菊池 月曜日の京都では京都大賞典が行われました、今回はオクノさんと回顧していきます!

推奨2頭での決着!ドンズババ
1009京都大賞典推奨ワンツー

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京都大賞典回顧


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<天候・馬場について>

菊池 先週末から開幕の京都は、土曜日こそ道悪でしたが、お天気も良くなって早々と回復して月曜日には良い馬場状態でしたね。

オクノ 予想通りの好天で、馬場もパンパンの良。持ち時計が無い馬にとっては辛い競馬になりましたよね。

菊池 馬場状態も良好で、例年の開幕週と概ね同水準だったと見ていいでしょうか。

オクノ その見立てで大丈夫だと思います。雨が降って踏み固められた分だけ、後半は少し速かったかもしれませんね。


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<レース展開について>

菊池 一歩目は11番バロンドルフォールあたりの出遅れが目立ちました。それと、内の方で5番ミッキーロケットが、ゲートは出たもののやや内に切れ込むようなシーンがありました。その影響で4番スマートレイアーもやや内にヨレ気味。同時に、たまたま1番プロレタリアトがスタート後に外にヨレた影響で、2番サウンズオブアース、3番シュヴァルグランは挟まれて態勢が悪くなりましたね。

オクノ 内の人気馬は、みな態勢が悪くなって、スマートレイアーあたりは、とくに、想定外の競馬になったんじゃないかな。ゲートでああなると、落ち着かせることに専念しないといけないからね。そこで出していくと引っ掛かってしまう恐れがあるから。それでも少し掛かってしまったから、前半で何かと不安はあったよね。でもさすがは武豊騎手。ちゃんと落ち着かせました。

菊池 スタートを決めて内の好位を獲りに行ったのが8番トーセンバジル。それを外から交わして10番ラストインパクトがハナに立って行きました。大外の15番マキシマムドパリも今回は行き脚がついて2番手へ。その他では13番ハッピーモーメントも徐々に浮上。早めに隊列が決まって、1コーナーへ。

菊池 2コーナーでは10番ラストインパクトが先頭、15番マキシマムドパリが単騎で2番手。3番手の内に8番トーセンバジル。

オクノ このへんの外目の馬は、楽に自分のポジションをとることができた。トーセンバジルにおいては、好走要因の一つだと思います。

菊池 この後ろの列の中に5番ミッキーロケット。外に2番サウンズオブアースが徐々に巻き返して浮上。

オクノ スタートで最も割を食ったのがサウンズオブアースじゃないかな? それをスムーズに押し上げられたのは良かったけど、横山騎手はそもそもそうなった時点で無理をさせないじゃないですか。ミッキーロケットはいつも通りの競馬。少し前目の位置をとったのかな。

菊池 中団より後ろのグループは6番ヒットザターゲット。そして14番レコンダイトがいた後ろの内に4番スマートレイアー。その外に7番フェイムゲーム。3番シュヴァルグランは向こう正面の登り坂手前ではまだ後方2番手でした。

菊池 1000m通過は59.9秒。見た目よりも速いペースで流れていましたね。

オクノ 中距離の時計勝負でやってきた馬たちが先手をとったからね。1分ちょうどぐらいは、彼らにとっては遅いぐらい。でも、馬場状態を考慮すると平均ラップになるのかな。ラップの話だけをするとそうなります。ペースでいうと、気性的なところもかかわってくるから、ハイペースの見方でいいと思いますね。

菊池 3コーナーの坂に差し掛かったあたりから3番シュヴァルグランが徐々に動いて行きました。下り坂を利用して一気にポジションをあげて行き、4コーナーでは中団の外まで浮上。これを目標に7番フェイムゲームのルメール騎手も仕掛けて行きましたね。

オクノ シュヴァルグランがあの位置から早めに仕掛けていくとなると、他も動かざるを得ないよね。周りが見えている騎手は特に。M.デムーロ騎手は絶好のまくり方をしたと思いますが…。結果的に「内がー!」ってことになりましたけど。

菊池 直線、10番ラストインパクトが懸命に粘るところ、ラチ沿いの絶好位で溜めていた8番トーセンバジルの岩田騎手は先頭に立つタイミングを窺っているように見えました。この後方から、京都外回りで内枠を活かすのが得意な武豊騎手が、やはりラチ沿いをジリジリと浮上。

菊池 残り200m過ぎ、満を持して8番トーセンバジルが先頭へ。そこに外から3番シュヴァルグランも迫ってきますが、その間を突いた4番スマートレイアーの脚色が抜群。

菊池 最後は間を割った4番スマートレイアーが計ったように差し切り。武豊騎手は京都大賞典9勝目ということでした。

オクノ 開幕週で、内が有利なことはご存じだっただろうからね。いかに内をうまく立ち回れるかだけを考えていたのかもしれません。そのあたり、ちゃんと競馬をしながら根回ししてるでしょ(笑)

<結果を受けて…>

171009京都大賞典結果

菊池 勝ち時計は2分23秒0。道中も大きく緩まず流れたこともあり、過去10年では2番目の時計が出ました。この好タイムは馬場のよるところも大きいでしょうね。

オクノ 馬場状態がすべてでしょうね。土曜・日曜ともまとまった雨が降ったけど、サーッと乾いたおかげで固めの馬場に仕上がったのかもしれませんね。踏み固められたこともあるでしょう。

菊池 では、上位馬を振り返りましょう。

スマートレイアー

菊池 こちらオクノさんの推奨馬!お見事でした!

1009京都大賞典穴推奨オクノ

菊池 春は鳴尾記念まで、という微妙なローテ。そして、ここからの始動でした。

オクノ 前走は斤量が軽かったからというのがあったのかもしれないね。54Kなら出しておこう、みたいな。距離も延ばしつつ。

菊池 ロスなくきれいに立ち回って、まったく無駄のない競馬でしたね。

オクノ 前半でスムーズさを欠いた分、慎重に乗った感じだったけど、後半は全く無駄がなかったよね。ていうか、武豊騎手が勝ったレースの回顧では、いつも同じようなコメントをしてるような気がするなぁ(笑)。

菊池 次はエリザベス女王杯のようですね。このローテは相性がいいので楽しみです。


トーセンバジル

菊池 こっちは僕の穴推奨。勝ったかと思ったけどなぁ~!(笑)

1009京都大賞典穴推奨菊池

菊池 こちらは新潟記念を使っていた分の強みがあったでしょうか。藤原英厩舎としては、ここを狙った印象のあるローテでしたね。


オクノ うん。それは大きいかも。時計勝負の中距離戦を使っていたのは大きいよね。

菊池 武豊騎手の好騎乗に注目が集まりましたが、岩田騎手も完璧なレース運びでしたよね。

オクノ まさか先行させるとは。岩田騎手の真骨頂ともいえる騎乗でした。やっぱり少し掛かり気味だったけど、それは計算していたはず。ラップコントロールも抜群でした。

菊池 今回の競馬で、終始ロスがあったシュヴァルグラン相手にクビ差。斤量も1キロもらっていたことを考えると、ちょっと一線級相手には足りない感じがしてしまいます。


シュヴァルグラン

菊池 昨年は宝塚記念の後、回復に手間取ってアルゼンチン共和国杯からの始動でした。今年はこのレースから使えたということで、昨秋よりは良い状態で秋を迎えられたという解釈でいいでしょうか。

オクノ いやぁ、どうだろ。本当はもっと体を戻したかったんじゃないかなぁ。この後はジャパンCだとしても、昨年比較だと、昨年のほうが充実してると思うし、今年の春もすごく良かったでしょ。それだけに厳しい競馬を強いてしまったから、なかなか戻り切らないんじゃない?

菊池 今回はもう2戦を見据えた仕上げ。そして、不利な状況がいくつかあった競馬でしたが、この着差なら立派かと思いましたが…。

オクノ スムーズさを欠いたという点においては、そうですね。でも、ここでもちょっと強引な競馬をしてしまったから、個人的には次走もちょっと心配です。


その他

菊池 ミッキーロケットは4着。ゲートは出たものの、1・3着馬に不利を与えながら先着をゆるしています。オクノさんが指摘されていたように、成長面で物足りなさを感じてしまいますね。

オクノ 頭打ち感はありますね。でも、壊れずにちゃんと稼いでるわけだし、立派だと思います。

菊池 フェイムゲームは10着。仕上がりそのものは悪くなさそうでしたが、この高速馬場での2400mだとこの馬には忙しい競馬だったんじゃないかと…。

オクノ そういうことでしょう。斤量もあったし、時計が掛かる馬場ならまた結果は違ったでしょうね。

菊池 サウンズオブアースは13着と大敗してしまいました。衰えてきてしまったのでしょうか。

オクノ シュヴァルグランと同じで、一昨年の秋以降ずーっと状態が良くて、結果も出ていたからね。下降線をたどっているのは間違いないでしょう。


<教訓まとめ>

・4回京都の開幕週、絶好の馬場状態で行われるとあって内枠が有利。内枠を活かせた馬とそうでなかった馬との差は大きかった。

・ほぼ例外なくG1級が集まる別定G2。今回のようにG1クラスに実績や豊富な経験のある馬が複数出走すると、例え多頭数でも紛れは起こりにくい。

・G1級は先を見据えた仕上げで挑むので、隙を突けるとしたら今回のトーセンバジルのようなローテ。新潟記念組は予てより好相性のローテだが、サマーシリーズを戦いぬいての「前走新潟記念」ではなかったことを覚えておきたい。トーセンバジルのように、好走するのは叩き台としての新潟記念組。

<次走巻き返し警戒馬>

<オクノ> 
・なし 

<菊池> 
・シュヴァルグラン
…昨秋はもう少し皮膚感を厚ぼったく見せる仕上がりだったが、春の良かった頃に向かっていくような体つきに見えた。今年はジャパンCに向けてゆとりのあるローテで挑める。今なら2400mでも速力負けしないかも。また、昨秋は後半2戦で枠順に泣いていた。

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<菊池> では、今回の回顧はここまでです。今週末は平地重賞が2つなので、秋華賞・府中牝馬Sともに京介さんとお送りします。