ただでさえライントラブルを前提としたベイトフィネスゲームは、操作性の難易度やキャストできるウェイトなどの制限により必要性を否定するアングラーも少なくはない。
特にウェイトがある程度無ければ飛距離が出せず釣りにならないという現実もある。

そこで今回は、離島遠征にヤマガのAcroba(アクロバ)65LF Exact Barrage(エグザクト バラージ)を持ち込んで検証してみた。
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アクロバはバスロッドではあるが、エグザクトバラージについては非常に繊細な釣りにコンセプトを持たせてある為、個人的にはソルトウォーターベイトフィネスに使用できるレベルとして位置付けしている。
このモデルだけに搭載されたRVTGガイドがリールから出てくるラインの角度を緩和し、トルザイトリングの性能も加わってより軽いルアーをキャストし易いように設計されているのも理由として大きい。
だから少し前にボートアジングで使用したのもこのモデルだ。
ボートメバリング等で橋脚や岸壁の際を攻める際に、繊細なティップによる食い込みの良さとファーストテーパーのベリーの強さがストラクチャーに逃げ込もうとするメバルの突進も余裕で食い止めてくれるので自分的にはこっちの釣りに向いていると思う部分もある。
そこで、離島の波止からメバルやアジを狙うとしてどのように使うとベイトキャスティングの特性が生かされるか‥という課題になったのだが‥。
概ねの予想というか個人的な使い方の案として、やはり足場の高さや風による影響とライン自体の比重を考えてフロロラインを巻く事にしてみた。
PEでは風の影響でラインが岸壁に擦れたり、バックラッシュの解消に手間取る恐れがある事、水深のあるエリアでの釣りを考慮してスプリットショットをメインに使うとなると十分にウェイトが取れる事を想定したからだ。
訪れた釣り場は立ち位置から海面まで約6m、そして水深が約15m程と水深もさることながら海面までも遠い。
また海流も早く、着底までにはかなり流されるなどスピニングではラインを送りながら着底するまでスプールからラインを引き出しながら糸ふけを見るようにするしか他ならない為、その間のアタリをどうしても取りにくくなる。
そしてもし分かっても即座にフッキングするにはスプールを押さえてラインを止めてやらなければならず、ラインをスプールから引っ張り出しているタイミング次第では間に合わない事も多い。
しかしベイトなら潮に乗せて微妙にテンションを張りながらラインを送り込む事が出来、それゆえにアタリも取りやすくサミングによる即座のフッキングも可能になる。
それに加え、バーチカルに近いライトリグゲームの展開でもこの機能はスピニングのそれを凌ぐと言える。
ベイトリールの様にラインが引っ張られスプールが回転してラインを放出する仕組みでは、余計な糸ふけが出ない上にクラッチのON、OFFにより常にその状態のままレンジを変えて探れる強みがある。
フォール中のアタリも非常に分かり易いのだ。
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使用したリールはダイワのT3-SV(8.1:1)。
理由としては海水にも対応しているモデルの中で最も軽いルアーがキャストできるリールだからという事。
そして8.1:1というギヤ比は手返しは勿論の事、バイトと同時に少しでも魚をストラクチャーから引き離す為に必要な機能として無くてはならないモノとして考えるからだ。
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で、こちらの画像はおまけ。
もう30年以上使っているケトルと25年使い続けているシングルバーナー。
あらゆるフィールドに連れて行った僕の相棒で、これからもまだまだ現役のパートナーだ♪