昨今のライトゲームの進化は目を見張るものがある。
その中でウルトラフィネスからパワーフィネスと呼ばれる比較的大きな対象魚をフィネスで捕るというカテゴリーにまで様々に分かれ、それ相応の道具が世に送り出されている。
そうなると、タックルにより使用できるルアーウェイトやラインキャパが変わり、PEラインを使うケースも増えてくる。
そこで、一つ自分がよく使う方法として、PEラインコート(ラインメンテ)の特性を利用したトラブル解消法を挙げておこうと思う。
これは意外と知られていないようなのだ‥。

ボナンザ ラインメンテZ50

そもそも、PEラインは細く強く編み込みが多い物ほど高価であり、釣りにおいて細く強い事がどれほど重要かは釣りをする者であれば誰でも理解していると思う。
それ故に高価なラインを巻き、大切に使いたいと思うであろう。
しかし、PEラインの新品時のコーティングは使うにつれ剥がれ、張りが無くなってくる。
そうなるとトラブルが起きやすく、最悪は毛羽立ってしまったり切れる要因になる事もある。
新品時のこれを維持する事に加えて滑りを良くして様々なトラブルを軽減させることがPEコート(ラインメンテ)の役割であり、特性とも言えるのだが‥実はトラブルが起きた後でも効果を発揮する事が有るのをご存じだろうか。

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風の強い日にうっかりスラッグを取らずに巻き取った後、キャストしたら放出したラインにコブが出来た時、または高価なラインを大切に長い間使用した為にちょっとしたラインスラッグからコブが出来るようになってしまったりした時に使えるかなりの優れものだったりする。
コブが引っ張られて締め付けられていない初期症状の状態なら、この部分に少し多めにボナンザのPEコート(ラインメンテ)を吹いてゆっくり引っ張るとかなり高確率で綺麗に元通りになる。
この時に吹き付ける量はヒタヒタになる位しっかり湿らせる事。
滑りが良くなりほどけやすくなるというのがその理由だが、これでラインの高切れを防げるのであれば安いものだと自分は思う。
ただ、あまりにもコブになった部分が複雑な場合は無理をせずに少しほどいてから施工しなければならないという事も場合によってはあるので、そこは感覚で覚えていくしかないが‥それでもこういう使い方は凄く便利ではないだろうか。

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常日頃からPEコート(ラインメンテ)で手入れをしていれば驚くほど長持ちする事も当然ではあるのだが、是非とも試して頂きたい応急処置の一例だ。