2018年01月16日

『うつから帰って参りました』筆力が素晴らしい

■『うつから帰って参りました』一色伸幸
著者は著名な脚本家。
代表作が
『病院へ行こう』
『僕らはみんな生きている』
『木村家の人びと』
『私をスキーに連れてって』
『七人のおたく』
などの様々な映画、
アニメ『宇宙船サジタリウス』
そして、阪神淡路大震災&東日本大震災をテーマにした
『LIVE!LOVE!SING! 生きて愛して歌うこと 劇場版』
など。
個人的にはこの『LIVE〜』を手がけていたことを知って気持ちが上がった。

さて、バブル期に脚本家として大成功した影で、
薬物中毒といえるレベルでハルシオンなどの依存度の高い薬を
闇ルートで購入して大量摂取していたとの記述や、
いざ「うつ」が表面化してから2年間仕事を離れたとか、
リハビリで毎月パリに行ってみたりしていたとか、
いちいちスケールが大きいというか、バブリーというか。
この辺は読む人によって毀誉褒貶分かれるようで、
Amazonのブックレビューでも取り上げられている。
特に今は回復して著作とダイビングで楽しんでいるようなので、
そこへの妬みもあったりするんだろうなあ。

しかしとりあえず、
本としての読ませる力が非常に高く、
さすが実力のある脚本家だと舌を巻く。
巻を措く能わず、という表現がぴったりで、2時間一気に読了まで。
本当に面白い、というか、読ませる。
先のページを早くめくりたくなる。

この著者が手掛けた作品をもっと見てみたくなった。
内容は山谷激しいものだけど、
図書館で借りていたのに買って手元に置いておく価値がある気がする。
買っちゃおうかなあ。といいつつ買ってしまった。
こういうときに、
Amazonマーケットプレイスって、
恐ろしいくらいに便利なんだよな・・・。
そりゃブックオフが斜陽になるわけだよ。


  
Posted by keentf at 21:24Comments(0)読書感想 | うつうつうつつ

2018年01月15日

歯の定期検診

半年に一度の歯の定期検診、クリーニングに。
前回は8月で治療が必要だったけど、
今回は歯石取りとクリーニングだけで終了。
半年ごとに2、000円くらいの出費をどう捉えるかだけど、
歯は大事だし、必要経費かと。

きれいに磨かれていると褒められた。
おそらくは、音波電動歯ブラシを使っているおかげだろう。

行っている歯医者さんは予約制で、
挨拶対応もすこぶる気持ちいい。
歯科医って競争激しそうだから、
ホスピタリティを上げるか、インプラントとかの自由診療に行くか
そうしたあたり、大変なんだろうなぁ。


  
Posted by keentf at 22:30Comments(0)その他雑記 

2018年01月14日

『すりへらない心をつくるシンプルな習慣』なかなかどうして

■『すりへらない心をつくるシンプルな習慣』心屋仁之助
手を変え品を変えメンタルセラピー本を出している著者。
名前の文字列は記憶していたけども、手を出したのは初めてか。

思っていたよりも当たり障りなくない。
こっちが受け入れ体制にあるからかもしれないけど
やってみようと思うことがいくつか
「『ま、いっか』で執着を終着させる」ということ。
嫌なこと、悲しいことなど、いろいろあるけど
「ま、いっか」で片付けることで心を健康に。
この本に限定しなくていいけど、著者の本を一冊は手にとってみてもいいかな。


  
Posted by keentf at 17:29Comments(0)読書感想 | うつうつうつつ

『こんなツレでゴメンナサイ』ツレうつさんのエッセイ

■『こんなツレでゴメンナサイ』望月昭
『ツレがうつになりまして。』のツレさんのエッセイ。
帯にある
“スーパーサラリーマンが、ある日突然うつに。”
というのは内容を読むとかなり違うのだけど
(本人の生き方を見るかぎりスーパーサラリーマンとはちょっと違う)
彼の「うつ」のときの前後の話が興味深い。というか、親近感がわく。
奥さん(=細川貂々)との出会いから結婚までの流れが
なかなか珍しいというか、面白いというか。
奥さんの才能を確信していて
(まだ美大生同士なのに)
ずっとその後押しをしているさまは、微笑ましい。

エッセイなので2時間もあれば読了できるけども
再読したくなるような「ほっこりさ」があって、
本棚に置いておこうという気になる。


  
Posted by keentf at 17:16Comments(0)読書感想 | うつうつうつつ

2018年01月13日

『SONGS』一青窈特集 音楽っていいな

『SONGS』一青窈特集
『もらい泣き』
『ジュリアン』(プリンセス・プリンセスのカバー)
『ハナミズキ』
歌唱力に圧巻された。
岸谷香とのトークも面白かった。
NHK、こういう番組あるからやっぱり侮れない。

音楽っていいなあ。
ライブっていいなあ。
15年前くらい、ひろさんのライブとPRIDEとで
いろいろライブに行っていたのを思い出す。
あの頃の幸福感、贅沢感は今にして思えば貴重すぎる。  

2018年01月12日

高橋ひろさんのこと:189 ベスト・コレクションからもうじき8年

グーグルのニュースアラートで
「高橋ひろ」というワードを登録しているのだけど、
ブログなどの最新記事はあんまりヒットしない。
そんななか、今日は『ベスト・コレクション』のヤフオクネタ。

もう8年か。
発売当時に収録曲についてコメントしたなあ。
懐かしい。あの頃はまだ30代だったよ。

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Posted by keentf at 21:00Comments(2)高橋ひろさんのこと 

門司港徒労

門司港まで『見どころ学べる!目で見る刀の教科書展』へ。
バス〜電車(特急含む)で片道2時間弱。
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まずは昼食をと近所を見て、おでん屋に特攻。寒かったし。
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安くて美味しかった。
久しぶりにおでんのスジやじゃがいもを食べた。
コンビニで買ってこないと作らないもんなー。

さて、本題の刀剣展に向かう13:30。
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と・・・すごい行列。
チケットを買うと、820番という。いま500番まで入場と。
しょうがないのでとりあえず近所の無料施設を見て暇つぶし。
門司港レトロ地区と言っても・・・大したもんはない。
門司の歴史資料館のようなところを覗いて、
近くのホテルのロビーで休憩。いい雰囲気。
時間が過ぎないので読書。『人間の分際』再読。考えさせられる。

2時間経過して15:30に再度展示を見に行くが、いまだ600番までの入場。
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この2時間で100番しか進んでない・・・。絶望的。
受付でチケットを払い戻ししてもらう。
断られるかと思いきやアッサリ。ありがたい。
しかし同様の例があるんだろうなあ。

結局何しに来たのだかわからないまま帰途。
電車に乗りに来たような感じ。
寒い中、小旅行をしたといえば、そういうことになるのだろう。  
Posted by keentf at 18:58Comments(0)その他雑記 

2018年01月07日

『人間にとって成熟とは何か』

■『人間にとって成熟とは何か』曽野綾子
病気になって以来、救いを求めて
自己啓発系やらエッセイ集やらを読むようになった。
(まだ宗教には入ってないけど)
曽野綾子はクリスチャンで、
以前日本財団のトップだったりしている人だけど、
宗教や肩書関係なく、いくつか感じるところがあった。

もっとも、一番気になったのは、P.104の一節。
「人は自分の病気を語るのが好きだ。病気は、誰にとっても『私小説』なのだ。『私小説』というものは、たいていの人に書ける。」
そうだよねえ、と苦笑しながら頷いてしまった。
その他
「沈黙と会話と使い分ける」とか、
「おもしろさは困難の中にある」とか。
心に刺さる言葉いくつか。
でも、こういう本に救いを探している時点で、
昔の自分なら笑うだろうなあ。これも人生。





  
Posted by keentf at 20:48Comments(0)読書感想 

2018年01月05日

確定申告なし

去年は入院したこともあって、医療費が40万円くらいかかった。
さぁ10万円を超えたから確定申告だと勇んでいたのだけど、
生命保険などで還付された分は除外して、10万円以上なのね・・・。

生命保険で黒字になった自分には縁遠いことなんだと、いまさら知った。
まぁ、セコい話ではあるんだけども。  
Posted by keentf at 19:00Comments(2)その他雑記 

『インテリジェンス 武器なき戦争』褒め合いの対談本

■『インテリジェンス 武器なき戦争』手嶋龍一/佐藤優
諜報の世界について、元NHK記者と外務省OBとが語る本。
それなりに面白いんだけども、
お互いがお互いを褒め殺しているのが
何とも言えない気持ちになる。

もう10年も前の作品なので、
9/11の話は出るが、3/11の話は出ない、当然ながら。


  
Posted by keentf at 18:43Comments(0)読書感想 

2018年01月03日

たけしと洋七

土曜スペシャル たけしが行く!わがままオヤジ旅2〜秋の日光&宇都宮!爆笑珍道中
東京では『アウトレイジ最終章』の煽り番組として放送された模様。
福岡では新年番組として。

島田洋七がたけしにまったく卑屈になることなく接している様に感動。
常日頃2人が戦友、漫才ブームを過ごした仲間として接しているのは知っていたが、
映像としてみるとひとしお。
卑屈になってはいけないなあ・・・。
我が身を省みて思う。
今年はリハビリだけども、卑屈にならずに生きよう。  

TVドラマ『都庁爆破』ツッコミまくって面白かった

TVドラマ『都庁爆破』
観ているときはいろいろアラが目立つ脚本構成だなあ、くらいだったのだが、
観終わってからネットを見て納得。
新春ドラマスペシャルといいつつ、
実はクリスマスイブ放送だったらしいこの番組。
『シン・ゴジラ』が切り捨てた要素を全て盛り込んだら贅肉だらけだったとか、
パスコードをPASSCORD(正しくはPASSCODE)と間違えていたり、
様々なところが話題になっていた。
ネットで笑うところまでをパックにして、面白かった。
単体だったら時間の無駄扱いだが。

しかし吉川晃司はかっこよかったなあ。
ゲストキャラとして出すには本当に未だ色褪せず。  

2018年01月01日

2018元旦。友人との飲みからスタート

本年も宜しくお願い致します。

元旦は博多駅阪急とAMUの初売りを覗いて、
17:30に大学時代の友人たち3人と博多駅筑紫口で合流。
23:00まで飲み、話し続ける時間。
もう出会って25年だが、変わらない関係性というのがなんとも心地よい。
この連中と3年前に山陰旅行したのが懐かしい。
子供が居る2人はあと5年くらいで子供も手が離れるだろうから、
そうしたらまた旅行など行きたいものだ。

23:00過ぎて北九州に帰る友人たちを見送り、タクシーで帰途へ。
久しぶりにこんな時間まで外に居たよ。  
Posted by keentf at 23:30Comments(2)その他雑記 

2017年12月31日

2017年総括

2017年総括。

とにかく今年は病気で一休みした1年だった。
長い人生、こういう年もあると思うことにしよう。

■ベスト映画
思い当たるものなし。
去年の
『この世界の片隅に』
『シン・ゴジラ』

のような当たり年はそうそうないということ。

■ベスト書籍
『うつヌケ』田中圭一
『ツレがうつになりまして。』細川貂々
病気の影響だけども。
その他では『蜜蜂と遠雷』恩田陸
『獄中記』佐藤優

■ベスト楽曲
該当なし。ここでSKE48の楽曲を紹介したいなあ。

−−−−−−−−−−
■1月
年始は東京で迎えたんだな。忘れてたよ。
せっせと那珂川清流というスーパー銭湯に通った記憶。

■2月
母親がガンの手術をした。術後は良好。
社長からよく本を借りて読んだようだ。
『幻庵』とか『あきない世傳 金と銀』とか。
柔術を再開したのだが、8月に休止した。

■3月
京都旅行。2泊3日で堪能。
1日目2日目3日目
携帯電話をauからUQmobileに乗り換えた
料金が半分くらいになった。今のところ良好。

■4月
石垣島に行った

■5月
珈琲屋巡りしたり、『俺のフレンチ』行ったり。

■6月
このころから病気でダウンした。
そんな中で福岡市動物園行った

■7月
病気の本を読み漁ってた、救いを求めて。

■8月
体調悪いのに京都〜名古屋旅行

■9月
DVDで名作を観てた。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とか
『レ・ミゼラブル』とか
『ショーシャンクの空に』
プロ修斗大会のお手伝いをした、もう何年か連続だな。

■10月
体調更に悪化して、入院に至る。

■11月
ずっと病室に居た。
読書したりDVD観たりだが、完全に休養だった。

■12月
退院して、リハビリで図書館に通う日々。
一進一退というところか。
大晦日はRIZIN観てるけど、
ホントPRIDE時代から、
時が流れたなあとしみじみ。



来年は体調を戻して、生き方を変えたい。
みなさま良いお年を。  
Posted by keentf at 22:44Comments(0)その他雑記 

2017年12月30日

年末の外食

年末はマッタリ。
12/29ランチを徒歩15分のフレンチ「LE COLVERT (ル コルヴェール)」で。
12/30夕食を徒歩10分の焼鳥屋「風林火山 7号店」で。
どちらもコスパよくて美味しい、近所のいいお店たち。

大晦日は雨らしいから家にこもってるかな。  
Posted by keentf at 22:19Comments(0)その他雑記 

2017年12月28日

『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』強まるディズニー色による中和

■『スター・ウォーズ 最後のジェダイ』
面白かった。
実質2時間半、予告編含めた拘束時間3時間と1,500円の価値はあった。
素直にハリウッド映画って凄いな〜と思いながら観ることができた。

それ以上に、ディズニーって凄いな〜と。
白人黒人女性アジア人まんべんなく登場させて
不平等のない世界を見せましたよ、と。
主要登場人物に中国人ルックスが出てきたというのは、
『グレートウォール』でも感じた中国市場狙いなんだろうな。

まぁ、なんだかんだ言って、
スター・ウォーズシリーズの
あのオープニングテーマとあらすじムービーで始まると、
世界観に浸れるものだな。
あと簡単にボスレベルキャラが死んだりするのも、
やれ帝国が傾いたり共和国が乗っ取られたりという
これまでの国家観の軽さを思い出す程度。
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2017年12月27日

図書館で読書

午前中から図書館へ。
読んだ本だけ列挙
『うつを見つめる言葉』曽野綾子
『救急精神病棟』野村進
『精神科ER 緊急救命室』備瀬哲弘
『精神科医はいらない』下田治美
『誰もが抱えるこころの病理13』別冊宝島編集部編
『精神科医が狂気をつくる』岩波明
『僕のうつうつ生活 疲れた心の休ませ方』上野玲

総合図書館はももちにあるのだが、バスで一本。
片道1時間掛かるけども、蔵書を考えると行く価値がある。
きちんと読む価値があったのは一部だけど。







  
Posted by keentf at 20:37Comments(0)読書感想 | うつうつうつつ

2017年12月23日

炉ばた雷橋で語らう

17時から、高校の時の師匠と食事会。
なんだかんだで高校卒業から25年、年2回会っている。
師匠といっても歳は4つしか違わないので、
お互いに迫りくる老いをどう感じるかの話をしたり、
近況披露し合ったり。
場所は炉ばた雷橋というカウンター12席だけのお店。
非常に雰囲気良く、美味。

献本ということで『獄中記』佐藤優著を持参したが、
その前作的な本である『国家の罠』を未読と聞き、
ジュンク堂書店へ。まだ19時。
『国家の罠』と、ちょうど近くにあった『カウントダウン・メルトダウン』上下_船橋洋一を
買い、持って帰ってもらう。

天神から歩いて帰宅。60分くらい。
病院では毎日2時間以上廊下を歩いていたので、
これくらいは時間が許せばまったく苦にならなくなった。



獄中記 (岩波現代文庫)
佐藤 優
岩波書店
2009-04-16





  
Posted by keentf at 21:05Comments(0)その他雑記 | 読書感想

2017年12月21日

『精神科医がうつ病になった』古めだが良書な小説調

■『精神科医がうつ病になった』泉基樹
昨日図書館で借りてきて、
今日の午前中に一読読了して、
良い本だなと思って夕方に再読した。
1時間あれば読めるのだけど、内容は重い。
個人的には自分の症状に近いものを感じられて
好転に向かいたい思いに寄り添ってくれた。

親友との出会い、その死、親友の彼女との交流、
自分の彼女との出会い、交流、
同僚の精神科医たちの姿。
自分の入院していた時の風景を思い出したりして、
初心(でもないか)に帰ることができた。
退院してまだ2週間経ってないけど、調子に乗ってムリしないように。

でも、焦ってしまうんだよなあ。
焦ってもしょうがないとわかっていても。


  
Posted by keentf at 19:01Comments(1)読書感想 | うつうつうつつ

2017年12月20日

映画『風立ちぬ』個人的には好き

■映画『風立ちぬ』
宮駿の引退作と銘打った本作、映画館では鑑賞しなかったが、
入院で時間ができたのでDVD。

主人公の声を庵野秀明が当てているのだが、見事に素人。
しかしその素人感が、主人公の透明感や天才感、世間擦れの無さを表現していて、
個人的にはそんなに違和感を持たなかった。
むしろ、本職はこういう演技をできないだろうから、アリなのでは?とすら。

飛行機の飛ぶ描写、青い空、この辺はもうさすがスタジオジブリ。
流麗で、本物より本物らしく感じさせる。


一部で物議をかもしたタバコ描写だが、
戦前ならこれくらい当たり前だろうという気が。
戦前どころか、昭和なら当然というレベルで、違和感なし。
美味そうに吸うなあ、という教育的問題はあるかもしれないが、
それを含めて褒めるしかない。

風立ちぬ [DVD]
ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
2014-06-18