2017年01月06日

より原画に忠実に刺しゅうするには。

さて、前回のつづき。

ライブ刺しゅうにおいて、
いかに原画に近づけるにはどうしたらいいか、というお話でした。

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答えはじつに簡単で、
それは
絵、全体をひとつにとらえるのではなく、
絵を一針一針の積み重ねととらえる、ということです。

わたしは下描きをしないので、
一針刺したら次の一針はどこに刺すか、ということを
集中して刺しゅうしています。
なので、昔取材に来て下さったかたに
「アコさんの目は絵と布のあいだをすごく行き来していますね」と
言われたことがあります。
そのときのわたしの答えが
「絵を何度も見て、絵の残像を生地に移している、というか…」
というようなことを言っていました。


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著書本「井上アコのらくがき刺しゅう」←click!!では、
生地に下描きをしてそれから刺しましょう、と書いています。

まずは本に沿って基本を押さえてください。

そしてしばらく楽しんでいると、
自分でも実験してみたとおり、←click!!
あれ???なんかちがう!!ということが起こる場合もあります。笑

自分なりにやってみて、さらに
もっと近づけたい!
もっと喜んでもらいたい、びっくりさせたい〜と思ったとき
この、絵を一針一針の積み重ねと思ってやってみてください。

わたしはライブ刺しゅうをするとき、
ひとつの同じ絵でも
わりと素直な直線ならば、大きめの針目で、
しかし、細かいくねくねの線を刺しゅうするときは
かなりちっちゃなミリ単位の針目で刺しています。

この針目を一定にしないというのも
らくがき刺しゅうをリアルに刺すコツです。
アナログな感じがたまりません〜


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今回の秋野不矩さんの鶏、
脚の爪の角度など、
ちょっとでも違えばまったく違う雰囲気になります。

目の玉の場所もしかり。
(画像をクリックすると大きくできるので
見てみてね!)

わたしは自分のことを「針目フェチ」と言っていますが、
とにかく刺しゅうの針目の一針一針が大好き。
うまく刺しゅうしようとしてない、いや、できないひとの
針目がかわいいと感じてしまいます。

刺しゅうのワークショップでは
とにかくみなさんそれぞれの好きな針目の大きさを知って
それを刺していると、
一針一針刺すたび、「かわい〜〜♡」となって、
いちいちいちいち刺しゅうが楽しくなりますよ!と
超〜〜マニアックなアドバイスをよくしております。

いやあ、そのことと、ライブ刺しゅうの極意(笑)が、
つながってるとは10年以上やってましたが
知りませんでした。笑

一針一針の針の進み具合をたいせつにしているので
結果、どんなタイプの絵もこなせたわけです。

下描きはあくまでもガイド。
そのうえで
原画をよく見ながら刺すとより近づけると思います。

基本は著書本で。
そして、さらに追求したいときは、
ぜひこの方法をやってみてください。

あ、あと、下描きをしないで
刺しゅうしてみるときは!!
「木を見て森を見ず」になりがちなので、
全体を感じながら一針一針。
たまに引いてバランスなど見ることをオススメしまっす!!

がんばってやってみてください〜。

刺しゅうしたのがだれかの絵だったら、
そのひとにサプライズでプレゼントするもよし。
きっときっとびっくりうれしい!に
なるはずです。

と、みなさんに丸投げしたとこで、笑
読んでくださってありがとうございました♪




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