メタルジグの用途の付いて誤解されやすい点が一つある。
それは光物のルアーに属される点が陽の上がった明るい時間帯、いわゆる朝マズメから夕マズメの間の使用が基本と思われがちだという事。

市販の物でも殆どのカラーがシルバーやゴールドのテープ、又はホログラムのテープをベースに塗装を施した物である。
実際にオフショアやショア等で青物を狙う時に多用されるルアーである為、日光の乱反射を有する形やカラーリングに仕上げらえた訳だが‥ナイトゲームがメインとなるメバルやアジにおいては明かりが少ない時間なので逆効果と思っているアングラーも多い。
しかし、メタルジグに限らずナイトゲームで使うルアーには全くのクリアの物や派手に光を反射するルアーの方が少ない事。

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(過去にボートアジングのメタルジグゲームで釣ったアジ)

必要なのはシルエットだったり動き方だったり、はたまた波動であったりと条件は他に有る事が推測できる。
そうなれば夜のメタルジグゲームも同様に暗闇でも確立するのが理解できるはず。
一年を通してライトゲームでよくメタルジグを使うのだが、風の吹いた今回の釣行でも当然の様に投入。

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(画像は同行者の物の為、僕の使うジグとは別物だがそれでも効果は抜群)

奥のブレイクに回遊するアジをメタルジグで狙った所、結果は予想通りの展開となった。
4人でワンキャストワンヒットのお祭り状態。
敢えて自分のタックルは妥協の無い遠投性能を求め[ブルーカレント 91/TZ]、これに[ルビアス2506H(ハイギア)]を合わせ、[PE0.4号にリーダー1.2号]というメバルを意識した少しリーダーが太めの設定。
ハイギアを使う理由はPEラインの弱点であるキャスト後のスラッグを即座に巻き取りテンションを張る‥要するにアタリを逃す隙を少なくする事と、やはりメバルなどの根魚を一気に止めて浮かせる為の対策とするところにある。

食いの状況によってレンジを変えたり動かし方を変えるのは勿論だが、飛距離においても比重が有り申し分ないメタルジグは使い方次第でモンスタールアーに化けるのだ。
風にも強くボトムも取りやすいのだから元々優れた面も非常に多い。
この利点を状況によって応用しない理由など無いのだ。
暗闇のメタルジグゲームはグロー系の物やケイムラ系が非常に効果が有るのは勿論、敢えてマットカラー等で試してみると見切られたアジに口を使わせることも出来たりする。
特にナイトゲームでのグローカラーのメタルジグはかなり面白い。

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メインで使用する重さはだいたい3g~7gが多いが、3g・5g・7gと合わせて10gも持っておけば激流も長距離もある程度の強風にも対処できる万能ルアーになる。
後はどの層に居るアジをどうやって食わすか‥そこは食わせるタイミングの与え方とメタルジグの食わせる時の姿勢が大きく左右する部分で初めて使うメタルジグなら足元でスイムチェックやバランスチェックをして確認すると良い。

また、アジ狙いならテールにフックを2本+フロントにアシストフック1本というのが現状効率が良いように思える。
テールの2本というのは爆釣ジグの純正フック装着のままの形状を指し、吸い込みやすく口の中で互いが対称の位置にフッキングする事がバラシを軽減させる要素に繋がるからだ。

何にせよ遠くで掛ける魚は面白い。
それに加えて誘って喰わせる要素の高さで言うと、ジグヘッドリグより遥かに高く感じて満足度も高い釣りが楽しめるのだ。


そう言えば、良く引くと思ったら一匹サバが混じってたな‥(^_^;)