緊張感がありました。

(私は講義というのは、時に殺気さえあってもいいと思っています)

365日この密度でやれたら(今は残念ながらやれませんが)、かなり高度な人材が輩出できるのでは……?

↑このページのトップヘ