皐月賞予想

2012年03月10日

2012年4月15日 JRA GI 皐月賞

今年はどの馬が皐月賞のか、今から既に楽しみです。
ここで、朝日杯フューチュリティステークスを制し、2歳チャンピオンとなったアルフレードに注目してみようと思います。 アルフレードはシンボリクリスエス産駒で、母親がプリンセスカメリア、母父がサンデーサイレンスという血統です。 2011年9月25日、中山競馬場で開催された芝1,600mの新馬戦でデビュー。

1番人気でレースを迎える事となります。血統的に見ても、ここでは正直他の馬に負ける訳にはいかなかったでしょう。

中段でレースを進め、最後の直線では出走メンバー中最速の脚を見せ、粘る先行馬を半馬身かわしてゴールイン。

新馬勝ちを収めました。 そして2戦目。新潟競馬場で開催された芝1,600m、きんもくせい特別へ登録。

ここでも1番人気の支持を集めます。新馬戦同様、中段からの競馬を見せ、最後の直線では又もやメンバー中最速の上がりタイム、3F32.5秒を繰り出し、2連勝を果たします。 そしていよいよ、GIレースである朝日杯フューチュリティステークスへ向かう訳ですが、重賞勝馬やオープンを勝ち上がった他馬を抑え、ここでも1番人気の支持を得ます。

東京スポーツ杯2歳ステークスや札幌2歳ステークスで上位の馬が軒並み朝日杯を回避した為、やや小粒のメンバーとなった感は否めませんでしたが、非常にレベルの高いレースとなりました。

アルフレードは4番手と先行ポジションでレースを展開。

早めに抜け出すと、長く良い脚を披露し、他馬を寄せ付けずそのままゴールイン。

2着に2馬身差を付ける、完勝と言っていい内容でした。

レースタイム1分33秒4は、レースレコード・コースレコードのタイ記録で、シンボリクリスエス産駒として初めて芝のGIタイトルを獲得するに至りました。 アルフレードはまだ芝1,600mの距離実績しかありませんが、皐月賞が行われる中山競馬場で2勝している事は充分プラスの要素です。
三冠馬ナリタブライアン以来、朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬はクラシックタイトルを獲得出来ておらず、この悪夢を祓うべく、皐月賞ではアルフレードを応援したいと思います。


keiba1112 at 11:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)